夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

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篆刻(てんこく)9月の勉強会

2024年09月16日 | 篆刻
昨日は忙しかった午前中は打瀬の公民館へ篆刻勉強会に
行きました。
8月の課題(福以徳招=福は徳を以て招く、と読む。
幸福は善行を以て招くものである)の講評を先生から受けました。


  
文字は細目でよく伸展して印全体が明るい。
辺縁も程よい太さで締りあり。福の「示」の
形状を一考してもよいか。


  
辺縁の変化に小気味さありて好感。文字は
切り抜き文字のようでやや硬さが残る。
刀線を打破して雅味をつけるがよろしい。


  
印を四等分に配し画数を考慮して文字を
考えている丁寧な朱文、小篆の作である。


  
正確な運刀の手さばきには感心。印面に
過不足なく文字を配しバランスがよい。


  
朱文、小篆で伸びやかな作である。「招」の
「手ヘン」の曲げはいかがなものか。再考されたし。


  
白文の刀味としてはやや太めで満白印を意図
したものか。単に太いだけでは鋭味を欠くことに留意。



  
力強く運刀し、力感を伴う好印たり。辺縁の
効果も十分にて内容の濃い作となった。


  
辺縁の左、下側を太くして印面を締めている。
文字は伸展により違和感なく収めている。
丁寧の作たり。


  
所々に小篆風趣をだしながら印篆の硬さを
残した作といえる。欲をいえば刻風の味が
散漫な点が見える。いかがか。


  
一見、古代の金属印封泥の趣を出し、独特な
風趣は見事なり。文字の布字、辺縁の太さに
工夫の余地あり


  
印の刻風が今一つ統一されていないようだ。
一考されたし。運刀は強さあり辺縁も変化
十分であるが、やり過ぎないよう留意


先生の参考印 十字界線の入れ方。四文字白文
 
多字(一寸、約3cmに18文字の朱文印)
ただし、失敗作、語順が逆

こんな細く刻せるなんて凄いね。
「何歳ごろの作品?」
「若い頃でした。いつ刻したか忘れました」と先生。

「福以徳招」徳とは道徳心や善良な心のことです。
つまり「善の心をもっていれば幸福を招く」という意味です。

とYahoo知恵袋に出ていた。ボランティアも善の心を
持って行えば幸福が来るか?です

勉強会終了後、公民館を出たら空高く箒で掃いたような
筋雲が見られた。秋というのにまだまだ暑い。

サークル仲間から「敬老の日」という事でお赤飯と小豆餡を
頂く。嬉しいね。今日のお昼はお赤飯をありがたく頂きました。

午後から草取りボランティア2時間半、流石に疲れ果てた。


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