団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

民主党はなぜ違法献金が多いのか

2011-09-04 09:13:27 | Weblog
 このブログでは、政治向きのことも好んで書いているのだが、最近はちょっとうんざりしている。政治があまりに軽佻浮薄になっているからだ。
 鳩山、菅、野田と続く民主党政権が、なにか日本のためにやってくれたことがあるのか、と思う。東日本大震災があり、いろいろな政策が頓挫した経緯があるが、鳩山さんは基地問題で日米関係を悪化させたし、菅さんはもっと悪く、尖閣問題など対中国政策で世界の失笑を買った。
 やることなすこと失敗している。野田さんの手腕は未知数だが、早くも外国人の違法献金が指摘されている。
 自民党から民主党に政権交代した最大の目的は、戦後の一党独裁を断ち切って、自民党政権とそれにつながる地方の利権などのしがらみを一掃して、クリーンな政権を打ち立てることだった。同時に税金の無駄をできる限り排除することだったろう。究極、国民のために税金を遣うことで、いかに国家運営コストをコンパクトにすることだった。
 そのしがらみが民主党にはないゆえに、東日本大震災の対応が後手に回ることになったが、結局民主党の面々も、自分の支援母体に対するしがらみは絶ち切ることができなかった。
 それが、外国人の違法献金問題だ。前原さんは京都の焼肉屋から献金、野田さんは千葉のパチンコ屋? の経営者からの献金、菅さんに至っては最後っ屁で朝鮮学校の無償化を決めて逃げた。たっぷり献金をもらっていた見返りのなにものでもない。
 野田さんは日本新党上がりだ。つまり自民党が日本の隅々にまで献金の網を張り巡らしている隙をついて、どこから金を集めるのか、と考えた時に、残っているのは外国人つまり在日韓国人しかいなかったのではないか。
 これは菅さん出身の市民運動家も同じで、旧社会党系や社民党などは労働団体があったから、まだよかったのだろう。
 と考えれば、彼らもまたしがらみの中にいて、外国人参政権がことあるごとに爼上にのぼることは、そうした背景があるのだろう。
 当初は、そうした献金をアテにしたが、徐々に政治家として名が売れ実績ができ、地位もあがっていけば、さまざまの支援者や団体ができてくる。
 それでようやくひと息つける段階になるのだろうが、恩義はなくならない。いずれ返す時がくる。返す時は日本国民を裏切ってでもやるのか、という問題になる。
 政治は金がかかる。政党ができれば助成金が出るが、いち個人がどう政治家として上り詰めていくのか。上り詰めていく中で、いかにクリーンであり公平な政治観を保持することは可能なのか。多くは秘書から、二代目だから、で政治家になっていくが、野田さんは違ったのだが、それが吉と出るのか、凶に転がるのか、今後を見据えるしかない。
 
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