けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

コンフェデ間近

2009-06-12 19:45:22 | football
まず、地図。

アフリカの南の端っこ、というくらいしか知らなかった南アフリカですので、ちょっと詳しい感じの地図を載せてみました。赤文字、緑点で示しているのが、今回コンフェデレーションズカップを開催する4都市です。
南アフリカに首都が3つあるなんてご存知でしたか(立法首都:ケープタウン、行政首都:プレトリア、司法首都:ブルームフォンテーン)。飛び地になっているのは、レソトというれっきとした独立の王国です。有名な喜望峰(Cape of Good Hope)はケープタウンの南の細長い半島の先端にあるそうです。行ってみたいなあ。ツワネ/プレトリア、マンガウング/ブルームフォンテーンと併記してあるのは、プレトリアを含む都市区域を新たにツワネ、ブルームフォンテーンを含む区域を新たにマンガウングと呼ぶように…この辺の区切りがよくわからんのですが、最近になって英語名を南アフリカオリジナルの地名に置き換えるようになっているため、併記されているんだそうです。

という感じで、地理だの地名だのに非常に疎い私は、地図を見てウィキとか外務省のページとか見て「ほおお」となっております。ちなみにヨハネスブルグの悪評だけは、以前から知っておりました。でも、いくら悪評が高くとも外せない、ヨハネスブルグの存在は南アフリカという国では大きいんだろうな、なんて思います。
(そう考えると、2002年FIFAワールドカップの際、日本の首都東京では1試合も試合が行われなかった、という事実がやっぱり解せない…)

他に必要な情報としては、
○時差:欧州慣れ(イングランド除く)した皆さん、おめでとうございます。いつもと変わらない時差7時間でございます。
○気温(出典):もう冬なんですね、南アフリカ。6月の気温は、ヨハネスブルグで平均で最低4.1℃/最高16.0℃。ただし最低気温は氷点下に迫ることもあるようです。降水量は少なめの月で、1ヶ月辺りの降水量はトータルで9mm程度だとか。
気温低くて乾燥か…インフルエンザにも注意。

文化的・歴史的背景については、各自自習を。


出場国とスケジュール
開催国の南アフリカ、W杯優勝イタリア、の他は各大陸の大会(ユーロ、コパ・アメリカ、アジア杯、アフリカネイションズカップ、オセアニアFCネイションズカップ、CONCACAFゴールドカップ)の優勝国、計8カ国が2グループに分かれてグループステージを戦い、上位2カ国がセミファイナル、ファイナルと進みます。面倒なので、グループリーグは画像で。


セミファイナル
6月24日20時30分:マンガウング/ブルームフォンテーン グループAの1位 vs グループBの2位
6月25日20時30分:ヨハネスブルグ グループBの1位 vs グループAの2位
3位決定戦
6月28日15時:ルステンブルグ セミファイナルの敗者同士
ファイナル
6月28日20時30分:ヨハネスブルグ セミファイナルの勝者同士


スペイン代表
6月14日、日曜日から試合が始まりますので、アゼルバイジャンでの親善試合を終えたスペイン代表はそのまま南アフリカ入りしております。アゼルバイジャンを出発する前に、スタッフの1人がパスポートを行方不明にさせ、2時間近くのディレイ。さらにヨハネスブルグに着いてからも、荷物がうまくピックアップできないなどのトラブルがあったようです。初戦が行われるルステンブルグまで、バスで移動したそうですが、結局到着までに4時間。112kmの移動に4時間か……お疲れ様。ルステンブルグは霧で寒いようです。
到着したのが10日、11日木曜には最初のトレーニングを開始。MARCAは「ラグビーグランドでトレーニング!」って感じで言ってますけど、そういえばラグビーの方が有名でしたね、南アフリカ。
映像の様子を見ると、2部練だったようです。早い時間帯のトレーニングでは、アゼルバイジャン戦を回避したシルバやピケも復調し、特に問題はなかったとのこと。トレーニングには1000人ほどの観客がいて、その中の生徒たち一同はトレーニングの間中歌い続けていたそうです。それはもう、嬉しいよなあ…。
MARCAで20時33分付けの記事(たぶん夕方のトレーニングのニュース)では、ブスケツがトレーニングを途中でリタイヤしたとのこと。ただし、筋肉の軽い過負荷による予防的な判断のようで、大きな問題ではないそうです。金曜日はトレーニングできるだろうとありましたが、もうしばらくしたら金曜日のトレーニングのニュースも入って来て、わかるかと思います。

映像は、代表といえばおなじみのTVEと、MARCA特集ページのMultimedia辺りでお楽しみください。
TVEで、グイサが「9300万ユーロなんてバカげとるがね」(すいませんねえ)とコメントしている映像では、ビジャがセルヒオ・ラモスにプロレス技(詳しくないので正確に何という技かは知りません。腕ひしぎ十字固めかな)をかけています。ラモスが、何かビジャの気に障るようなことでも言ったんでしょうか。というかビジャはプロレスに興味あるのか。バレンシアで披露しているのあんまり見たことないけど。

箸休め

2009-06-12 14:38:01 | football
特大メガマックを毎日トレーに山盛りにしてるようなマドリーの移籍話に比べたら、ごくごくお腹に優しいお話かと思われます、モリエンテスネタ。昨日はMARCAを中心に「モリエンテス、ペレのサントスとまもなく契約か」みたいな騒がれ方をしていました。よく読んでませんけど、7月1日から契約期間6ヶ月って(カンピオナート・ブラジレイロンの終了まで、ということだと思う)。その後、同じMARCAに「モリエンテスはサントスからのオファーを拒否」と出てまして、おそらくブラジル行きはないだろうと。
ちなみにモリエンテス、9日にパテルナを訪れ、段ボール箱に残りの荷物を詰めて出て行ったそうです……と書くとどうも物悲しい雰囲気が出ますね。バルセロナとパリを訪れた後は再びバレンシア。まだ本格的なバカンス入りという感じではなさそうです。