たまに私の酒の失敗談については報告しているが、またやってしまった。先週の金曜日深夜、泥酔して定かな記憶はないが、どこかで転んだらしい。
朝起きたら、枕に血が点々とある。ギョッとして、顔を触ってみた。右目の上が腫れている。その周りにすでに固まった血のカサブタがあり、どうやらコンクリートの上に顔をぶつけたようだ。
目を開けようとしたら、少ししか開かない。瞼が腫れて目の上に垂れ下がってきている。鏡の前に立って恐る恐る自分の顔を見た。異様な別人がそこにいた。
またやったか、とがっくりと落ち込む。午後になると、こんどは目の周りに隈が広がりはじめた。さらに人相は変わった。
目だけではなく、右膝を打ったようで痛い。右手に擦過傷、左の脇腹も痛む。なんとも情けない様子に、わが女房は開いた口がふさがらない。
とにかくこの顔では人に会えず、ドラッグストアで眼帯を買い、しかたがない時はこれで騙そうと思った。
それより、これからの酒の付き合いを本気で考えなければならない。この程度で済んでいればいいが、もっとひどいことになるかもしれないわよ、と女房が威す。
こんな状態で反論する気力もないが、確かにその通りである。私の酒は、あまりたちが良くなく倒れてのち止む酒である。ただいつもそうなるわけでなく、変に酔ってしまう時があって、そういう時にこうなるケースが多い。
なにを変えるのか。いろいろと浅知恵を絞った。なにを決めても、本当に守れるか、というのが酒呑みの本性である。
最初に決めたことは、、夜10時で酒杯を置く。それからはノンアルコール系の飲料にする。それまでは慎重に杯を重ね、なるべく記憶をなくすほどには酔わないことを心がける、ということである。
記憶がないほど飲めば、生きていないのと同じで、飲んでいること自体に意味がないわけだ。みみっちい酒になるかもしれないが、私も今月で64歳である。そろそろいい酒との付き合いをはじめなければならない。
「60からのマイソング55」を配信中。毎日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。
朝起きたら、枕に血が点々とある。ギョッとして、顔を触ってみた。右目の上が腫れている。その周りにすでに固まった血のカサブタがあり、どうやらコンクリートの上に顔をぶつけたようだ。
目を開けようとしたら、少ししか開かない。瞼が腫れて目の上に垂れ下がってきている。鏡の前に立って恐る恐る自分の顔を見た。異様な別人がそこにいた。
またやったか、とがっくりと落ち込む。午後になると、こんどは目の周りに隈が広がりはじめた。さらに人相は変わった。
目だけではなく、右膝を打ったようで痛い。右手に擦過傷、左の脇腹も痛む。なんとも情けない様子に、わが女房は開いた口がふさがらない。
とにかくこの顔では人に会えず、ドラッグストアで眼帯を買い、しかたがない時はこれで騙そうと思った。
それより、これからの酒の付き合いを本気で考えなければならない。この程度で済んでいればいいが、もっとひどいことになるかもしれないわよ、と女房が威す。
こんな状態で反論する気力もないが、確かにその通りである。私の酒は、あまりたちが良くなく倒れてのち止む酒である。ただいつもそうなるわけでなく、変に酔ってしまう時があって、そういう時にこうなるケースが多い。
なにを変えるのか。いろいろと浅知恵を絞った。なにを決めても、本当に守れるか、というのが酒呑みの本性である。
最初に決めたことは、、夜10時で酒杯を置く。それからはノンアルコール系の飲料にする。それまでは慎重に杯を重ね、なるべく記憶をなくすほどには酔わないことを心がける、ということである。
記憶がないほど飲めば、生きていないのと同じで、飲んでいること自体に意味がないわけだ。みみっちい酒になるかもしれないが、私も今月で64歳である。そろそろいい酒との付き合いをはじめなければならない。
「60からのマイソング55」を配信中。毎日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。