シルベスター・スタローン主演・監督、『エクスペンダブルズ』、10/16、ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野にて鑑賞。2010年42本目。
先週鑑賞した『ナイト&デイ』は如何にも80年代的作品でした。
一番顕著だったのが銃撃戦の真っ最中にキャメロン・ディアスから「私に会いたくなかったの?」と聞かれたトム・クルーズが、(銃撃戦の真っ最中であるにも関わらず)建物の陰からキャメロンの方に歩み寄ると「会いたかったに決まってるじゃないか」と優しく微笑むシーンですね。
傍から見たら「アホか!」って言いたくなります。そんなことをやってる場合じゃなかろう、と。
でもこれこそが80年代なのですよ。
銃弾の雨嵐に主人公が身を晒しても一発も銃弾を喰らうことがない、というリアリティのない演出が。
もちろん監督のジェイムズ・マンゴールドは狙ってそれをやってるわけです。
おそらくマンゴールドは、トム・クルーズとキャメロン・ディアスという(多少年を食った)二大スターの共演作の監督を任されると決まったとき、これしかない!と腹を括ったんじゃないでしょうか。想像ですがそう思います。
一方スタローンの『エクスペンダブルズ』もまた80年代テイストの溢れる作品です。
しかしマンゴールドが狙ってやったのに比べ、スタローンの場合は狙うも何も「俺にはこれしかないんじゃあああああ!!!」とばかりに、『エクスペンダブルズ』は思いっきり直球勝負の、捻りもなければリアリティもない、ストーリーと呼べるものもほとんどない、あるのは筋肉と銃弾と爆発、それに男たちの矜持だけ、という80年代的アクション映画でした。
なので、例えばアーノルド・シュワルツェネッガーの『コマンドー』や『レッド・ブル』、スタローンの『コブラ』や『ランボー』シリーズ、それにスティーブン・セガールの主演作(この人、なんで『エクスペンダブルズ』のオファーを断っちゃったんでしょうね?)などのアクション映画が理屈抜きで好き!!という方には絶対的にお薦めですけど、そうじゃないって人は本作が楽しめるかどうかは微妙、、、っていうか正直楽しむのは難しいと思います。
お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
先週鑑賞した『ナイト&デイ』は如何にも80年代的作品でした。
一番顕著だったのが銃撃戦の真っ最中にキャメロン・ディアスから「私に会いたくなかったの?」と聞かれたトム・クルーズが、(銃撃戦の真っ最中であるにも関わらず)建物の陰からキャメロンの方に歩み寄ると「会いたかったに決まってるじゃないか」と優しく微笑むシーンですね。
傍から見たら「アホか!」って言いたくなります。そんなことをやってる場合じゃなかろう、と。
でもこれこそが80年代なのですよ。
銃弾の雨嵐に主人公が身を晒しても一発も銃弾を喰らうことがない、というリアリティのない演出が。
もちろん監督のジェイムズ・マンゴールドは狙ってそれをやってるわけです。
おそらくマンゴールドは、トム・クルーズとキャメロン・ディアスという(多少年を食った)二大スターの共演作の監督を任されると決まったとき、これしかない!と腹を括ったんじゃないでしょうか。想像ですがそう思います。
一方スタローンの『エクスペンダブルズ』もまた80年代テイストの溢れる作品です。
しかしマンゴールドが狙ってやったのに比べ、スタローンの場合は狙うも何も「俺にはこれしかないんじゃあああああ!!!」とばかりに、『エクスペンダブルズ』は思いっきり直球勝負の、捻りもなければリアリティもない、ストーリーと呼べるものもほとんどない、あるのは筋肉と銃弾と爆発、それに男たちの矜持だけ、という80年代的アクション映画でした。
なので、例えばアーノルド・シュワルツェネッガーの『コマンドー』や『レッド・ブル』、スタローンの『コブラ』や『ランボー』シリーズ、それにスティーブン・セガールの主演作(この人、なんで『エクスペンダブルズ』のオファーを断っちゃったんでしょうね?)などのアクション映画が理屈抜きで好き!!という方には絶対的にお薦めですけど、そうじゃないって人は本作が楽しめるかどうかは微妙、、、っていうか正直楽しむのは難しいと思います。
お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。