けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

抽選したら

2007-03-09 20:23:20 | football
QFの組み合わせ。前に書いてある方が、1st-legをホームで戦います。
1st-leg:4月3日/4日 2nd-leg:4月10日/11日

ミラン-バイエルン・ミュンヒェン
PSV-リバプール
ASローマ-ManU
チェルシー-バレンシア:4月4日、10日



セミファイナルの組み合わせはこちら。
1st-leg:4月24日/25日 2nd-leg:5月1日/2日

1:チェルシー/バレンシア vs PSV/リバプール
2:ローマ/マンチェスターUtd. vs ミラン/バイエルン


関係ないだろうといわずにファイナルも。5月23日アテネ・オリンピック・スタジアム
SF2 vs SF1


ま、もう別にどこでも良かったですから、ええ。チェルシーかあ…チェルシーなあ…

ところで、実はもう実況&解説が気になります。インテル戦、川勝さんの解説は1stレグより遥かにマシでしたけど、やっぱりひしひしと「アウェイ感」を感じさせられる内容でした。所詮リーガ、某Wの持ち物ですから、スカパーにはリーガに特化した解説の方は今いないようです。またアウェイを感じざるを得ない2戦になるのかなあ。よくわかりませんが、一平さんとかですか。リーガだからといって、某バルサソシオ解説者の方には絶対に首を突っ込まないようにして欲しいと強く思います。


ルベン・バラハ
僕たちは大当たりだね。先に向こうでやって、後でバレンシアで戦えるのはラッキーだけど。それが重要だよ。
チェルシーはあらゆる面で僕たちを警戒させる。非常に重要な選手たちが何人もいるし、クオリティも高い。彼らは高い個人技を持っているが、僕たちはひとつに固まることだ。個と組織の戦いになるだろうから。
僕たちはチェルシーを破り、セミファイナルに進みたいと思っている。僕たちはすべてのために進むのだということを示さなければならない。この大会では、僕たちが唯一のスペインのチームであるということにも勇気付けられると思うよ。

アシエル・デル・オルノ
チェルシーも確かに避けたかったクラブだ。でもインテルに対しても僕たちは勝ちあがった。相手に泡を吹かせ、僕たちが前に進んでいくようにしなければ。僕たちはチャンピオンズリーグに対して大きな夢と望みをもっているのだから。
どちらが勝ちあがるかについては、まさにイーブンだと思う。どちらでも同じような試合になるだろう。些細なことが試合を決定付けるかもしれない。だから絶対にエラーを犯さないことだ。
チェルシーは警戒すべきチームだ。彼らは容赦なく、厳しいディフェンスを敷き、非常に優れた戦術をこなすから。彼らに傷を受けないようにしたい。

ファビアン・アジャラ
怖くはない。フットボールにも、私の辞書にも、恐怖という言葉は存在しない。言葉は敬意を払われるが、結局のところそれは敬意だ。重要なことは、自身のコンディションを信じること。
チェルシーは偉大なライバルだ。対戦できるのは幸せだ。このような優れたライバルは、名声を与えるものだから。
第2戦が我々のスタジアムだということはポジティブなことだ。第1戦で接戦に持ち込めればなお良い。しかしことはそう簡単ではない。



アジャラさん、かっこよすぎる。

戦いの代償

2007-03-09 12:06:43 | football
ロベルト・カルロスの決別にほんごMARCA
変化の時だ。僕はミヤトビッチ、会長と話し合い、マドリーを出て行くことにした。契約の更新はしない。僕自身の決断だ。今シーズン初めには残ると僕は決断した。そして今、ここを出て行くことを決断した。あと3年か4年は最大のレベルでフットボールをするつもりだ。それがブラジルかカタールか、それ以外の場所なのかはわからない。マドリディズモを裏切りたくないんだ。今、レアル・マドリーを離れることが良いだろう。そして僕の人生についてもう少し考えることにする。
バイエルン戦の後は、とても最悪な気分だった。これまでも言われていたことだが、レアル・マドリーでの僕の人生を終える時だ。
僕の人生において難しい時期だ。僕はとても悲しい気持ちでいる。家族はブラジルにいるけれど、昨日の試合の後は家族も同じようにとても悲しんでいた。昨夜の試合後は明け方の3時30分に帰ってきた。そして僕は怪我を負っていた。同じ箇所を3度目だ。6月30日(契約が切れる日)には新しい道に進む。
(バイエルン戦で起きたことは)神様が僕を気づかせようと与えてくれたシグナルだ。この決断が僕にとって良いものなのだと理解している。僕は33歳だ。不快な思いをするには値しない。僕はこのクラブに11年間いて、そのうちの7年半では多くのものを勝ち取ってきた。でも試合を落とすと、あらゆる非難が僕に降りかかる。それは受け入れられない。他のクラブとの合意はない。(シーズンオフの)フェネルバフチェからのオファーは良いモノだった。でもカペッロのためにレアル・マドリーに残った。僕にとって、カペッロは最高の監督だ。ただプレッシャーと批判が多すぎるんだ。
僕は、マドリディスタだよ。

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はずむような元気さと頑丈さがトレードマークのロベカルが、終にレアル・マドリーを去る意思を公にしました。CLから敗退したとはいえ、まだリーグ戦も残っているしなによりクラシコを数日後に控えているのに、このタイミングでの発表。それが逆に、どれだけロベカルが、今回バイエルン戦で敗れたこと、失点に関わったこと、またも負傷してしまったことによってダメージを受けているのかということを示しているように思います。すごく寂しいです。


不信感
常にカペッロを支持してきた選手の中にも不信感が芽生えてきている、とMARCA。特に、エメルソンをスタメンにしたことで、ロッカールームに不信感が生じた、としています。ベルナベウでのバイエルン戦でウォーミングアップを拒否し、ヘタフェ戦への召集を回避したと言われている、不服従でチームへの一体感がないと言われても仕方ないようなエメルソンを大一番でスタメンにしたこと。今までやったことのないピボーテを3人並べるやり方。「決断するのは監督の仕事だ」と言う選手たちですが、かなりフラストレーションが溜まっているはず…。


負傷者の山
ヘタフェ戦で負傷したレジェスとベッカムは、ともに1ヶ月の離脱のため当然クラシコへの出場は無理。バイエルン戦直前に負傷したカンナバーロの回復も見込めず、再び筋肉を傷めたロベルト・カルロスも無理でしょう。バイエルン戦で大出血してしまったセルヒオ・ラモスは鼻骨を骨折し、ディアッラは右膝を打撲、ミゲル・トーレスも足首を痛めた。S・ラモスとディアッラはなんとか出場できそうですが、ミゲル・トーレスは微妙なようです。CBがエルゲラ&ラモスで、右SBがサルガド、左SBがマルセロか。ぎりぎりです。
ちょっとだけプラス材料なのが、エリア内で倒れたのをシミュレーションと判定され、日本の解説者には「逃げましたね」とまで言われてしまったカッサーノへのタルヘタ・アマリージャは取り消していただけたようです。


バレンシアの問題
無事ベスト8に進出したバレンシアですが、こちらも厳しい状態が続きます。まず前半で負傷交代したバラハは、やはり同じ箇所の筋肉を痛めており全治2~3ヶ月。今シーズン内での復帰すら厳しい状況になってしまいました。さらには復帰したてのビセンテも違和感がある様子で、この2人のオサスナ戦への出場は難しそうです。加えて元記事を見逃してしまったのですが、シルバがカレー券5枚で1回休みの刑だったような…。左の中盤がいない。アングロを回すか、ホアキンを回すか、デル・オルノを中盤にしてしまうか。こちらも傷だらけ、不安だらけです。