この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

今日は何の日♪

2010-10-06 22:06:19 | 新作映画
 十月六日が何の日か、ご存知ですか?
 十月二日が「豆腐の日」、十月三日が「登山の日」、十月四日が「いわしの日」(「天使の日」、「投資の日」でもある。イワシが好きな人、天使が好きな人、及び証券投資する人はダジャレ好きってことがわかる。)、十月五日は飛ばして(語呂合わせによる記念日はないみたい)、本日十月六日はそう、「トムの日」です。

 トム・ハンクス、トム・サヴィーニ、トム・べレンジャー、その他全世界のトムさん、おめでとうございます♪

 あ、そうだ、大事なトムを忘れてましたよ。
 トムといえば、やっぱり『トムとジェリー』のトムですよね。
 おめでとう、トム!君の勇姿は忘れないよ!!

 って白々しいですかね。笑。

 映画『ナイト&デイ』が本上映の十月九日を前に「トムの日」である今日、先行上映されました。
 こんな平日に先行上映されてもな~と思うのですが、どれぐらいの人が観に行ったんでしょうね。
 フツーに一週間前に先行上映してくれたら観に行ったのにな。

 自分から見たトム・クルーズはその世界では稀有な才能を有するものの、プライヴェートでは奇行が目立つ人、です。
 まぁ有名どころの俳優は奇行が目立つ人が多いけどね。

 同じく『ナイト&デイ』でヒロインを演じたキャメロン・ディアスはハリウッド一化粧が上手な女優、です。
 ハリウッドビューティーの一人と目される彼女ですが、【キャメロン・ディアス、素顔】などで検索するとかなり衝撃的な画像を目にすることが出来ます。例えばこちら(見る前に相当の覚悟を!!)。
 どうです、かなりのものじゃないですか?
 幸太郎さん曰く、最後の写真は、どう見てもゾンビ、だそうです。
 確かに。笑。

 でもこの写真を見て思うんですよ。
 ゾンビ並みの容姿の女性が、化粧一つでハリウッドビューティーに生まれ変わる。
 ならば世の女性の大概は(ゾンビ以下の容姿の女性を除いて)、ハリウッドビューティーになりうるのではないかって。
 ならば本当に大切なのは外見ではなく、内面なのではないのか。

 まぁ違うかもしれないですけどね。笑。

 ともかく、十月九日から公開される『ナイト&デイ』のヒロインを演じるキャメロン・ディアスはすっぴんがゾンビ、ってことを覚えておくと同作が二倍楽しめるかもしれませんし、二分の一しか楽しめないかもしれません(どっちだ!)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近買った漫画、小説など。

2010-10-05 22:41:02 | 漫画・アニメ
 最近はすっかり本を買わなくなりました。

 乙一や森見登美彦や伊坂幸太郎など、よっぽどの贔屓の作家なら別ですが、ネットで評判になってる本や、本屋で面白そうな本を見つけても、衝動買いすることはなくなりました。
 それどころか、米澤穂信や貴志祐介の新作もそのうち図書館で借りられるだろうと購入を見送りました。
 図書館に頼りきりの読書スタイルってのはあまりよくないとは思うんですけどね。

 そんな自分ですが、久しぶりに初見の作家の小説を買っちゃいました。
 買ったのは『ワールド・ウォーZ』(マックス・ブルックス著)。
 世界ゾンビ大戦終結十年後、生き残った人々が何を体験し、どのようにして生き残ったかを語るインタビュー形式の(似非)ドキュメンタリー小説です。
 世界ゾンビ大戦なんていうインチキ臭い言葉を聞くと、中身までバカっぽいものを想像するかもしれませんが、内容はどこまでもリアルなんです。
 たぶん、これまで刊行された小説の中でもっとも深くゾンビについて考察された作品ではないでしょうか。
 無類に面白く、おかげで伊坂幸太郎の新作『マリア・ビートル』も読むのが遅れそうです。

 漫画も何冊か続けて買いました。
 まずは明日からアニメが始まる『神のみぞ知る世界』(若木民喜作)の十巻。
 自分のお気に入りの漫画がアニメになるというのは感慨深いものがあります。
 特にこの作者の場合は前作が打ち切りの憂き目に合ってるからね。。。
 可愛い女の子が好き!!という方はよかったらアニメを見てあげてください。

 それから『とめはねっ!』(河合克敏作)の七巻。
 NHKのドラマにもなったから知ってる方も多いのではないでしょうか。
 現在の書道ブームの火付け役でもありますよね。
 相変わらずの面白さです。

 あともう一冊、『恋愛怪談サヨコさん』(関崎俊三作)。
 憑依体質のサヨコさんが稲葉くんという男の子に一目惚れするというお話です。
 とにかくサヨコさんが可愛いんです。
 サヨコさんの暴走ぶりが笑えます。

 ま、こんなところかな、、、おっとあと一冊買った本があったんだっけ。
 ニコリの『ポケット数独8』。
 今さっきは如何にも「現在『ワールド・ウォーZ』を読んでます!」みたいな書き方をしてしまいましたが、嘘です、これのせいでじぇんじぇん読めてません(『マリア・ビートル』なんていつになることやら)。
 レベル9の一問目があっさり解けたので「やるじゃん、オレ」と思ったんですが、そのあと五問か六問続けて解けんかった・・・。
 ま、これも早く読めというゾンビの呪いだと思います。。。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羨ましくなんて、、、

2010-10-04 23:53:14 | 漫画・アニメ
 昨日の続きってわけではないですが。

 ホント違法DLをする輩の気持ちがわかりません。
 例えばこれが一般には流通していない幻の作品で、鑑賞するには違法DLをするしかない、っていうならわからないでもないです。
 でも別段そういうわけでもないようですからね。
 ツタヤに行けばフツーにDVDが借りれる作品をどーして違法DLする?あなたは究極の出不精ですか?それともわずかなレンタル料金が惜しい?
 もしくはあと一週間待てば劇場で公開される新作映画を違法DLする人はその一週間が待てないんですかね?人より一週間早く見たことを他人に自慢したい?それとも自己満足に浸っている?

 単に時間潰しで違法DLをしてるっていうのなら、テレビの地上波で充分じゃん!!っていいたくなります。
 地上波だって充分番組は充実してるよ。
 ざっと番組表を見てみると、テレビ東京では昼間っから『CSI:マイアミ5』をやってるし(丁度今ツタヤでシーズン5のvol.5と6を借りてきた自分の立場は?っていうか、今シーズン5をやってるってことはこれまでシーズン1~4を放映してたってこと?全然気づかんかった。)、NHK教育では土曜の十一時から放送してる『カイルXY』って面白そうだし、その他深夜アニメやバラエティ、連続/単発ドラマなどなど、面白そうな番組はいくらだってあるけどな。
 自分は面白そうだけど、時間がなくて見るのを諦めた番組も多いですけどね。
 わざわざ違法DLしてまで映画やドラマを見てる人ってそんなに暇なのかな?
 自分には地上波のテレビがあればそれで充分です。

 同じ理由で我が家ではWOWOWなど衛星放送の契約をしていません。
 地上波のテレビの番組だって全部は見切れてないんだから、衛星放送を見る必要はない、という考えによります。
 これまで一度だって衛星放送が必要だと思ったことはないですし、衛星放送を視聴できる人を羨ましいと思ったことはありませんでした。 
 これまでは。

 今週号のテレビブロスを見るともなしに見ていて気づいたんですよ。
 な~んと、NHK衛星第2で10/6から『ペリーヌ物語』の再放送が始まるじゃないですか。
 これは見たい!!めちゃめちゃ見たい!!

 『ペリーヌ物語』といってもほとんどの方はご存知ないでしょう。
 『アルプスの少女ハイジ』や『赤毛のアン』と同じ世界名作劇場なのですが、この作品は他作品に比べ何故か一際知名度が低いんですよね。
 でもすごくいいんですよ。
 自分はテレビアニメで百点満点をつけられるのは『未来少年コナン』だけなのですが、『ペリーヌ物語』はそれに次いで好きです。
 テレビアニメを見ていて泣けたのは後にも先にもこれだけです。しかも二度も!!
 DVDボックスも出来たら欲しいんですが、まともに買ったら四万円前後するシロモノなんですよね(バッタものは大量に出回ってるけど)。むぅ、買えない。

 その『ペリーヌ物語』が衛星放送で放映!!
 自分だったら永久保存しますよ!!
 初めて衛星放送を視聴できる人が羨ましいと思いました。
 視聴できる方は是非ご覧になってください!!
 泣けますよ!!(泣けるのは第四十九話だけど。笑。)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新コミュニティ、始めました。

2010-10-03 21:26:54 | インターネット
 ある漫画のことを面白い!!と褒めるのも面白くない!!と貶すのもそれはまったくの自由だと思います。
 それはもちろん漫画に限ったことでなく、小説も、映画も、演劇も、芸術も、そう。
 面白いとか、面白くないとかいうことは誰かに強制されて思うことじゃないからです。

 しかし、本屋で万引きした漫画を「この漫画、マジでつまらんかった!!」というのはどうでしょう。
 ない、ですよね。ありえない。
 万引きした奴が万引きした本について、面白いとか、面白くないとか、あれこれ語る資格はないと思います。

 同様に、インターネットで違法DLして鑑賞した映画についていろいろレビューしてる人を見かけますが、それもない、と思います。
 誰でもやってることなんだから、五月蝿く言わなくていいじゃん、みたいな開き直りをする人もいますが、その言い訳はまったくもって正当性の根拠になっていません。
 それって、「○○ちゃんがやってたから私もやりました」っていう小学生レベルの言い訳ですよ。言い分けのレベルが低すぎる。

 かように、映画の違法DLを嫌悪する自分なのですが、ミクシィで新しいコミュニティを始めました。
 そのコミュニティの名前は『マイナー映画地位向上委員会(仮)』
 このコミュが違法DLとどう関係してくるかというと、実はコミュの活動の一環で、コミュの参加者同士でそれぞれが所有する(マイナー映画の)DVDの貸し借りが出来ないかって思っているところなのです。

 このことに関してはずいぶん考えました(なのでコミュを設立してここに紹介するまで結構時間が経ちました)。
 これって映画の違法DLと大差ないんじゃないかって。
 著作権の問題に抵触するんじゃないかって。
 
 しかし、最終的に自らにGOサインを出すことにしました。
 まず、違法DLは文字通り違法ですが、自分が所有するDVDを個人が鑑賞する目的で知人に貸す、譲ることは合法だという結論に達したからです(著作権の専門家ではないので自信はありません)。

 それに、自分が所有するマイナー映画のDVDを自分の手元に置いたままでは、その映画について誰かと語ることは一生出来ないからです。
 せっかく面白いと思える映画のことを知ったのに、それについて誰とも語れないっていうのは寂しいじゃないですか。

 というようなコミュを始めたので、コミュの趣旨に賛同してくださる方、参加してもいいよ~という心優しい方は是非参加してください(何しろ現在コミュの参加者が自分を含めて二人しかいないんだよね。。。)。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009年劇場鑑賞映画一覧(九月末まで)。

2010-10-02 23:04:04 | 新作映画
 本文とはまーったく関係ないんですけど、10/1から公開されている柴咲コウ主演の『大奥』の基本設定がよくわかりません。
 謎の疫病によって男性の八割が死滅した、ってところまではいいとして、だからといって女性が男性に代わって権力を手中に収めるっていう構図がわからない。八割の男性が死滅したのであれば、残る二割の男性にさらに権力が集中すると思うけどな。
 少なくとも残った二割の男性の中から健康な三千人を選び出し、大奥でそれを独占してたら、世の女性が「男を返せ~!」って反乱を起こしそうなものだけど。
 まぁ漫画が原作ってことなのでそこら辺の考察はテキトーなのかもしれないし、もしくは逆に作品の中でその設定に上手く説得力を持たせているのかもしれませんけどね。
 映画を観に行かれた方はそこら辺のことをどう思いました?

 閑話休題。

 九月末時点で四十本映画を観に行きました。
 よし、年間六十本ペース!!と思ったのですが、よくよく計算してみると全然違ってました。
 計算では年間五十三本ちょっとってところですが、この時期になるとさすがに年内に何を観るか大体わかるので、実質五十本行けばいいペースかな。
 まぁ一年間に観る映画の本数が五十本だろうが、五十三本だろうが、六十本だろうが、いっそ百本だろうが人様にはどーでもいいことだと思いますが。。。


 *リンク先は拙ブログのレビュー記事です。 

40.【蛮幽鬼】(9/28、Tジョイ久留米での試写会にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★★

39.【十三人の刺客】(9/25、ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★☆

38.【ソフトボーイ】(9/18、古湯映画祭にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

37.【悪人】(9/7、Tジョイ久留米での試写会にて鑑賞)
  お気に入り度は★☆、お薦め度は★★★

36.【ゾンビランド】(9/4、シネ・リーブル博多にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★☆

35.【ぼくのエリ 200歳の少女】(9/4、シネ・リーブル博多にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★

34.【魔法使いの弟子】(8/13、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★

33.【ソルト】(7/31、ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆

32.【インセプション】(7/19、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★

31.【エアベンダー】(7/19、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度は☆、お薦め度は☆

30.【借りぐらしのアリエッティ】(7/13、ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★、お薦め度は★★☆

29.【トイ・ストーリー3】(7/10、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

28.【ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い】(7/3、シネ・リーブル博多にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

27.【ヒックとドラゴン】(6/22、ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野での試写会にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★★、お薦め度は★★★★★

26.【ザ・ウォーカー】(6/19、ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★、お薦め度は★★☆

25.【アイアンマン2】(6/12、ワーナー・マイカル・シネマズ・筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

24.【告白】(6/5、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

23.【レギオン】(5/22、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

22.【グリーン・ゾーン】(5/15、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★

21.【9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~】(5/8、ユナイテッド・シネマズキャナルシティ13にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★、お薦め度は★★☆

20.【誰かが私にキスをした】(4/28、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は☆、お薦め度は☆

19.【ウルフマン】(4/25、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★☆、お薦め度は★☆

18.【タイタンの戦い】(4/25、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆

17.【春との旅】(4/20、Tジョイ久留米での試写会にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★★

16.【アリス・イン・ワンダーランド】(4/17、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★★☆

15.【シャッター・アイランド】(4/10、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★、お薦め度は★

14.【第9地区】(4/10、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★☆

13.【シェルター】(3/27、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

12.【アーマード 武装地帯】(3/27、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は★★、お薦め度は★★

11.【シャーロック・ホームズ】(3/14、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★☆

10.【ハート・ロッカー】(3/14、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

9.【コララインとボタンの魔女】(2/20、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

8.【インビクタス/負けざる者たち】(2/6、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★☆

7.【ゴールデンスランバー】(1/30、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

6.【ラブリーボーン】(1/30、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
  お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆

5.【Dr.パルナサスの鏡】(1/23、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★、お薦め度は★★☆

4.【かいじゅうたちのいるところ】(1/16、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞)
  お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆

3.【マッハ!弐】(1/16、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞)
  お気に入り度は★、お薦め度は★

2.【今度は愛妻家】(1/12、Tジョイ久留米での試写会にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★☆

1.【キャピタリズム マネーは踊る】(1/9、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

 ★は五つで満点、☆は★の半分です。


 *2009年劇場鑑賞映画一覧

 *2008年劇場鑑賞映画一覧

 *2007年劇場鑑賞映画一覧

 *2006年劇場鑑賞映画一覧
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『蛮幽鬼』、ちょっとお高いけど、観る価値は充分アリ!!

2010-10-01 20:42:37 | 新作映画
 上川隆也主演、ゲキXシネ『蛮幽鬼』、9/28、Tジョイ久留米での試写会にて鑑賞。2010年40本目。


 映画館は映画を観る場所、という先入観の元で公開作品の一覧を眺めると、そこに映画以外の作品が案外載ってて驚かれるかもしれません(っていうほどはないか)。
 ワールドカップの最中は「ぱぶりつくびゅういんぐ」とやらで日本戦が中継されていたらしいですし、あとAやらPやらのコンサートを録画したものが3Dで上映されたりもするようです(このAとPって誰かわかる?)。

 自分は熱烈なサッカーファンというわけではないのですし、AやPのコンサートをわざわざ劇場まで観に行くということもありえませんが、そういった映画以外の演目が映画館で上映されるのを見るにつけ、この業界の人たちもいろいろ試行錯誤をやってるのだなぁと素直に感心します。

 映画館で演劇の映像を楽しむという、劇団☆新感線のゲキXシネもそんな試みの一つなのではないでしょうか。
 元々演劇と映画は同じ娯楽ではあっても、好対照なものだと自分は思ってました。
 演劇ってライブ感こそ命、みたいなところがあるじゃないですか。
 役者と観客が一体になってこそ、その演劇は成功した、といえます。
 一方映画にはライブ感なんてものはないし、観客は既に完成したものを鑑賞するだけです。それ以上でも以下でもない。

 なので、劇団☆新感線のゲキXシネが地元のシネコンで上映していてもあまり興味が持てませんでした。
 演劇はライブで観てこそ価値があるもの、という固定観念があったのです。

 ただ今回、試写会に当たり、ゲキXシネを観る機会を与えられ、考えを改めました。
 ゲキXシネ、これはよいですね。思っていたよりもずっとよかったです。

 もし劇団☆新感線の本公演を観る機会があるのなら、そちらの方がよいと思います。
 上述の通り演劇はライブ感こそ命だからです。
 たぶん、ですが、ゲキXシネを観て得られる感動は、本公演で得られるそれの半分ぐらいではなかろうか、と推測します。

 しかしながら言うまでもなく、人気劇団の本公演なんてそうそう観る機会はありません。地方在住者ならなおさらです。
 例え半分の感動であっても、人気劇団の演劇を観る機会を地方在住者にも与えるゲキXシネという試みは非常によいと思うのです。

 先ほどから感動が半分ぐらいだとまるで酷評するような言い方をしましたが、それはあくまで本公演に比べたらであって、ゲキ☆シネを単独で評価すると、自分がこの一年に観た映画の平均よりもはるかに出来がいいです。
 
 まず何といっても目を奪われるのは舞台衣装を始めとして、小道具、大道具など舞台を構成するすべての要素の豪華絢爛さ。
 自分はこれまで演劇といえば、如何に金をかけずに舞台を作るか、ということが至上の命題である地方劇団のそれしか観たことなかったのですが(それはそれで嫌いじゃないです)、劇団☆新感線は、ほんのワンシーンしか登場しない端役であっても贅を尽くしたかのような煌びやかな衣装を身に纏ってるんです。
 舞台衣装を見るためだけでも観に行く価値がある、というのは言い過ぎでしょうか。

 役者陣の熱演ももちろん見ものです。
 演劇だけあって主役の土門を演じた上川隆也を始め、俳優陣は全員オーバーアクト気味なのですが、観ているうちにそれも気にならなくなって、演劇にさほど興味がない自分さえもスクリーンに映し出される土門の表情、汗、息、それらを生で観てみたかった、と思えました。
 先ほどゲキXシネは地方在住者に人気劇団の演劇を見る機会を与える試みだと書きましたが、それは同時に本公演への誘いでもあると思います。
 いわば単なる記録映像でしかないゲキXシネでこれほどの感動が与えられるのであれば、本公演はどれほどのものだったのか、そう思ったのは自分だけではないはずです。

 ゲキXシネに唯一難があるとすれば通常の映画に比べ、鑑賞料金が割高であるということでしょうか。
 通常の映画の鑑賞料金が¥1800であるのに対し、ゲキXシネは¥2500します。
 ただこれは決して高くないです。
 何しろゲキXシネは前半一時間四十五分、後半一時間十五分、間に休憩が十五分と三時間を越える大作ですし(長さはまったく感じません)、さらにいえば本公演はこの金額の四倍、五倍は軽くしたであろうと容易に推測できるからです。

 演劇に興味がある方、ファッションに興味がある方、また贔屓の役者が出ているという方、たまには変わった演目を観てみたいという方には本作は強くお薦めします。

 お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする