この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

4年ぶりに歯医者に行ってきました。

2014-04-10 21:08:57 | 日常
 4年ぶりに歯医者に行ってきました。
 土曜日だったかな、爪楊枝で歯の隙間の掃除をしてたら差し歯が取れちゃったんですよね。
 最初は週明けの月曜日に行くつもりだったんですけど、夕方ぐらいに予約を入れようとしたら取れなくて、結局木曜日に行くことになりました。

 元々歯医者はそれほど苦手ではありません。自慢じゃないですが尋常じゃなく我慢強い方なので、大概の痛みは耐えられるのです。
 しかし、4年前に歯医者に行ったとき、ただ歯の汚れだけを落としてもらおうと思っていたら、「(そのうち痛くなるから)親知らずを取っちゃいましょうか」と言われて親知らずを抜いたんですけど、その抜き方がすごく荒くて、抜くというより、ペンチとハンマーを使って叩き壊すという感じで、頭をぐわんぐわんと激しく揺さぶられました。
 そのことがトラウマとなって、以来歯医者から遠ざかってました。

 今回は差し歯が取れただけなので、ちゃちゃっと治して、ついでに歯石も取ってもらおう、そう思ってました。
 が、レントゲン写真を見ながら、織田裕二の物真似をする芸人に似た若い院長先生(織田裕二には似ていない)が、爽やかな営業スマイルを浮かべながらこう言いました。
「あ~、歯の奥の骨にヒビが入ってますね。これは被せるだけではダメです。入れ歯にするか、ブリッジを被せるか、もしくはインプラントにするか、どれかになります。」
 ・・・・・・え?
 寝耳に水とはまさにこのことだと思いました。
 だって全然痛くないのに…。
 織田もどき先生はさらに続けます。
「入れ歯は○○ですし、ブリッジは××なので、お薦めはやっぱりインプラントですね。保険が利かないので少しお高いですが」
 自分が10万円ぐらいですか?と尋ねると、織田もどき先生は一際爽やかな笑みを浮かべました。
「35万円になります」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?
 重ねて言いますが、今現在歯はどこも痛くないんですよ。
 差し歯が取れちゃったってだけで。
 それなのにその歯の治療費が35万円?いや、もう何だかちょっといろいろ、、、ワケわかんないよ!!
 どの治療法にするか、すぐには決めなくていいですよ、と織田もどき先生には言われました。
 すぐに決めなくていいと言われても、全然気持ちは楽になりませんけどね!

 歯を白くしようとして、頭の中が真っ白になって帰った、というお歯無し、いやお話でした。
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脇フェチ必見!アニメ版『極黒のブリュンヒルデ』。

2014-04-09 23:07:49 | 漫画・アニメ
 ニコニコ生放送で『極黒のブリュンヒルデ』のアニメ版を見ました(こちら)。
 すごくよかったです。
 作画のクォリティも高く、キャラクターのヴォイスも原作のイメージを損なうことはなく、OP・EDの出来映えもよく、すべてが十分納得出来るものでした。
 二話以降もずっと見ていこうと思いました。
 果たして原作漫画の忠実なアニメ化なのか、それとも途中でストーリーが分岐するのか、そこら辺も含めてとても楽しみです。
 第一話は第二話が配信される4/15まで視聴可能だと思うので、美少女アニメがお好きな方、また脇フェチの方はご覧になっては如何でしょうか。
 動画のコメントは「脇!脇!」ですごく盛り上がってましたよ。笑。


 ついでってわけでもないのですが、録画していた『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』も見ました。
 こちらの方はまぁフツーかな。
 悪いってわけではなかったんですけど、前シリーズの評判も高く、またテレビブロスの特集でも面白そうに書かれていたので、見る前にハードルを上げ過ぎてました。
 毎週録画するように設定しましたが、録画に失敗してもあんまり落ち込まないと思います。


 あと、今日の深夜に放送される予定の『ピンポン』を録画しようと思ったら、公式サイトにはテレビ西日本で4月10日(木) 26:30~から放送されるって載ってるのに、テレビの番組表だとその時間帯は第25回フジテレビヤングシナリオ大賞『人生ごっこ』になってる!
 何やねん、それなりに楽しみにしていたのに…。
 もしかして、『人生ごっこ』になってるのってうちのテレビだけですかね?

 と思ったら、単に放送日を一日間違えてただけでした。
 あはははは、はは、はは、は、、、ふぅ。。。
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折りバラを折る日々。

2014-04-08 20:30:53 | 折り紙・ペーパークラフト
 《春のバラフェア2014》に向けて折りバラを折っています。
 一昨日の記事で不安を吐露したけど、出来ることはやらないとね。

 折りバラと一口に言ってもかなりの種類があります。
 一番メジャーなのは何といっても「福山ローズ」ではないでしょうか。
 現在インターネットで折り方が公開されている唯一の折りバラだと思います。

 川崎敏和教授が考案した折りバラには他にも「川崎ローズ」や「一分ローズ」、「バラのつぼみ」などがあります(詳しくはこちら)。
 その他、川崎教授以外が考案した折りバラには「佐藤ローズ」、「山口ローズ」といった呼称のものがあるようです。

 などと偉そうに講釈を垂れていますが、実は折りバラのことはそこまで詳しくは知らないんですけどね。笑。
 実際折れるのも「福山ローズ」ぐらいなものだし。
 まぁ追々覚えていこうと思っています。

 とりあえずバラフェア用に福山ローズを折っています。
 ただ折るだけでは能がないので大きさを変えて折っています。


   


 (大きさの比較対象用に置いた)目薬の右側にある折りバラが17,5cm角の折り紙で折ったもの、その隣りが8,75cm角、さらに隣りが4,375cm角で折ったものです。
 辺の長さの比率が1:1/2:1/4ということですね。

 ところでなぜ17,5cmなどという中途半端な大きさの折り紙で折ったのか、疑問に思われた方はいませんか?
 18cmか、15cmにすれば切りがいいのに。

 それはですね、元々練習用に18cmの折り紙で折ってたんですよ。それで18cmの折り紙が少なくなったから、同じ大きさのものを買い足したつもりが、よく見ると17,5cmだったんです。
 つまり実質的な値上げ。笑。
 折り紙なんだから、値上げするのであれば、同じ大きさのまま枚数を減らせばいいと思うんですけどね。まぁ販売会社には販売会社のポリシーがあるんでしょうけれど、大きさを頻繁に変えられるのは迷惑だから止めて欲しいです(同じように25cm角だったものがいつの間にか24cm角になってたりした…)。

 そんなわけでバラフェアに向けて折りバラを折る日々なのです。
 展示方法についても思案中です。会場にはパネルだけで作品を置く台がないらしいのが痛いなぁ。
 いろいろ考えよーっと。。。
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2014年春の新作アニメ♪

2014-04-07 21:15:27 | 漫画・アニメ
 深夜アニメを久しく見ていません。
 最後に見たのは『四畳半神話大系』でした。
 あれはべらぼうに面白かった!
 清水の舞台から飛び上がるつもりで思い切ってDVDを買っちゃいましたよ♪

 しかしそれ以来とある理由で見ていなかったのですが(理由は後述)、2014年の春は何だかやたら気になる新作アニメが多いんですよねぇ。
 今日はその中から何本かをご紹介します。


 まずは何といっても、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』だっっ!!
 実はテレビアニメ版『ジョジョ』はこれまで見たことがなかったのですが、テレビブロスで組まれていた特集を読んで、やっぱり面白そうだなと思ったので、今シリーズから見ることにしました。


 お次は『極黒のブリュンヒルデ』
 原作は何といっても今一番お気に入りの漫画ですから、その漫画がアニメ化されるとなったら否が応にも気になるわけです。


 あとは『ピンポン』も監督が『四畳半神話大系』と同じ湯浅政明ですから、これは見ないわけにはいきませんな!期待大♪


 その他には『シドニアの騎士』『僕らはみんな河合荘』も気になります。2014年の春は漫画原作のアニメで面白そうなアニメが多いですね。


 さて、自分が深夜アニメを見ない理由なのですが、理由は単純、九州では放映されない深夜アニメがやたら多いから、です。新作アニメをチェックして、あ、面白そうだなと思っても、放映地区を見てガッカリ、その繰り返しでいつしか新作アニメをチェックすること自体無くなりました。
 上に挙げた五本にしても、九州で放映されるのは『ジョジョ』と『ピンポン』のみ。何でやねん!って思いますね。
 特に『ブリュンヒルデ』が九州では放映されないと知った時はガーン!と強いショックを受けましたよ。
 まぁニコニコ動画で配信されるだけマシ、って考えるべきなんですかね。
 でも自分はニコニコ動画を普段見ることがないから(いや、ホントに)何だか見逃しそうなんですよねぇ。
 今から見逃さないようにチェックしなくっちゃ!!

 以上です。
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不安が拭えない。。。

2014-04-06 20:08:04 | 日常
 今日は午前中、久留米にある青少年科学館に《ふしぎなふしぎなオートマタ展》に行ってきました。
 同様の展示会は一年前天神のイムズでもあったので、もしかしたら展示内容がまったく同じなのかも?と思ったりもしましたが、被る箇所もあったものの、初めて見る作品もいくつかありました。
 会場内は基本的に撮影禁止なので写真はなし(作品を背景にした記念撮影はオッケーらしいのですが…。)。

 二階の工作教室で工作体験をやっていたので参加しました。
 何を作ったかというと『ビー玉万華鏡』。


   


 万華鏡は2013年に作りたかった工作物No.1で、結局目標は果たせなかったのですが、今年になって早くも二個目を作ることになりました。
 参加費はたった100円で作りもめっちゃチャチなのですが、ちゃんと万華鏡になってました。満足♪


 午後は日本折紙協会筑後支部の月例会へ。
 5/3~6まで、石橋文化センターで《春のバラフェア2014》が開かれるのですが、筑後支部もバラをモチーフにした折り紙作品を出品します。
 自分も5/3に会場にいる予定なのでよかったらお暇な方は遊びに来てください。

 そんなわけでフェアに向けて、作品を2点作ることになりました。
 それはいいのですが、会員共同で作品も作ることになり、そのノルマが結構きつい…。
 が、自分は新参者ということでノルマを免除してもらいました。
 正直助かった、というのが本音です。ノルマをこなしていたらとても個人の作品にまで手が回りそうになかったから。
 でも他の会員さんたちは当たり前のようにノルマを引き受けてました。
 う~~~ん、すごいな。。。

 さらに月例会ではフェアの1週間前に某デパートで展示会をすることが報告され、自分は内心「え?」と思ってしまいました。
 デパートでの展示会なんて非常に名誉なことだと思いますし、対外的な活動が積極的なこともとても良いことだと思います。
 でも1週間後に大々的なイベントが控えていて、それとは別に展示会をやっちゃうのかぁ。
 しかも準備期間は1ヶ月弱、展示作品は新たに製作って、正直無謀としか思えない。。。
 といっても前述の通り自分は新参者であり、展示会の準備がどの程度大変なのかもわかってないので、案外すべてが上手く行くのかもしれません。
 
 何だかこんなこと書いちゃっていいのかな?というようなことを書いてしまいましたが、この先この協会でやっていけるんだろうかという不安がどうにも拭えなかったので書かずにはいられなかったのです。
 会員の人たちは会長を始め、みんないい人たちなんですけどね。
 自分はもちろん折り紙が好きで日本折紙協会に参加したわけですけど、好きと言っても気が向いたときに折るのが好きってだけで、寸暇も惜しんで折りたいってわけではないんですよねぇ。やる気の問題なのかなぁ。
 まぁ結局自分が出来ることをやるまで、ですけどね。
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桜陶祭に行ってきました。

2014-04-05 20:43:42 | 旅行
 今日は長崎の波佐見で開催されている桜陶祭に行ってきました。
 毎年波佐見では4月の第一土曜日と日曜日に桜陶祭が、ゴールデンウィークに波佐見陶器市が開かれます。
 つまり波佐見では陶磁器に関するイベントが1ヶ月と間を置かずに開かれているわけです。
 どっちか一つにすればいいんじゃないの?と思わないでもないですが、もちろん趣向は違うわけです。
 自分のお薦めは桜陶祭の方です。 
 桜陶祭には一昨年、一昨昨年、波佐見陶器市には去年足を運んだのですが、楽しめたのは断然前者だったんですよね。
 桜陶祭がいろいろ趣向を凝らしているように感じられるのに比べ、波佐見陶器市はただの陶器の即売会のように思えたんですよね(規模が大きいのは陶器市の方ですが)。

 とはいえ、3回目ともなるとさすがに目新しさは感じられませんでしたが、その中でも「おっ?」と思ったものを今回は紹介したいと思います。


 まず目についたのが、

   

 倒壊した工房。2年前に行ったときはこんなものを見た記憶がないので、倒壊したのもそんなに前のことではないのでしょう。
 しかし何で倒壊したのでしょうね?地震かな?それとも単に老朽化によるもの?
 気にはなりましたが、聞ける相手がいなかったので謎のままです。笑。


 次はこれ。

   

 写真でわかるかどうか、街中ではちょっと見かけないぐらいのすんげーデカい犬でした。
 この犬に襲われたら間違いなく命はないな…と思いましたが、性格はごく穏やかでしたよ。頭をなでなでしました。
 犬種をご存知の方、教えてください♪


 お次はこいつ。

   

 デスマスクの傘立て。個人の家の玄関前にあったもので、売り物ではないのですが、一瞬「欲しいっ!」と思っちゃいましたよ。まぁ一瞬だけですが。笑。


 あとはこの人。

   

 これが福岡のメイドカフェというならともかく、波佐見の焼き物の販売所で売り子がメイドさんというのはちょっと意表を突かれました。ちなみに自前だそうです。
 メイド文化恐るべし、と思いました。


 桜陶祭の良さを全然伝えてないとは思いますが、最初に書いた通り、桜陶祭はなかなか楽しいイベントなので、明日まったく予定がないけど、どこかに出かけたい!という九州北部在住の方は出かけられてみては如何でしょうか。
 メイドさんが歓待してくれると思います。たぶん。笑。
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ダメ出しするのは褒めることの100倍難しい!『皆殺し映画通信』。

2014-04-04 23:10:21 | 読書
 以前『麦子さんと』という映画のレビューを書いたとき、次のようなコメントが寄せられ、「えっ?」と思いました。以下転載。

>お前調子のんな (あ)

>その映画を見て感動した人もいてるねん!!
>お前がそう思ったんやったらそれでええけどいちいちこんな所に書くなや!!
>お前の性格の方が腐ってるやろ!

 いやはや、えらい剣幕ですね。
 この「あ」なる人はよほど『麦子さんと』を観て、よほど感動されたのでしょう。

 自分がこのコメントを読んで「えっ?」と思ったのは、自分ではそれほど『麦子さんと』をダメ出ししたつもりはなかったからです。
 レビューを要約すると、「プロットに無理があるが、主演の堀北真希が可愛いからすべてが許せる(悪い映画ではない)」と書いたつもりでした。
 実のところを言うと最初はもっと手厳しく書くつもりだったんですよ。

 堀北真希扮する主人公の麦子は二十歳をとうに過ぎているというのに未だにアニメショップのバイトをしている。やりたいことが次から次に変わる麦子だったが、今はアニメの声優になりたいと思っている。
 麦子は兄・憲男と同居しているのだが、ある日そこに長く音信不通だった母・彩子が尋ねてきて、一緒に暮らそうと言ってくる。
 最初は冗談じゃないと突っぱねようとした麦子だったが、彩子が月々10万円(金額については正確なところは失念。15万円だったかもしれない。18万円だったかも。)をこれまで送金してくれていたことを知って、嫌々同居するようになる…。

 この時点で自分はこの映画がダメだな、と思いました。
 月々10万円ですよ、10万円。決して安い金額ではないです。
 それを毎月、麦子が物心ついたときにはいなかったのでしょうから、彩子は10年以上送金していたということでしょう。
 少なく見積もって1千万円、下手すれば二千万円以上、そんな大金を彩子はどうやって捻出したというんです?ありえないですよね。

 ありえないですよね、と言いましたが答えは決まっています。
 ある程度の美貌を有する女性が(犯罪以外で)大金を稼ごうと思ったら、答えは一つしかない。
 だからそれはいいんですが、問題はそれだけの大金を送り続けながら彩子がなぜ麦子たちに会いに行かなかったのか、ということです。
 
 映画というものは基本二時間内で収まるべき娯楽ですから、物語のすべてが映画内で語られるべきだとは思いません。
 ある程度は観客の想像に委ねる部分があってもいい。
 でも『麦子さんと』の場合、そもそも彩子がなぜ麦子たちの前から消えたのか、夫のDVなのか、それとも彩子自身の浮気なのか、その理由が説明されないので、彼女がなぜ麦子たちに会いに行かなかったのかもまったく想像出来ません。

 でもこの作品の一番の問題はそこにないんですよ。
 麦子は、母が亡くなってから、彼女の故郷に出向き、自分と母の繋がりを再発見します。
 そして家に戻り、母が自分のために少なくない額のお金を残していたことを知り、「お母さん、ありがとう」という言葉を呟き、映画は感動的なエンディングを迎えるのです。
 しかしながら自分はずいぶん薄っぺらい感動だな、と思いましたよ。
 彩子が麦子のためにいくらお金を残していたのか、それはわかりませんが、ここでは100万円としましょう。
 その100万円を麦子が受け取るとしたら、その100万円をどうやって彩子が稼いだのか、知るべきではないんですかね?
 だって、同じ100万円であっても、ギャンブルで得た100万円と命を削る思いで稼いだ100万円では価値が違うはずだから。
 そのことを知ろうともせず、ただ母親がお金を残してくれたことを感謝するだけでは、筋が通らない、と自分は思いました。
 ありがとう、と感謝する前に、音信不通だった間、母親がどんな暮らしをしていたか、麦子は知る義務があるだろう、そう思ったのです。

 しかし、、、そうは思ったのですが、同時にそこまで深読みする必要もないかなぁとも思ったんですよね。
 自分はダメだと思いましたが、『麦子さんと』が堀北真希主演作の中では出来のよい作品であることは疑いなく、また彼女はスクリーンの中で輝いてましたからね。
 その一点だけにおいても本作は評価されてもいい。
 そう思ったからこそ最初のレビューでは上述したような評価だったのです。

 今さらながらそんなことを書いているのは柳下毅一郎氏の『皆殺し映画通信』を読んだからです。
 本書では2013年に公開された邦画の中から著者が特にダメだと思った作品を徹底的に容赦なくダメ出ししています(中には褒めている作品もありますが、それはごく稀。)。
 ほとんど居酒屋で披露する与太話的なノリで語られるので、テキトーな部分もあったりしますが、自分はその根底に流れる日本映画そのものに対する、著者の深い愛が感じられて、感銘を受けました。
 実際映画愛がなければ地雷映画ばかり続けて鑑賞出来ないでしょう。

 自分も今後は著者を見習い、ダメ映画に対しては徹底的に容赦なく、時にテキトーに、そして愛を持って、ダメ出ししたいと思います。
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館長に見事に騙された!

2014-04-03 20:40:01 | 日常
 一昨日はエイプリルフールでしたが、皆さん、どんな嘘をつきましたか?
 今どきエイプリルフールだからといって嘘をつく奴はいないよ!なんてことを言ってる人はいないでしょうね?
 ダメですよ、そんな冷めたことを言ってちゃ!
 せっかく「嘘をついてもいい日」になってるんだから、精一杯知恵を働かせて、面白い嘘をつかないとね。

 元々自分は嘘をつくことが必ずしも悪いことだとは思っていません。
 嘘をつくこと=悪いこと、本当のことを言うこと=善いこと、なんて単純なものでもないですしね。
 人生においては、本当のことを言ってはいけない時もあるし、あえて嘘をつかなければならない時もあるはずです。
 子供が描いた絵を見て、「うわぁ下手くそだなぁ」と思っても、そこは「上手に描けたね」って褒めてあげるのが筋っていうものですよね。
 その人のことを想ってつく嘘は決して悪いものではない、自分はそう思います。

 とはいえ、日本では昔から理由の如何を問わず嘘はダメってことになってますから、エイプリルフールは上手に嘘をつくための練習日として最適なのではないでしょうか。
 自分も一昨日はエイプリルフール用のネタを記事として書きました。
 が、面白がってくれたのは不思議博物館の館長だけ。
 はぁ…。自分なりに精一杯いろいろ考えて書いたんだけどなぁ。
 まぁ館長だけでも認めてくれてよかったです。
 誰もコメントしてくれなかったら、またブラックホールの闇より深く落ち込むところでした。

 そんな館長は一昨日のミクシィ日記で「不思議博物館で謎解き脱出イベントを開催します」というようなことを書いてました。
 自分はその日記を読んで、またまたあからさまに嘘イベントを書いちゃって、と思いました。
 謎解き脱出イベントは今流行りですが、館長がそういった流行りものに手を出すとは思えなかったのです。面倒臭そうだし。笑。
 で、「それってエイプリルフールのネタですよね?」とコメントをつけたところ、館長から、「ネタではありません」という驚きのレスが!
 やられた!
 エイプリルフールは通常「嘘をついてもいい日」ではありますが、「嘘っぽい本当のことを言ってはいけない日」ではありませんからね。
 しかし、実際に嘘っぽい本当のことをエイプリルフール当日に用意するのはなかなか至難の業であるはずです。
 やるなぁ、館長、と感心しましたよ。

 さて、その謎解き脱出イベントですが、詳しくはこちら
 自分もせっかくなので参加するつもりです。
 でも開催日が三日間あるんですよね。
 どうせだったら不思議博物館の常連さんと参加したいなと思っているのですが、そんなふうに暢気に構えていたら予約が締め切られちゃいますかね?
 イベントに参加する予定の常連さんで参加希望日がある方は、この記事のコメント欄に書いてもらえると助かります。
 希望者が一番多い開催日に参加しようかな。

 イベントが盛り上がるといいですね。
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水鏡を久しぶりに折ってみました。

2014-04-02 22:55:44 | 折り紙・ペーパークラフト
 少し前のことになりますが、Aクロス会の作品展でのこと、魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)の考案した連鶴の一つで難易度が高い『蓬莱』を折ってこられた方がいました。
 自分が「『蓬莱』は折ったことないんですよ」と言ったところ、その方は逆に「(連鶴を嗜むのに)『蓬莱』を折ったことがないのですか?」と驚かれました。
 実のところ自分は『蓬莱』に限らず、魯縞庵義道の考案した連鶴49種はどれも折ったことがありません。手元に彼の作品が載っている『秘伝千羽鶴折形』はあるんですけどね。
 義道がすごい人だってことは充分わかっているつもりですよ。始祖(アルファ)でありながら、同時に究極(オメガ)でもあるなと思っています。
 ではなぜ義道の作品を折らないかと言うと、理由は単純、(始祖とはいえ)人の考えた作品を折るよりも自分で新たに作品を生み出す方が面白いから、です。傲慢かもしれないですけどね。笑。

 それで久しぶりに自分が考案した『水鏡』という連鶴を折ってみたんですよ。
 そしたら、、、めっちゃ難しかった!!
 本当に久しぶりに折ったのですが、前回折ったときこんなに苦戦したっけ?って思いました。
 自分で考えたのにね。笑。

 これが『水鏡』です。


   

   


 不思議博物館の常連さんに「鶴が交尾している姿ですか?」と言われましたが、違うよ!
 一羽の鶴が水面に自らの姿を写している様子を表しています。
 繋がり方が唯一無二で、単純に羽根と羽根の先が繋がっているとかではありません。たぶん連鶴に精通している人であってもわからない、、、と思います。

 それにしても自分が考えた作品にこんなに手間取るとは、技術が落ちているのかな、なんて不安なことを思っちゃいますね。
 そんなことはないと思うんだけどなぁ。。。
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予言。

2014-04-01 21:49:39 | 戯言
 ここだけの話、自分は未来に起こることを予知することが出来ます。
 何でもわかるってわけではないんですけどね。何を予知するか、何が予知できるのかは自分でもわかりません。
 ただ、予知したことは高い精度で当たります。たまに外れることもありますが、外れたときの方が、え?外れたの?って自分でもビックリします。

 それとこれが重要なことなのですが、予知した内容を何らかの手段を使って他人に漏らすと、バタフライ効果が起こるのか、精度がかなり低くなってしまいます。量子力学でいう「シュレティンガーの猫」って奴ですかね?違うのかな。

 だから、これから書くことはあまり気にしないでいいと思います。
 
1. 6月7日、東京・味の素スタジアムで行われる第6回AKB48選抜総選挙で一位を取るのは「ぱるる」こと島崎遥香である。
 何でそう思うのか、自分でもよくわかりません。別に彼女の熱烈なファンってわけではないんですけどね。そうなることをなぜか知っている、としか言えない。
 でも前述の通り、ここにそのことを書いたので、外れるかもしれません。

2.今年のセ・リーグを制するのは巨人。一方、パ・リーグはソフトバンクが覇者にはならない。
 これは当たるんじゃないかなって思います。特にパ・リーグは混戦になるでしょう。

3.人類はおよそ120年後に滅ぶ。原因は過度のアレルギー。
 100年以上先のことを予言してどーすると思わないでもいいですが、まぁいいでしょう。
 人類が滅びる原因として、核戦争、巨大隕石衝突、地球温暖化による海面上昇などが挙げられますが、自分は過度のアレルギーによって人類は滅びるだろうと思います。
 今でも昔とは比べ物にならないぐらいアレルギーは多くの人々を悩ませていますが、100年先はその比じゃないでしょう。食べるものが無くなるんじゃないかな。


 一度にいくつものことを予知するとひどく疲れます。
 今日のところはこれぐらいにしておきます。
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