団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

酒の付き合い方を変えよう

2012-10-01 15:09:49 | Weblog
 たまに私の酒の失敗談については報告しているが、またやってしまった。先週の金曜日深夜、泥酔して定かな記憶はないが、どこかで転んだらしい。
 朝起きたら、枕に血が点々とある。ギョッとして、顔を触ってみた。右目の上が腫れている。その周りにすでに固まった血のカサブタがあり、どうやらコンクリートの上に顔をぶつけたようだ。
 目を開けようとしたら、少ししか開かない。瞼が腫れて目の上に垂れ下がってきている。鏡の前に立って恐る恐る自分の顔を見た。異様な別人がそこにいた。
 またやったか、とがっくりと落ち込む。午後になると、こんどは目の周りに隈が広がりはじめた。さらに人相は変わった。
 目だけではなく、右膝を打ったようで痛い。右手に擦過傷、左の脇腹も痛む。なんとも情けない様子に、わが女房は開いた口がふさがらない。
 とにかくこの顔では人に会えず、ドラッグストアで眼帯を買い、しかたがない時はこれで騙そうと思った。
 それより、これからの酒の付き合いを本気で考えなければならない。この程度で済んでいればいいが、もっとひどいことになるかもしれないわよ、と女房が威す。
 こんな状態で反論する気力もないが、確かにその通りである。私の酒は、あまりたちが良くなく倒れてのち止む酒である。ただいつもそうなるわけでなく、変に酔ってしまう時があって、そういう時にこうなるケースが多い。
 なにを変えるのか。いろいろと浅知恵を絞った。なにを決めても、本当に守れるか、というのが酒呑みの本性である。
 最初に決めたことは、、夜10時で酒杯を置く。それからはノンアルコール系の飲料にする。それまでは慎重に杯を重ね、なるべく記憶をなくすほどには酔わないことを心がける、ということである。
 記憶がないほど飲めば、生きていないのと同じで、飲んでいること自体に意味がないわけだ。みみっちい酒になるかもしれないが、私も今月で64歳である。そろそろいい酒との付き合いをはじめなければならない。
  
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