この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

2013年劇場鑑賞映画ワースト5。

2013-12-21 22:23:00 | 新作映画
 2013年劇場鑑賞映画ワースト5です。
 面白かった作品を選ぶベストテン企画は好きだけど、面白くなかった作品を選ぶワーストテン企画は嫌いという人がいますが、自分には「?」ですね。
 10本の映画を観たとして、面白かった作品から一位、二位と順位をつけていくのがベストテン企画だとしたら、それって逆から見たら同時にワーストテン企画になると思うんだけど。
 それともベストテンの最下位とワーストテンの一位では意味合いが違うと考えてるのかなぁ。

 自分はその年で一番優れた映画に対して贈られるアカデミー賞と同じぐらいに最悪の映画に対して贈られるラジー賞も楽しんでますけどね。
 ワーストテン企画を嫌う人ってラジー賞も嫌いなのかなぁ。
 
 とにかく、自分はワースト作品を選ぶこともそれなりに意義のあることだと思っているのです。
 ただ、今年は61本も観た割には、駄作が不作でワースト作品を10本も選べませんでした。う~~ん、残念!(いや、いいことなんだけど)
 
 ではワースト5の発表です。
 
《5位》『ジャンゴ 繋がれざる者』 
 たぶん映画好きでこの映画をワーストに選ぶ人はいないと思います。でも自分は、、、面白くなかったんだよなぁ。タランティーノとは合わないとしか言いようがないです。

《4位》『オズ はじまりの戦い』
 この映画もねぇ、世間一般の評価はかなり良かったみたいなんですが、自分にはまったく面白くなかったです。

《3位》『グランド・マスター』
 様式美だけを追求した映画は自分には受け入れがたいということがわかりました。

《2位》『ハングオーバー!!!最後の反省会』
 シリーズものでありながら前作までの設定がなかったことになっている作品って大っ嫌いなんですよね。パート1は傑作だったんだけどなぁ。

《1位》『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』
 栄えある(いや、ない)第一位はこれ。今年観た中でぶっちぎりで面白くなかったです。
 この映画、困ったことに前作はそれなりに面白かったんですよねぇ、続編が作られたら観に行こうか!と思えるぐらいに。
 なのになぜ、出演者も監督も脚本家も原作も同じでこれほど面白くないのか、不思議でなりません。

 以上ワースト5でした。
 
 いやぁ、面白くない作品を面白くなかった!と書くのは気分がスッキリしました!(やな性格だな)
 5作品の中に好きな作品があったって人、ゴメンなさい。
 でも、どんな映画を面白いと思い、面白くないと思うのかは人それぞれなので、そういうこともあるかと思って軽く流しちゃってくださいね。
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2013年劇場鑑賞映画一覧。

2013-12-20 22:23:06 | 新作映画
 2013年は劇場で61本映画を鑑賞しました。鑑賞本数の年間最多記録です。
 11月の9本というのも月間記録だと思います。我ながらよく観た!

 劇場別の鑑賞本数です。
《1位》イオンシネマ筑紫野 31本
《2位》ユナイテッドシネマキャナルシティ13 16本
《3位》Tジョイ博多 4本
《4位》TOHOシネマズ天神 3本
《4位》Tジョイ久留米 3本
《6位》KBCシネマ 2本
《6位》ユナイテッド・シネマトリアス久山 2本
 家からほど近いイオンシネマ筑紫野がダントツで1位でした。ポイントによる無料鑑賞システムもあるしね。
 2位のキャナルはここでしか上映していない作品が多いので自然と観る機会も増えました。
 3位以下はどんぐりの身体測定ですね。
 本当は中洲大洋やシアター・シエマのような一昔前の感じの劇場が好きなので、出来たらこの二館で映画を観たかったんですけど、今年は行く機会がありませんでした。
 来年は行ってみたいなぁ。


 以下リンク先は拙ブログのレビュー記事です。


1.『レ・ミゼラブル』(1/1、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★★

2.『鈴木先生』(1/12、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★

3.『LOOPER/ルーパー』(1/12、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆

4.『96時間リベンジ』(1/12、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

5.『テッド』(1/19、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

6.『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2/2、TOHOシネマズ天神にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

7.『アウトロー』(2/2、TOHOシネマズ天神にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

8.『ムーンライズ・キングダム』(2/9、Tジョイ博多にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

9.『ゼロ・ダーク・サーティ』(2/16、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

10.『フライト』(3/2、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★☆

11.『ジャンゴ 繋がれざる者』(3/2、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★、お薦め度は★★★

12.『横道世之介』(3/9、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★☆

13.『オズ はじまりの戦い』(3/9、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞)
   お気に入り度は★☆、お薦め度は★★

14.『キャビン』(3/16、Tジョイ博多にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★

15.『クラウドアトラス』(3/17、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★☆

16.『シュガーマン 奇跡に愛された男』(3/31、KBCシネマにて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★★、お薦め度は★★★★★

17.『舟を編む』(4/11、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野の試写会にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

18.『天使の分け前』(4/13、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★★

19.『HK変態仮面』(4/13、Tジョイ博多にて鑑賞)
   お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★★

20.『アイアンマン3』(4/29、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

21.『ラストスタンド』(5/6、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

22.『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(5/12、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★、お薦め度は★

23.『きっと、うまくいく』(5/19、KBCシネマにて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★★、お薦め度は★★★★★

24.『ポゼッション』(6/1、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★☆

25.『グランド・マスター』(6/1、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★、お薦め度は★★

26.『エンド・オブ・ホワイトハウス』(6/9、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

27.『オブリビオン』(6/15、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

28.『アフターアース』(6/23、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

29.『ハングオーバー!!!最後の反省会』(6/29、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★、お薦め度は★★☆

30.『ワイルド・スピード EURO MISSION』(7/6、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

31.『モンスターズ・ユニバーシティ』(7/7、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

32.『サイレントヒル:リべレーション3D』(7/12、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★

33.『風立ちぬ』(7/21、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★★

34.『ローン・レンジャー』(8/4、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★☆

35.『ワールド・ウォーZ』(8/10、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★、お薦め度は★★

36.『パシフィック・リム』(8/10、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

37.『ホワイトハウス・ダウン』(8/17、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

38.『スタートレック イントゥ・ダークネス』(8/24、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

39.『マン・オブ・スティール』(8/31、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆

40.『オーガスト・ウォーズ』(9/8、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

41.『ウルヴァリン:SAMURAI』(9/16、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★

42.『ウォーム・ボディーズ』(9/21、Tジョイ博多にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★

43.『エリジウム』(9/23、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★☆、お薦め度は★☆

44.『地獄でなぜ悪い』(9/28、Tジョイ久留米にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

45.『死霊館』(10/14、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★☆

46.『クロニクル』(10/14、TOHO天神にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★☆

47.『トランス』(10/18、Tジョイ久留米にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

48.『グランド・イリュージョン』(10/26、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

49.『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』(10/26、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★★

50.『42~世界を変えた男~』(11/1、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆

51.『セブン・サイコパス』(11/3、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★☆

52.『キャリー』(11/9、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★☆、お薦め度は★★☆

53.『清須会議』(11/10、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

54.『マラヴィータ』(11/17、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

55.『武器人間』(11/17、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

56.『かぐや姫の物語』(11/24、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

57.『キャプテン・フィリップス』(11/29、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

58.『ザ・コール 緊急通報指令室 』(11/30、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

59.『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(12/1、Tジョイ久留米にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★

60.『47RONIN』(12/8、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆

61.『ゼロ・グラビティ』(12/14、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞)
   お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★☆




  ★は五つで満点、☆は★の半分です。


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史実ってそんなに重要なのか?

2013-12-19 22:00:38 | 新作映画
 ある映画を観て、面白い、面白くないと思うのはその人の自由だと思っています。
 なぜなら、それまで生きてきた人生が人それぞれ違うのですから、映画を評価する際のポイントも違っていて当然だからです。
 自分のフェイバット・ムービーは『ショーシャンクの空に』ですが、この映画が嫌いだという人がいても別段不思議ではないし、腹も立ちません。
 逆に嫌いな理由をきちんと説明してくれたら、そういう見方もあるのかと感心することもあるぐらいです。

 しかし、先日とある映画に関するまとめ記事を読んでいて(こちら)、非常に不愉快な思いをしました。
 その映画とは山本兼一の直木賞受賞作を映画化した『利休にたずねよ』です。

 最初に断わっておくと、自分はこの映画を観てはいません。観る気もないです。単純に言って趣味ではありません。

 にもかかわらずなぜブログに取り上げる気になったかというと、そのまとめ記事は『利休にたずねよ』を徹底的に否定する内容だったのですが、否定する理由が一言で言えば「史実と異なるから」だったからです。

 あのさぁ、、、言っちゃなんだけど、「史実」ってそんなに重要ですかね?
 「史実」を基にした映画を作る場合、「史実」に忠実でなければならない?
 馬鹿馬鹿しいって思いますけどね。
 過去に作られた「史実」を基にした映画だって、「史実」に忠実に作られたものなんてないんだから。
 だいたい「史実」なんて言ったって、何百年も前に起こったことなんて細かいところまではわかっていないんだし。
 桶狭間の戦いでどうして数で劣る織田軍が今川軍を破ることが出来たのかはわかっていないし、明智光秀がなぜ主君である織田信長を弑したのかもわかっていない。
 歴史なんてわかってないことだらけなのに、何ゆえ忠実でなければならないのか。
 
 「史実」っていうのは結局史書ではこう記されています、ってことなんですよね。
 だから、史書で記されてない部分でこんなことがあったのかもしれないと想像の翼を広げるのはまったく自由だと思うのだけれど。
 それを一々「史実と異なる」だの「歴史の捏造」だのと騒ぎ立てるのは頭が悪すぎます。

 まとめ記事のコメント欄には「茶の湯の起源が高麗にあるなどと誤解させる映画は許しがたい」みたいなことが書かれてあるのですが、映画レピュアーのカゲヒナタさんによるとそんな主張はされていないそうです(こちら)。
 観る人が観れば違うのだなぁと思いました。
コメント (7)
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折り紙建築のオリジナルに挑戦♪

2013-12-18 20:18:17 | 折り紙・ペーパークラフト
 先日ワークショップに参加した折り紙建築が面白かったので、いくつかオリジナル作品に挑戦してみました。


 まずは定番と言っていいですね。作品名《蝶々》。


   


 蝶々やカブトムシなどの昆虫は左右対称なので折り紙建築とは相性がいいようです(折り紙建築は別段左右対称じゃなければいけないというわけではありませんが)。
 今回は切り込みだけで切り取りはなし。切り取りをすればもっと複雑な模様が出せるのでしょうが、しばらくは切り込みだけでやってみようかと思ってます。


 さて、次に何を作ろうかと思って、ふと見たらテレビ雑誌があったのでそこから頂きました。


   


 作品名《タモリ》。
 あんまり似てませんが、言い訳をさせてもらうと折り紙建築って下描きの段階でそっくりでも、立体化させるとどうしても細面になってしまうんですよね。
 まぁ自分の場合下描きの段階で似てませんでしたが。涙。


 最後にもう一つ。
 クリエイターって常に見る者をあっ!と言わせたいという欲求を抱えてるんですよね。
 自分もクリエイターの端くれなので、あっ!と言わせるようなものを作ってみました。










   


 作品名《あっ!》。
 まんまやんけ!って思われた方、その通り!!
 字面を反転させることを忘れなければそんなに難しくありません。

 以前、連鶴を作っていたときはアイディアが頭の中に浮かんでも、それを形にするのにすごく時間がかかったのですが、折り紙建築はパパッと出来るのでいいですね。
 また何か作ってみたいと思います。
 逆にこれなんか出来ますか?というようなリクエストなども受け付けます。
 といってもリクエストには何でも応じるってわけにはいかないですけどね。
コメント (8)
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このミステリーがすごい!2014年版を買いました。

2013-12-17 22:37:38 | 読書
 このミステリーがすごい!2014年版を買いました。
 このミステリーがすごい、通称にして略称のこのミスを買うと、毎年同じことを言ってる気がします。去年も一昨年も言った気がする。たぶん、ここ三十年ぐらいはボケたジーサンが「ヒサエさん、わしの晩御飯はまだかのう?」って晩御飯を食べ終わった後に聞くのと同じぐらい繰り返してます。
 何を繰り返してるかというと、このミスを買うと思うのは、面白そうな小説がいっぱいあるな~ってことではなくて、面白そうな小説はみんな高いな~ってことです。
 国内編の一位から十位まで、全作品¥1500以上するからね。
 十九位によーやく『ビブリア古書堂の事件手帖4』が顔を覗かせるけど、それだけ。メディアワークス文庫に出来ることなんだから、他の出版社も頑張って文庫に力を入れてよ~って言いたい。
 本が売れない→そのため一冊当たりの単価を高くする→さらに売れなくなる、っていう負のスパイラルを描いてる気がしてならない、、、まあ実際のところは映画の鑑賞料金が¥1800であることを考えるとハードカバーの本が一冊¥1500っていうのは決して高くはないのだろうけれど(映画の鑑賞料金もしばしば高いって叩かれてるけどね)。

 海外編に目を向けると国内編よりかはマシな感じ。ベストテンに何作か文庫があるからね、っていっても素直には喜べない。三位の『冬のフロスト』なんて上下巻各¥1300なので、むしろフツーにハードカバーでよくない?って思ってしまう、、、でも買ったけど、フロスト。でもって思いっきり面白かったけどね。

 毎年、せっかく買った以上はと思って、このミスで紹介されている小説を一冊か二冊買うのだけれど、今年は買う気がしないなぁ、、、というのも寂しいので国内編十位の『ロスト・ケア』ぐらい買うかな。新人だし。

 ま、すべてはボーナス次第だな!
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2013年の劇場鑑賞映画ベストテン(修正版)。

2013-12-16 20:42:58 | 新作映画
 2013年の劇場鑑賞映画ベストテンは11/13に発表しました(こちら)。
 中身のスカスカぶりを誰よりも早く発表することで補おうとしたんですね。姑息な考えというか。笑。
 でもランキングそのものは自分らしい十本を選んだと思ってそれなりに満足していました。

 が、さすがに早計でした。記事を書いた後に観に行った作品でベストテンに入るものが二作もあったんですよね。
 なので、改めて2013年の劇場鑑賞映画ベストテンの修正版を発表したいと思います。
 
 まずは修正前のランキングです。

1位『きっと、うまくいく』
2位『シュガーマン 奇跡に愛された男』
3位『横道世之介』
4位『クロニクル』
5位『パシフィック・リム』
6位『ホワイトハウス・ダウン』
7位『ローン・レンジャー』
8位『死霊館』
9位『セブン・サイコパス』
10位『ラストスタンド』

 自分で言うのもなんですけど、自分らしいランキングだと思います。当たり前か。笑。
 
 どの作品をベストテンから外すか、、、順当に行けば9位の『セブン・サイコパス』と10位『ラストスタンド』ってことになるのですが、『セブン・サイコパス』は外したくないなぁ。
 だって、周りに観に行った人がいない映画って自分が推さなきゃ!!って気になるでしょう?
 なので、6位の『ホワイトハウス・ダウン』に外れてもらうことにしました。
 ゴメンよ、エメリッヒ。あとシュワちゃんもゴメン。

 修正後のランキングです。

1位『きっと、うまくいく』
2位『シュガーマン 奇跡に愛された男』
3位『ゼロ・グラビティ』
4位『横道世之介』
5位『クロニクル』
6位『パシフィック・リム』
7位『ローン・レンジャー』
8位『死霊館』
9位『セブン・サイコパス』
10位『ばしゃ馬さんとビッグマウス』

 『ゼロ・グラビティ』はまずは順当なところだと思います。っていうかこれを1位に選ぶ人も多いはず。
 10位の『ばしゃ馬さんとビッグマウス』は、単純に面白さだけでいえば『ホワイトハウス・ダウン』や『ラストスタンド』の方が上なんですが、主人公が他人とは思えないという点で選びました。

 修正前よりもっと自分らしいランキングになったと思います。

 それにしても今年は本当に映画が豊作でした!!
 だいたいいつもだったらベストテンを選出しようとしても7、8作ぐらいしか思い浮かばなくって、残りをどうしようかって悩むものなんですが、今年は逆に面白い映画が多すぎて悩みました。
 来年もそうだったらいいなぁ。
 あと来年のベストテン選出は12月にしたいと思います。笑。
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折り紙建築のワークショップに参加してきました。

2013-12-15 21:44:49 | 折り紙・ペーパークラフト
 土曜日は最初は佐賀にあるシアターシエマというミニシアターで行われる《ドキドキ!覆面オールナイト上映》というイベントに参加する予定でした。
 覆面上映会もオールナイト上映会も参加したことないので、参加したらさぞかし楽しいに違いない、と思ったんですよね。
 が、体調的、体力的な問題から参加を断念。う~ん、残念。
 シエマの関係者の方、参加は出来なかったけど、イベントを楽しみにしていた人間もいるんですよ~。よかったら、来年も開催してください。

 で、代わりにってわけではないんですが、福岡の大名で行われた《折り紙建築ペーパークラフト展》のワークショップに参加してきました。

 のっけからなんですが、自分は『折り紙建築』という名称に強い抵抗を覚えます。
 なぜかというと、自分は折り紙を「一枚の正方形の紙をただ折ることによって、宇宙の森羅万象のすべてを表現しようという行為、もしくは試み」だと思っているからです。
 バリバリにハサミを使いまくる折り紙建築って折り紙じゃないって思うんですよね。自分は連鶴を嗜みますが、連鶴を折り紙だと思ったことはありません。

 ただ、折り紙建築を考案された方もそのことは充分わかっていたと思います。
 わかった上で折り紙建築を普及させるためには折り紙建築という名称が一番だと思ったんじゃないでしょうか。
 やっぱりペーパークラフト建築では語呂が悪いですもんね。笑。

 名称には抵抗を覚えると書きましたが、作品にはすごく惹かれるものがあります。
 以下、ワークショップで自分が作った作品です。


   


   


   


 上から『クリスマスツリー』、『エンジェル』、『雪の結晶』です。
 作ったといっても切込み線に従って切っていっただけなんですけどね。誰にでも出来ます。実際小学生の参加者も多くいました。
 誰にでも出来ると書きましたが、誰にでも出来るものを用意することは誰にでも出来ることではないと思います。
 折り紙建築が普及しつつあるのは(知名度はそこまで高くないですが)、講師の方の不断の努力があるからなのでしょう。

 会場にはまだもっと複雑な作品が展示してありましたが、携帯電話の充電が切れていて、撮影できませんでした。朝出かけるときはフル充電だったんだけど、、、いい加減そろそろ買い替え時かなぁ。

 最後にワークショップで「自分なりにアレンジした作品を作ってみて下さい」と言われ作った作品です。


   


 『からかさオバケ』です。笑。『クリスマスツリー』をそのまま作っても仕方ないなと思って捻ってみました。
 先生からは「素晴らしい!!」というお褒めの言葉を頂きました。
 たぶん、クリスマスツリーを見て、からかさオバケを思いつく尋常じゃない発想を評価して頂いたのだと思います。

 折り紙建築は思っていた以上に面白かったので近々またチャレンジしてみるつもりです。
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IMAX3Dを初体験!『ゼロ・グラビティ』。

2013-12-14 21:32:42 | 新作映画
 アルフォンソ・キュアロン監督、サンドラ・ブロック主演、『ゼロ・グラビティ』、12/14、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2013年61本目。


 2013年の劇場鑑賞映画ベストテンは11/13に発表しました(こちら)。
 中身のスカスカぶりを誰よりも早く発表することで補おうとしたんですね。姑息な考えというか。笑。
 でもランキングそのものにはそれなりに満足していましたし、自分らしい十本を選んだと思っていました。
 ただ、危惧していたのは、この先観る映画でベストテンに入る作品があるかもしれないってことだったのですが、これも楽観視していました。
 目ぼしい作品がポール・グリーングラス監督の『キャプテン・フィリップス』か、この『ゼロ・グラビティ』ぐらいしかなかったんですよね。このうち『キャプテン・フィリップス』は予想通りそこまで琴線には触れなかったです。
 で、『ゼロ・グラビティ』ですよ。
 自分が本作をベストテンには入らないだろうと思ったのは、まず自分が映像先行型の作品をあまり高く評価しないということと、一部の映画レピュアーから絶賛されているキュアロン監督の『トゥモロー・ワールド』の面白さがイマイチよくわからないからです。
 
 だから、本作を観たとしても、そこまでハマることはないんじゃないかと高を括っていたのですが、、、いやぁ、失礼しました、『ゼロ・グラビティ』、前評判に違わず、非常によかったです。

 映像がともかく素晴らしいのですが、決して先走っているわけじゃないんですよ。きちんとストーリーと寄り添っているのです。
 ストーリー自体はごくごくシンプルで、ありふれているといってもよいです。何しろアクシデントに遭遇した宇宙飛行士が地球に戻ろうとする、ただそれだけのお話なのですから。
 でも、そのありふれたお話で、ここまで緊張感が持続する作品を作るキュアロンの手腕はやはり只者ではないと思います。

 映像の素晴らしさは言葉にしにくいし、ストーリー自体はありふれているので、人には薦めにくい作品ですが、この正月休みに一本映画を観るとしたら、これしかないと思います。
 2Dよりも3D、出来たらIMAX3Dで鑑賞して欲しいですね。
 映画をあまり観ない方には馴染みのない言葉かもしれませんが、IMAX3Dというのは最新の上映形式のことです。九州ではユナイテッドシネマキャナルシティ13にしかありません。

 よく、映画は高いっていう人がいるじゃないですか。
 でもそういう人に限って映画を安く観る努力をしているようには見えないんですよね。
 自分は本作を観るまでに60本の映画を観てましたが、1800円の鑑賞料金を払って観た映画は一本しかありません。あとは前売り券やレイトショー、映画サービスデー、たまったポイントで鑑賞しました。
 計算はちょっとしにくいのですが、平均すると1100円ぐらいじゃないかな。

 そしてIMAX3Dで本作を鑑賞するには2200円かかりました。ちょうど倍ぐらいですかね。
 でも、この2200円は決して高くない、それだけの価値はあった、と思っています。

 さて、映画ベストテンを訂正しなくっちゃ…。


 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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今度の正月休みに観る予定のDVD。

2013-12-13 20:07:14 | 旧作映画
 今度の正月休みは思いっっっきり鬼のように予定がないです。
 毎年似たようなものなのですが、今年(の年末から来年の年頭にかけて)は本当に予定がない。
 1/1は映画サービスデーだから、何か観に行こうかなぁ、ぐらいです。それも確定ではありません。観るとしたら『RED2』あたりになりますが、別にそんなに観たいって作品でもないですしね。

 その代わり、無聊を慰めるためにDVDを大量に借りてこようかなぁと思ってます。
 正月休みにDVD三昧!!ふっ、2014年はいい年になりそうだぜ!!

 以下借りようと思っているDVDのタイトルです。

『キャリー』(1976年版)
 ブログ仲間の小夏さんから「この映画を見てくれなきゃ、小夏、泣いちゃう!」とお願いされたので、見ようと思っています。いやぁ、モテる男はつらいなぁ(どこがだ!)。

『レッド・ステイト』
 映画レビュー記事に良くコメントをしてくださるS.K.ラッセルさんと見る約束をしました。

『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』
 つい昨日マイミクになったばかりのホリーさんお薦めのコメディ。

 以上の三作は知り合いの方から教えてもらったり、薦められたりした作品です。
 他にも誰かと鑑賞を約束した作品があるような気がしますが、覚えていません…。
 あとはアマゾンでの評価が高いものやプロットが自分好みの作品です。

『11:14』
 アマゾンのレビューで伊坂幸太郎の『ラッシュアワー』的な作品と書いてあったので、見てみようと思いました。でもツタヤでこの作品のパッケージを見た覚えがないけど、在庫にあるのかな?

『クイックシルバー』
 この作品、アマゾンでの評価がすごく良くて、見てみようと思ってツタヤで探したんだけど、なかったんですよね。もう一度探してみようと思います。

『愛のむきだし』
 実は園子温監督の作品ってほとんど見たことないので、この正月休みに何作か見るつもり。特にこの作品は尋常じゃなく長いので、それこそ正月休みにしか見れないですよね。

『へんげ』
 究極の自主映画だそうです。面白いのかなぁ。っていう前にツタヤに置いてあるのかなぁ。


 こんなところですかね。他にも何かお薦めの作品があれば教えてください。よろしくお願いします。
コメント (2)
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悪くなかったけど、、、って感じ。辻村深月著『島はぼくらと』。

2013-12-12 21:50:44 | 読書
 辻村深月著『島はぼくらと』、読了。

 辻村深月の作品はデビュー作である『冷たい校舎の時は止まる』からずっと追いかけてきました。
 彼女の最高傑作はやっぱり『スロウハイツの神様』だと思います。
 あの作品の最終章で明かされた真相には心底驚かされました。
 何かが違うなと思ったのはどの作品からだったろう、、、決定的に受け入れ難かったのは『水底フェスタ』で、あれは100ページも行かずに読むのを止めました。
 直木賞受賞作である『鍵のない夢を見る』も似たようなもので、読んだのは第一章だけ、その先は読もうという気になれませんでした。
 以後、辻村作品を買うのは止めようと思いました。

 今回『島はぼくらと』を読むに至ったのは図書館から借りることが出来たからです。書店の新刊コーナーに置いてあるのを見ても買う気にはなれませんでした。
 実際読んでの感想は、うん、悪くないといったところかな。『水底フェスタ』なんかに比べたらずっと読み易いし、面白かったです。
 ただ、自分が彼女の最高傑作だと思う『スロウハイツの神様』に比べると全然物足りないですね。

 冴島という瀬戸内海の離島を舞台にした、四人の高校生の物語です。
 特別劇的なことは起こらないのだけれど、彼らの日常が丁寧に描かれていて好感が持てます。読後感も悪くない。

 そう、悪くはないんですよ、悪くは。でも突き抜けて良いという感じもしない。
 前述の『スロウハイツの神様』だと読み終わった直後にもう一度読み返したいという衝動に駆られたのに、本作はそういう感じにはならなかったですね。

 ちょっと引っ掛かったところを書きます。
 第一章に似非脚本家が出てくるんですよね。彼は冴島にあるといわれる「幻の脚本」を我が物にしようとします。このキャラクターにまったく説得力がない。
 誰もその存在を知らない脚本を自分が書いたものとして世に発表するというのなら、わからないではないですよ。でも彼が盗作しようとした「幻の脚本」はある程度島民に知られたものなんですよね。そんなものを盗作したって後々面倒なことになるのは目に見えてるだろうに…。
 キャラクターに説得力がないので彼に関するエピソードは全部嘘くさいです。

 また、最終章で四人のうち一人が飛び抜けて学校の成績が良いことがわかり、三人がそのことに驚くというシーンがあります。
 それは、ちょっとありえないよな、と思いました。
 隠れた才能があったとか、秘密にしていた趣味があったぐらいならわからないでもないですが、島内の同じ小学校、中学校に通って、それで成績が良いことを知らないってことがありえますかね?高校に入って急に成績が伸びた?だとしても、行きと帰りのフェリーの中でテストの成績を話題にすることはあるでしょうに、このシーンはとても不自然に感じられました。

 それから、、、これは言っても詮無いことなのかもしれませんが、物語が偶然性に頼りすぎているような気がしました。
 たまたま劇場で声を掛けてきたのが知り合いの知り合いで、、、というのはちょっとね。
 現実にはままあることですが、現実にあるんだから物語の中でやっても構わないでしょと開き直られると鼻白みます。
 というか、そういったことが鼻につかないように書くのが書き手の腕の見せ所だと思うのですが…。

 何やかやと重箱の隅を突きましたが、全体的には悪くなかったです。
 ただ、残念ながら本作を読んでも、また辻村深月作品を買うぞ!!という気にはなれなかったですけどね。次回作もまた図書館で借りようと思います。
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