団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

関東地方は本当に梅雨が明けたのか

2009-07-22 10:44:58 | Weblog
 関東地方で梅雨が明けた、という宣言が出たのは、ちょっと前だったような気がするが、ところがそれからなかなかカラッと晴れない。西日本はまだ梅雨だという。
 いったいどうなっているのか、と考えると、まだ本当は梅雨は明けていないのではないか。だって、どっかりと梅雨前線が日本列島を覆っている。そのために、皆既日食も観測できない始末だ。
 かつて、梅雨明けをしないうちに、明けてました、という失態もあったが、どうやら今回もそれに似たような事態であるのだろう。
 天気のことは、もともとよく分からない分野ではあったが、宇宙の衛星などから観測できるようになって、かなり精度が上がってきているが、それでもこのていたらくだ。
 ということは、温暖化やエルニーニョなどにより、従来の観測データとは違った様相になってきており、経験値が通用しなくなっているのではないか。
 昨日も、山口県の方で崖崩れが起こって、人が亡くなっている。最近の集中豪雨の凄まじさは、従来のそれと異にしている。
 だから、早めの避難や対策が必要で、これまでの経験を凌駕したことが起こるため、経験が生かされないし、どういう被害が起こり得るのかといった想像力で災害の対応をする時代になってきたようだ。
 気象庁もたぶん、従来の経験が通用しなくなってきたのだろう。最近の予報はあまり当たらない気がする。
 ならば、どうするのか、という場合に、その解決策はないから、やはり官僚的にこれまでの方法で踏襲しているだろう。
 以前と比べれば、曇りのち晴れところによりにわか雨といった表現が多くなるし、降雨率など確率で予報するようになってきて、聞く方も多少は利口になって、丸ごと予報を信じなくなっている。
 民間の気象予報士はなにをしているのか知らないが、気象予報士という職業を作ることによって、単に利権を生んだような気がする。
 どうせあまり当たらないなら、気象庁の予報官と民間の気象予報士を対決するような天気予報番組を作ったらどうか。○×をつけて、1ヶ月ぐらいのスパンで競ったらいい。
 ただ入手できるデータは同じだから、結論も同じになる可能性もあって、あまり差が出ないかもしれないが、イベント性はたっぷりとある。
 こんなことを書くのは、当たらない天気予報をしゃあしゃあといって、外れても謝らない予報士が多すぎることだ。
 予定は未定、決定ではない、というように、予報は未定で決定ではない、のだろうか。
 

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