夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

「県展」で見た書道作品

2021年10月02日 | お出かけ
千葉県立美術館で開かれている「県展」の書道の部に
なかなか素敵な書がたくさんありました。
重厚な書は漢詩が書いてあったり、すらすらと書かれた
かな文字は文字の素晴らしさはありますが、訳註が
ないと読めない。
私でも読めるなかなか面白い書を撮してきました。

米倉守の詩
人生のために芸術があるのではなく 
作るために人生がある すなわち
芸術のためにある人生である


なるほど。

正岡子規の詩「菜の花や 小学校の 昼餉時

菜の花に見立てた墨絵はよく見ると「いちめんのなのはな」と
書かれている、1cm程の朱印が目を引く。


茨木のり子「自分の感性くらい」
 

雨にもマケズは宮沢賢治の詩かと思ったら大違い。
雨にもマケズ 風にもマケズ 大雨浸水 堤防決壊
建物全壊 強風台風 土砂災害 雨にもマケズ
風にもマケズ 賢治に倣い コロナ渦中 盂蘭盆会

とあり面白い
 

黒地に細かく「更級日記」が書かれている。
 
竹ペンで書かれているようなデザイン化された文字が
美しい。

日本語篆刻、書道を楽しんだ県展でした。


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