けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

どうか三度目の正直を

2007-03-21 03:10:42 | football

デポルティーボ・ラ・コルーニャのメディカルチームの発表
およそ14ヶ月に渡る医学的治療、物理療法、リハビリテーション、2度の復帰(2006年7月11日と2007年1月7日)を経て、バレロンの左膝は高いレベルでのフットボールができない状態に至っている。


バレロンは2006年1月22日に左膝前十字靭帯を断裂。7月に復帰したが、ベンフィカとの親善試合で左膝の靭帯を部分断裂し半月板を損傷した。今年1月7日にリーガの試合に復帰したものの、その後数ヶ月に渡って同箇所に違和感を抱えていた。医師の診断とアドバイスを受け、バレロンは再びひざにメスを入れることを決断した。手術は今週土曜日に予定されている。手術の目的は、彼の膝が「サッカーができるようにすること」。


ファン・カルロス・バレロン
非常にはっきりと理解している。戦い続ける可能性がなくなるときがやってきたら、幸せな気持ちで家に帰ることにするよ。サッカーは人生のすべてではないのだから。すべてがうまくいくよう努力するし、もしうまくいかないとしても、少なくとも落ち着いてやっていくようにする。
現実的にならないといけない。高いプレイレベルで戻ってこれない可能性があることを僕は理解している。でもトライすることが必要だ。その後でわかるだろう。
まれなケースを求める必要はない。ことはとても単純だ。戦えるようになるためには、最初からこうなるようになっていたのだから。でも時々、物事は望んだようには行かない。例えばそれは僕の膝のような問題だったり。戦えるようになるための解決法、それが手術だ。
今年の1月に復帰したことを後悔してはいない。今となっては、いろいろなことを言われるだろう。でも、可能なことがベストなことだった。完璧な人間などいない。もし誰かがミスを犯したら、彼はそれが最も良いと思ってしたんだ。
可能性のある限り、良くなることができるという望みを持つ必要がある。たとえ現実的になり、戦えるレベルで復帰できない可能性があるとわかっていても。僕たちはトライしていくつもりだ。
嬉しいものではない。厳しい状況だと思う。復帰には長期間かかるだろうし、これが3回目の手術だ。でも僕はトライしたい。そしてこの状況を抜け出せるのかどうかを知りたい。
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遂に引退の覚悟まで口にし、しかし希望を捨てずに三度目の手術に挑むバレロン。どうか、来シーズンには青と白のユニフォームを着てリアソールを走るバレロンが見られますように。