おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その297

2016-07-25 21:16:02 | 
 先週、年に4度のお祭り真っ最中のため「ミー散歩」ができなかったので、いい天気の本日、昼休みのチャイムと同時に、外に出た。日差しは強いものの、涼風が気持ちよい。本町通りから本屋へ。4月以降、旅といえば、江戸に出奔し、博物館浴のみ。(東京出張も一度あった。)例年、「大人の休日倶楽部」のフリーパスで放浪するのだが、4月からの職場ではままならない。せめて、時刻表の旅をしたいと思い、本屋にて時刻表を購入。夏祭りの臨時電車特集など、世の中は行楽ムードである。で、内田百閒や宮脇俊三の気持ちになって、時刻表を眺めてみたい。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は、東京メトロ・湯島。小生、湯島方面に行くときは、上野からではなく、御茶ノ水で下車し、昌平坂学問所から神田明神経由、湯島天神、そして、上野方面に向かう。御茶ノ水からの道筋は分かるのだが、上野方面から湯島天神方面は、迷ってしまいそうな気がするからだ。類氏は、路地裏へ向かう。そこには、老舗が並ぶ。花林糖の「ゆしま花月」は、昭和20年代に駄菓子屋から始まった。店の奥では、手作業で包装をしている。店の看板は「かりんとう 単衣」540円、黒砂糖でコーティングされており、大人の甘さを感じる。ブランデーを呑むときに、チョコレートを肴にするが、それを、このかりんとうで代替させる人もいるそうだ。もう一品は、「いわおと 単衣」540円、醤油味の煎餅。これは日本酒に合うかもしれない。

 暗がりになり、「やき鳥 彩とう」へ。お店は満席状態。店の大将は、元プロボクサー。ボクサーを辞めたときに独立したいとのことで焼き鳥の世界へ。厳しい修行の後に独立、創業15年である。
 まずは、生ビール「ギネス黒」630円で御常連と乾杯。早速、焼き鳥をオーダー。「ささみ」210円、「すなぎも」210円のほか、お勧めの「ダンゴ」320円。「ダンゴ」はつなぎなしで鶏の旨さが伝わってくる。このお店の鶏は、山梨のブランド「健味どり」である。
 お店の掲示には「一日六本限定」の「合がも」350円、「かもかわ」350円。酒は「米焼酎 メローコツル」510円、ほどよく琥珀色である。限定品をこれで流し込む。「かもかわ」は濃厚な脂、「味が文学的」とは類氏談。意味不明。
 カウンターには、大将の小学校同級生が2名。小生が「すし屋の山崎」に行くようなものか。お次の酒は、「芋焼酎 天使の誘惑」730円、熟成された琥珀がかった酒である。
 〆は「鳥雑炊」610円、類氏は左手に「天使の誘惑」のグラスを離さずに持ったまま、雑炊をいただく。これ、〆には最高かもしれない。


 先週、「ポケモンGO]は日本でも配信されたとのこと。我が職場にも、ポケモンが潜伏しているらしい。今日、会議が終わってから職場近くの公園を眺めてみたら、スマホを眺めながら公園でたむろする若者たちを見かけた。間違いなく、ポケモンゲット行動である。マクドナルドではないが、商店街あたりで、これ幸い、客を引き込むような仕掛けでも考えてみてはいかがなものか。
コメント
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