私は長年の産経新聞の愛読者だが、別に右寄りではない。20年以上も前に、飲み屋で知り合ったフジテレビの社員に購読を頼まれてから、ずっと読んでいる。
読売新聞に比べれば薄っぺらだが、無用な広告がなく夕刊がないことで、捨てるには楽だ。値段は2950円だと思う。朝日や毎日ははっきりした左寄りであまり好きになれない。中道なら東京新聞か。
まあ、こんなことはいいことだが、最近は新聞を読むのが楽しくなってきた。政府のゴタゴタの話ではない。
今日(5月24日)の産経新聞を読むと、一面左肩に原発擁護論のコラム。産経は経済界寄りであるから、この時期に掲載するのだろう。ただ地震列島に乗っている原発の安全を保障できるのか、という点で答えはない。やはり原発は地震のない国の発電システムなのだろう。私は原発反対論者ではないが、そう割り切ることが、日本人にとって必要なのではないか、と考える。
3面に『自家発電の家 ホンダも参戦』の記事がある。これはスマートホームの実験で、電気自動車のバッテリーを大型蓄電池として家庭用の電力として使うもので、さいたま市と共同で行う。これからの自動車メーカーの競争場裡になるポイントだ。
さらに14面に『地中熱 脚光 湧き出す』の記事。スカイツリーにも導入されており、地下の平均気温が15℃と一定しており、そこにビル内の空気を循環させて省エネしよう、という動きだ。急に脚光を浴び始めた、という内容で、これで真夏のエアコンの電力使用量が3分の1になるという。
また21面に『天然ガス発電所を視察』の記事では、猪瀬副都知事が川崎の最新の天然ガス発電所を視察したという内容。このガスタービン発電機1基の発電量は原発1基分という。こんなことが現実になっていたわけだ。
以上がエネルギー関係で興味を引いた記事だが、それにしても着実に脱原発の動きが出てきている。東電と国は原子力のコスト安に飛び付き、それを金科玉条として安全をアピールすることによって、他の発電システムの芽を摘んできたのではないか。まだそれに洗脳されている経済人がいるのは困ったものである。
ところが事故が起これば、これほどコスト高のものはなかったわけだ。これからさらに脱原発の新しいエネルギーの動きはもっと活発化する。もう誰も邪魔できるわけではない。
それが新しいビジネスに育てば、そのシステムは輸出もできる。世界が垂涎する新エネルギーを創りだすのが、東日本大震災に見舞われた日本の使命であるはずだ。それを後押しするのが国の仕事なのではないか。
「60からのマイソング55」を配信中。。これまでヒットした歌を55曲セレクトしてエッセーにまとめまています。「はじめに・空に星があるように・知床旅情・書き終えて」などをサンプルとしてアップロードしてあります。ぜひご覧ください。「Web写真人」で検索できます。URLはhttp://shashingin.web.infoseek.co.jp
読売新聞に比べれば薄っぺらだが、無用な広告がなく夕刊がないことで、捨てるには楽だ。値段は2950円だと思う。朝日や毎日ははっきりした左寄りであまり好きになれない。中道なら東京新聞か。
まあ、こんなことはいいことだが、最近は新聞を読むのが楽しくなってきた。政府のゴタゴタの話ではない。
今日(5月24日)の産経新聞を読むと、一面左肩に原発擁護論のコラム。産経は経済界寄りであるから、この時期に掲載するのだろう。ただ地震列島に乗っている原発の安全を保障できるのか、という点で答えはない。やはり原発は地震のない国の発電システムなのだろう。私は原発反対論者ではないが、そう割り切ることが、日本人にとって必要なのではないか、と考える。
3面に『自家発電の家 ホンダも参戦』の記事がある。これはスマートホームの実験で、電気自動車のバッテリーを大型蓄電池として家庭用の電力として使うもので、さいたま市と共同で行う。これからの自動車メーカーの競争場裡になるポイントだ。
さらに14面に『地中熱 脚光 湧き出す』の記事。スカイツリーにも導入されており、地下の平均気温が15℃と一定しており、そこにビル内の空気を循環させて省エネしよう、という動きだ。急に脚光を浴び始めた、という内容で、これで真夏のエアコンの電力使用量が3分の1になるという。
また21面に『天然ガス発電所を視察』の記事では、猪瀬副都知事が川崎の最新の天然ガス発電所を視察したという内容。このガスタービン発電機1基の発電量は原発1基分という。こんなことが現実になっていたわけだ。
以上がエネルギー関係で興味を引いた記事だが、それにしても着実に脱原発の動きが出てきている。東電と国は原子力のコスト安に飛び付き、それを金科玉条として安全をアピールすることによって、他の発電システムの芽を摘んできたのではないか。まだそれに洗脳されている経済人がいるのは困ったものである。
ところが事故が起これば、これほどコスト高のものはなかったわけだ。これからさらに脱原発の新しいエネルギーの動きはもっと活発化する。もう誰も邪魔できるわけではない。
それが新しいビジネスに育てば、そのシステムは輸出もできる。世界が垂涎する新エネルギーを創りだすのが、東日本大震災に見舞われた日本の使命であるはずだ。それを後押しするのが国の仕事なのではないか。
「60からのマイソング55」を配信中。。これまでヒットした歌を55曲セレクトしてエッセーにまとめまています。「はじめに・空に星があるように・知床旅情・書き終えて」などをサンプルとしてアップロードしてあります。ぜひご覧ください。「Web写真人」で検索できます。URLはhttp://shashingin.web.infoseek.co.jp