けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

束の間の休養

2007-03-12 21:13:16 | football
ひとつ前の記事でも書きましたが、今節は上位陣が軒並み勝ちなし。クラシコはエンパテ、バレンシアもギリギリのエンパテ、その上現在ビリ2のナスティックがセビージャを下しました。本日付のMARCA一面トップは、ナスティックの決勝点を決めたポルティージョ。プレミアやセリエ、リーグ・アンなどでトップが下を引き離しているようですが、リーガはまだまだ優勝もCL圏内もUEFA圏内もセグンダ行きもわからない大混戦状態が続きそうです。


マドリーのこと

1.ポルティ
マドリーの次節の対戦相手はセビージャを下したナスティック。ですが、残念ながらポルティの試合出場はないようです。
ハビエル・ポルティージョ
今のところナスティックと交わした契約には、マドリーがこの試合で僕をプレイさせないようにできる条項があるんだ。それに、この条項は取り消しができないし金銭で取り消すこともできないようなんだ。

前半戦もそうでしたよね。03/04のモリエンテスの一件以来、マドリーが気をつけるようになった条項です。ポルティ、ベルナベウでプレイしたかっただろうになあ…。

2.グティ
クラシコがちょうどリーガ300試合目。記念すべき重要な試合で輝きを見せたのは、背番号14グティであります。1995年、バルダーノによってマドリーBからトップチームに引き上げられ、セビージャ戦でデビュー。以来、センターFWからピボーテまであれこれポジションを押し付けられ便利屋扱いされながら、12シーズン目で大台に乗せました。
今シーズンは、会長の誹謗に対してキレコメントを出すでもなく、それどころかインタビューの端々に不満を漏らすチームメイトをたしなめるコメントすら口にする、頼もしい成長っぷり。かと思えば、あっという間に沸騰する性格は相変わらず三つ子の魂百まで。
これまで経験してきた中でおそらく最悪の部類に入るシーズンでしょうが、なんとか耐えて立て直して欲しいものです。そういえば今シーズンはまだゴールがなかった。ゴールしたときのグティの我を忘れた喜びっぷりが好きなので、今シーズン中にぜひゴールを決めて欲しいです。

3.ガゴ
放送内では気づかなかったのですが、だいぶひどい打撲を受けたそうで、バルセロナから戻るときは両松葉杖を突いている状態。まだ詳細はわかりませんが、ナスティック戦の出場は厳しいと見られているようです。けが人がまた増えていく…。



バレンシアのこと

1.モリエンテス
試合後のコメントを載せたかったのですが、文章の意味がよくわかりませんでした…。後半ロスタイムの得点で、すぐに試合が終わり、そのままピッチ脇でインタを受けていましたから、モリエンテス本人も興奮してあまりまともな文法でなかったのかもしれません。と、勝手にモリエンテスのせいにしてしまいます。下の記事に載せておきました。

2.アルベルダ
こちらはバレンシアで250試合目の記念試合。最初のラニエリ監督期、98年3月にサラゴサ戦でデビューを果たしました。この先も長い間、バレンシアの歴史を歩んでいくべき選手です。

3.マルチェナ
インテル戦の最後に大暴れしたダビド・ナバーロには、とりあえずクラブから6000ユーロ(100万円弱)の罰金が科せられました。が、マルチェナが、その半額を負担したいと会長に申し出たとのこと。確かに大乱闘の最初のフェーズに関わったのはマルチェナですからね。美談かなあとも思うんですが、そもそもナバーロの分とは別個にマルチェナにも罰金を科すべきなんでは…。

4.アジャラ
オサスナ戦で5枚目を貯めてしまいました。次節のラシン・サンタンデール戦は有給休暇です。

5.ビジャ
ここしばらくリーガでも得点がないせいか、オサスナ戦ではキレはあるものの、自分だけでなんとかしようとするプレイが目に付きました。少し疲れて苛立っているのかもしれません。ちょっとラクにしてリフレッシュして、また集中して欲しい。


リーガのこと
1.デポルのカプデビラ
まだシーズンを残しているのに、たぶん今シーズンカピタンなのに、デポルのカプデビラがビジャレアルとの契約にサインすることが明らかになりました。来シーズンからはイエロー・サブマリンのプレイヤーに。
アルべロアをリバプールに連れてかれたり、アリスメンディもアトレチコに戻ることが決まってたり、治ったはずのバレロンの消息が不明だったり…デポル大丈夫なの?
ていうかビジャレアルの選手の集め方も、なんかすごい気がします…

2.リーガ実況
Kぼたアナ、もう勘弁してください。テレ東でJや代表の実況やってた時は良いアナウンサーだと思ってたしむしろ好きだったんだけど…もう支離滅裂じゃないですか。なんでビクトール・バルデスが両ゴール前にいるんですか。ワイドオープンて何ですか。何とかして~。

3.ligamento cruzado anterior
今シーズン何度目になるのか「前十字靭帯」の文字。アトレチコのファン・バレーラがデポルティーボ戦で右膝の前十字靭帯を断裂、全治6ヶ月の診断を受けました。アトレチコだけでも3人目…



追加:国産ピチチ
1:カヌーテ(フランス&マリ)
2:ロナウジーニョ(ブラジル)
3:ディエゴ・ミリート(アルヘン)
4:ファン・ニステルロイ(オランダ)
5:モリエンテス(スペイン)

asの記事を見て、初めて気づきました。なんと現在、国産プレイヤーのピチチなんだそうです。この後には10得点のビジャとタムード、9得点のグイサ。
asでは「まもなく31歳のモリエンテスは第2の青春を謳歌している、素晴らしい攻撃ペアを形成するビジャとの関係は完璧(要約)」とのこと。本当にリーガの水が合っているし、バレンシアに来て良かったんだなあ…。

みんな一緒に

2007-03-12 07:03:25 | football

バレンシア公式サイトのテキストライブ。
各行の「GOL DE MORIENTES!」の「G」と「L」の間には194個の「O」が存在する。




今夜の放送まで情報絶ちしている方に一切気を遣わずに。負け(セビージャ)、分け(バルサ)、分け(バレンシア)、分け(マドリー)、分け(サラゴサ)、と上位陣が仲良く勝ち点を落としあった今節でありました。


06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 26
Osasuna 1-1 Valencia C.F.

オサスナの得点:ぷにゃる(34)
バレンシアの得点:フェルナンド・モリエンテス(90+1)

バレンシアにとっては起死回生なのか、またフエラで勝てなかった、なのか。負けなかっただけ良かったのは確かです。



フェルナンド・モリエンテス
このままいくといいね!ゴールが入ることと、さらに勝ち点が加わること、それがすべてだからね。良かったよ!
(ビジャについて)ダビドは運が悪かったんだと思う。良いチャレンジをしていたけど、背番号1がそこにいた。この試合については後でゴールキーパーのことが多く話題になるだろう。そうなると僕たちフォワードはあまり良くなかったってことになるんだ。

とりあえずなんとなくわかったところだけ。この後に、ここで取った勝ち点の意味はリーガが終わるときにわかるだろうとか、今はハッピーな気分でパンプローナを後にすることができる、とかいう趣旨のコメントをしています。