今日の「ミー散歩」は、職場近くにあるいわき市立美術館。
いわき市制50周年事業で、いわき市立美術館の館長を務めた元東京芸大教授田口安男の世界、「田口安男──描線と色彩の間──」が開催されている。
田口安男はいわき市出身、恐らく、芸大に入学する前に描いた家族の描写に始まり、生まれ育った「平」の風景、そして、長年のテーマ・モチーフである「手」を中心にキュビズム的絵画が展示されている。下絵のデッサンには、メモらし着物が記載されており、作品を作成する過程での思いをうかがい知ることができる。その筆遣いは、南方熊楠の「萃点」をも思わせるようである。
展示の中程、一瞬別世界がよぎる。田口が描いた水墨画である。その一画は、伝統的日本を感じることができるスペースである。
平日の昼休み、ということもあり、マイ美術館状態であった。
次回は、7月中旬から「有田焼」の展示があるようだ。
いわき市制50周年事業で、いわき市立美術館の館長を務めた元東京芸大教授田口安男の世界、「田口安男──描線と色彩の間──」が開催されている。
田口安男はいわき市出身、恐らく、芸大に入学する前に描いた家族の描写に始まり、生まれ育った「平」の風景、そして、長年のテーマ・モチーフである「手」を中心にキュビズム的絵画が展示されている。下絵のデッサンには、メモらし着物が記載されており、作品を作成する過程での思いをうかがい知ることができる。その筆遣いは、南方熊楠の「萃点」をも思わせるようである。
展示の中程、一瞬別世界がよぎる。田口が描いた水墨画である。その一画は、伝統的日本を感じることができるスペースである。
平日の昼休み、ということもあり、マイ美術館状態であった。
次回は、7月中旬から「有田焼」の展示があるようだ。