けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

R.I.P. Sir Bobby Robson

2009-07-31 22:19:06 | football
Times On lineより。

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サー・ボビー・ロブソン、元イングランド代表監督が、76歳で死去した。彼は、County Durhamにある自宅で、今朝、長きに渡る癌との戦いの末、亡くなった。

以下のような声明が発表されている。
「本日、サー・ボビー・ロブソンが、癌との長きに渡る勇敢な戦いの末、この世を去ったとお知らせすることは、哀悼の極みです。
「彼は今朝、自宅で妻と家族に囲まれ、穏やかな死を迎えました。サー・ボビーの葬儀は、内々に、家族のみで執り行われる予定です。
「サー・ボビーを記念する式典を、後日、彼の多くの友人や同僚たちのために行うことになるでしょう。レディ・ロブソンと家族は、この困難な時期にあって、彼らのプライベートに敬意を払われることに、大いに感謝します。」

ニューカッスル・ユナイテッドは、今朝のトレーニングを行う際、彼らの元監督に敬意を表し、1分間の黙祷を捧げた。

1966年以来、最も成功した代表監督であり、1990年にはワールドカップでイングランドをセミ・ファイナルまで導いた。ロブソンは、フットボールのキャリアを、まだDurhamのLangely Parkスクールにいたときから開始した。1950年にはフルハムと契約、そしてウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとイングランドでプレイした。しかし、彼は監督としての方が良く知られているだろう。バルセロナ、PSVアイントホーフェン、ポルト、そしてニューカッスル・ユナイテッド。1997年には、欧州の最優秀監督に輝いた。
ロブソン自身は、イングランド代表として1957年にデビューして以来20試合に出場。また、フルハム、ウェストブロムウィッチ・アルビオンでプレイした。

ニューカッスルの英雄である彼が、最後に公衆の面前に姿を現したのは、今週(2009年7月26日)セント・ジェームスパークで行われた、彼を記念したチャリティマッチでのことだった。
ロブソンが率いた1990年のW杯におけるイングランド代表の選手たちが、ボビー・ロブソンの癌基金のために、当時のドイツイレブンと対戦した。

90年イタリアW杯のセミファイナルで涙を流したポール・ガスコインは、このチャリティマッチでの名誉ゲストの1人だった。ガスコインは次のように述べた。
「サー・ボビーは、全世界の伝説だ。私に、初めてイングランド代表に尽くすチャンスを与えてくれた。
「彼に会った際には、本当に胸が張り裂けるようだった。でも彼は戦い、優位に立っていた。それは素晴らしいことだ。
「彼の癌との戦いは5回に上った。彼は、一旦は癌に打ち勝ったのだが、しかし今度が5度目だった。」

彼は1955年に妻Elisieと結婚し、3人の息子がいる。5度目に癌と診断され、両肺に癌が見つかり、2007年2月、末期の宣告を受けていた。
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Rest in Peace, Sir Bobby.


Pictures
Times On line
BBC