けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

こんな時にメディカル情報に名前が載る

2007-03-05 22:44:29 | football
バレンシアのメディカル情報にモリエンテスの名前が載ったのを見て慌てたので、タイトルが適当です。

フェルナンド・モリエンテス:本日のトレーニング中、base del pie(直訳すると足の基礎部?)に違和感があり、トレーニング終了後にpodológico検査を受けた。
(この場合の「足」は足首から下部分を指すようです)

慌てたので一部スペイン語のままです。ポドロヒコって何だろう。正確な部位もわからないのでどのくらいの重大性があるのかは不明です。
ただキケは今日のトレーニング後のインタビューでモリエンテスの負傷について、「ちょっと問題があるが重要ではない」とコメントしています。そう言わざるを得ない状況ですが…実際はどうなのかわかりません。大丈夫ですか?

ちょっと後に追加
召集メンバーには入りました。TVViのニュースも「podria jugar:プレイ可能だろう」としています。先発、あるいはフルは無理かもしれませんが、何とかなりそうです。という希望を持ってます。

Porteros: Cañizares y Butelle.
Defensas: Miguel, Curro Torres, Ayala, Albiol, Navarro, Moretti, Del Horno y Marchena.
Centro del campo: Hugo Viana, Joaquín, Baraja, Vicente y Angulo.
Delanteros: Silva, Morientes y Villa.

もう少し後
キケ・サンチェス・フローレス
「何も深刻なことはない。モリエンテスはスパイクと足の指に小さな問題があっただけだ。良い状態にあり、トレーニングはコンプリートした。」

起きてました

2007-03-05 16:44:37 | football


06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 25
Rea Madrid C.F. 1-1 Getafe

マドリーの得点:ファン・ニステルロイ(44=PK)
ヘタフェの得点:グイサ(36)

久しぶりにマドリーの試合をフルに見ることが出来た、というか途中で眠くならずに済んだというか。引き分けに終わりましたが、前半途中と後半は、鑑賞に耐えるサッカーをしていたと思います。リズムよくパスがつながり、連動して選手も動く。ヘタフェの運動量が落ちた後半は試合を支配し、惜しいチャンスがいくつもあって…決められなかったんですけどね。引き分けに終わったのはやはり今シーズンのマドリーだということになりますが、それでもベルナベウの「Boooooo」はいつもよりおとなしめだった気がします。


ラウルが負傷欠場、グティとディアラ、カンナバーロはサスペンション。さらにエメルソンはベルナベウでブーイングを食らうのが嫌だから召集を回避したとの噂もあり、中盤欠乏だったこの試合(前線欠乏症はいつものこと)。
スタートのフォーメーションではトップがファン・ニステルロイとイグアイン、左ロビーニョ右レジェス、ピボーテがガゴとベッカム、となっていましたが、ガゴが下がり目で後は前でポジションを変えつつ攻撃に関わるという感じに見えました。そうするとどうなるか。ガゴ+守備陣がドタバタになってしまいました。中盤でチェックに行く人が足りずその場しのぎでなんとか守る。これではまたイケルがやさぐれてしまいます。

転機になったと思うのは、レジェスの負傷交代。デ・ラ・レッドが入ってガゴの相棒に、ベッカムが右に。失点はこの交代の数分後で、前半の残り時間はバタバタと過ぎていったのですが、後半になってからは中盤に落ち着いた感じがありました。最初からこれで良かったんじゃ…。後半になってヘタフェの運動量ががっくり落ちたこともあって、ガゴは比較的自由にボールを持てるようになり、本来のポジションに戻ったベッカムもクロスを何本も出せていた。

この日一番良かったのは、ロビーニョ。左SBにロベカルがいるときのロビーニョは、安心できるのか気が楽なのか、良いプレーをしますね。ドリブルはキレていたし、ペナルティゲットしたし、イグアインとのコンビも良くなってきている。ロベカル以外の選手と組んでもムラなく良いプレーが出せればいいと思うんですが。あとやっぱり最後のパスやシュートが雑なのはいただけないので、成長してくださいもっと。
ベッカムに代わって入ったカッサーノの動きも、前節同様、予想以上に良い。やっぱり才能ある選手だなあ。倒されているのに(たとえペナルティでないとしても)ダイブを取られてしまったのはちょっとかわいそうでした。逃げてたけど。

最悪ではない結果に終わり、光明も見えたところでミュンヒェンに乗り込むわけですが…心配なのは負傷者たち。この試合で交代した3人、レジェス、ベッカム、イグアインはいずれも負傷交代でした。精密検査はまだ行われていないのでわかりませんが、既にカペッロはレジェスとベッカムのバイエルン戦への出場がほぼ不可能であることを認めています。ベッカムがいないのは特に痛い。正直なところ、まだすこーしスペインにリズムが合ってない気がするファン・ニステルローイを一番サポートできるのは、やはりベッカムだと思われるからです。そんな不安も抱えつつ、こちらは水曜日が大一番となります。