今月の3号のおはかまいりの後の話。
前の日また気が緩んで飲み過ぎ食べ過ぎたこともあり(最近特に食べ過ぎ傾向)、この日はどかんと走る必要を感じていたので、走るモード。しかし、午後からは一応仕事に行くつもりだったので、反対方向に進む予定はなかった。
しかし気がつけば。
しっかり反対方向。昔の小学校への通学路瓦工場の前。稼働しなくなってから随分経つようで。
この辺の道も、田圃だけだったがいつの間にか家やら道やらようけできて。田舎の小学校で通学班で登校していたが、上級生の兄ちゃんが一言「走るぞ」というのを聞くのがものすごく苦痛だった。
当時は喘息持ちであまり走れなかった。
発作が出たときは、おかんの運転する自転車の荷台に乗って学校に行った。
少々のことでは休ませてくれなかったが、発作が出ている時に、給食の準備やら掃除やら授業以外のことをしなければならないのがしんどかった。おかんは授業を座って聞くだけでもと無理矢理通わせたが、実のところ座っているだけで済むわけではない。
しんどいのでやすませてくださいと、それを体育の時以外は先生に言えないぐらい気が小さかった(今でも)。
このまま小学校の前を通り過ぎ校区外へ。少し行ったことのない道を走ろうかと思っていたが、トイレに行きたくなり、産業道路に出て文化会館の前に。
開いてなかった。使えんなあ。我が地元ながら本当に使えんもんを作って。
トイレを我慢しつつ、先を急ぐ。ようやくあったコンビニは珍しいミニストップ。ワオンカードが使えた。ここで今日2回目の朝食。胃はもたれているのに腹は減っている。
西山興隆寺の前の道を通り、山の方からI市を目指す。
この南国風の木々は見覚えがある。
前に来たのはいつだっただろうか。泊まり勤務の日に、家から大回りしてここを通ってI市の東の端の駅でJRに乗ったあの時は47キロ走ったが、このブログをしていた時かそうでないときか。
あの時の道を通っている気がする。
空はどんよりとしている。まだまだペースは上がらない。
やがて山に近くなる。勾配が次第に急になる。古くからの家並み。一つ東の筋がメインだと思っていたが、こちらも往来は多かったようだ。地名からして高校の時の部の先輩やクラスの同級生がこの辺に済んでいたようにも思う。
これはすぐ分かるタバコの葉。きれいな黄緑。
東に進んだ方が天気が良さそうである。
目指す方向は雨っぽい。でも何となく方向を変える気がせず進む。
山道に入る手前。ボニー?どこに。姿は見えなかった。
山道に入る。ゆっくりゆっくり。えっちらおっちら。
かなり高くまで上ってきている。さらに上る。それほどばてばてという訳ではない。朝食2回が効いたか。
峠越え。
広い周越道に入る。交通量が多い。この先の青い看板を左に。これも予定外。恐らく峠の手前あたりから体が動くようになったからだろう。
また峠を越えることになる。ここからは初めて走る道。目安となるポイントまで山道を14キロも。2時間勝負で行くことに。
右が目指す道。左がダムへの道。さっきの峠の手前、山の奥の集落に行くとここに出られるようだ。あそこは、高校の時唯一バイク通学が認められていたとか聞いたが本当だろうか。
先ほどより長い山道。どんどん上がる。
桜の木。きれいだろうな。
まだまだ上がる。道幅も狭い。
それでも何となく、時間をかけて上っていくうちに峠が見えた。
距離を考えると気が滅入るが、2時間、というように割り切ると、何とか我慢ができると最近気付く。
サヤノ峠という。ATOKは「道祖」と変換。そうかそういう意味か。
峠の向こうは水田が広がる。
似たような道幅の分岐点。地図アプリで調べる。便利になった。進みたい方向が右だったのでそちらへ。
予定外にゆっくりと上っている。ペースが落ちる。
上った後は下る。下りは結構急。自転車さんは大変である。腹が減ったと感じる。部活帰りの中学生や高校生を見かけるようになる。
中学校の近くにあるコンビニでアイス。予定外に高いのを買ってしまった(値札が微妙に分からなかった)が、味は大正解。アプリでJRの時刻を確かめる。当然職場に行くことはできない。
ここからもう一息踏ん張る。上り傾斜。
程なくして峠。
やれやれ。
良かったなあと思う瞬間。
遠くに造船所も見える。少し趣の違う海の光景。
飽きない。ゆっくりゆっくり下る。
時間に余裕があったので、もう一つ向こうの駅を目指す。昔、子供たちのハンドボールの練習試合で来た体育館がある旧K町に続く農免道路(?)である。応援は半分ぐらいで、後はここを走っていた記憶がある。しかしまあこんなに急勾配だっただろうか。
トンネルの手前、あまりの勾配にループを回避してショートカットする。
ここから道路に出た。ばてばて。
山である。下ると思えばまた上る。
豪快にアップダウンを繰り返す。
印象に残るのは下りより上りである。最後に来てこの上りは正直きつかった。
農免道路(?)を降りて、国道方面に。
道が狭くなりこの後分岐にも当たる。
それでも何とか出られそう。きれいに晴れてきたな。
きれいじゃないか。
本当にきれいだと思った。
昨年夏に来て、熱中症っぽくなって走れなくなったところ。ここを通過して旧道らしき道へ。
今回は余裕がある。街並み雰囲気を感じながら進む。前回と同じ酒屋さんが開いていた。前回と同じばあちゃんが対応してくれる。ちょうど5百円。1万円しかないんやけどというと奥から千円札の束を持ってきてくれた。
駅に着く。今日はここまで。丁度42.5キロ。最近ここから先にあまり行かんけど、以前、I市を出て走っていた時はもう少し先も行ったことがある。でも酒屋さん見つけたので、もう、ね。
しおかぜが離合待ちで停車。
しおかぜが行く。一本目が空く。
青空、ってか。
峠の連続がきつかったが、終わってみればきれいな景色に感謝、である。
前の日また気が緩んで飲み過ぎ食べ過ぎたこともあり(最近特に食べ過ぎ傾向)、この日はどかんと走る必要を感じていたので、走るモード。しかし、午後からは一応仕事に行くつもりだったので、反対方向に進む予定はなかった。
しかし気がつけば。
しっかり反対方向。昔の小学校への通学路瓦工場の前。稼働しなくなってから随分経つようで。
この辺の道も、田圃だけだったがいつの間にか家やら道やらようけできて。田舎の小学校で通学班で登校していたが、上級生の兄ちゃんが一言「走るぞ」というのを聞くのがものすごく苦痛だった。
当時は喘息持ちであまり走れなかった。
発作が出たときは、おかんの運転する自転車の荷台に乗って学校に行った。
少々のことでは休ませてくれなかったが、発作が出ている時に、給食の準備やら掃除やら授業以外のことをしなければならないのがしんどかった。おかんは授業を座って聞くだけでもと無理矢理通わせたが、実のところ座っているだけで済むわけではない。
しんどいのでやすませてくださいと、それを体育の時以外は先生に言えないぐらい気が小さかった(今でも)。
このまま小学校の前を通り過ぎ校区外へ。少し行ったことのない道を走ろうかと思っていたが、トイレに行きたくなり、産業道路に出て文化会館の前に。
開いてなかった。使えんなあ。我が地元ながら本当に使えんもんを作って。
トイレを我慢しつつ、先を急ぐ。ようやくあったコンビニは珍しいミニストップ。ワオンカードが使えた。ここで今日2回目の朝食。胃はもたれているのに腹は減っている。
西山興隆寺の前の道を通り、山の方からI市を目指す。
この南国風の木々は見覚えがある。
前に来たのはいつだっただろうか。泊まり勤務の日に、家から大回りしてここを通ってI市の東の端の駅でJRに乗ったあの時は47キロ走ったが、このブログをしていた時かそうでないときか。
あの時の道を通っている気がする。
空はどんよりとしている。まだまだペースは上がらない。
やがて山に近くなる。勾配が次第に急になる。古くからの家並み。一つ東の筋がメインだと思っていたが、こちらも往来は多かったようだ。地名からして高校の時の部の先輩やクラスの同級生がこの辺に済んでいたようにも思う。
これはすぐ分かるタバコの葉。きれいな黄緑。
東に進んだ方が天気が良さそうである。
目指す方向は雨っぽい。でも何となく方向を変える気がせず進む。
山道に入る手前。ボニー?どこに。姿は見えなかった。
山道に入る。ゆっくりゆっくり。えっちらおっちら。
かなり高くまで上ってきている。さらに上る。それほどばてばてという訳ではない。朝食2回が効いたか。
峠越え。
広い周越道に入る。交通量が多い。この先の青い看板を左に。これも予定外。恐らく峠の手前あたりから体が動くようになったからだろう。
また峠を越えることになる。ここからは初めて走る道。目安となるポイントまで山道を14キロも。2時間勝負で行くことに。
右が目指す道。左がダムへの道。さっきの峠の手前、山の奥の集落に行くとここに出られるようだ。あそこは、高校の時唯一バイク通学が認められていたとか聞いたが本当だろうか。
先ほどより長い山道。どんどん上がる。
桜の木。きれいだろうな。
まだまだ上がる。道幅も狭い。
それでも何となく、時間をかけて上っていくうちに峠が見えた。
距離を考えると気が滅入るが、2時間、というように割り切ると、何とか我慢ができると最近気付く。
サヤノ峠という。ATOKは「道祖」と変換。そうかそういう意味か。
峠の向こうは水田が広がる。
似たような道幅の分岐点。地図アプリで調べる。便利になった。進みたい方向が右だったのでそちらへ。
予定外にゆっくりと上っている。ペースが落ちる。
上った後は下る。下りは結構急。自転車さんは大変である。腹が減ったと感じる。部活帰りの中学生や高校生を見かけるようになる。
中学校の近くにあるコンビニでアイス。予定外に高いのを買ってしまった(値札が微妙に分からなかった)が、味は大正解。アプリでJRの時刻を確かめる。当然職場に行くことはできない。
ここからもう一息踏ん張る。上り傾斜。
程なくして峠。
やれやれ。
良かったなあと思う瞬間。
遠くに造船所も見える。少し趣の違う海の光景。
飽きない。ゆっくりゆっくり下る。
時間に余裕があったので、もう一つ向こうの駅を目指す。昔、子供たちのハンドボールの練習試合で来た体育館がある旧K町に続く農免道路(?)である。応援は半分ぐらいで、後はここを走っていた記憶がある。しかしまあこんなに急勾配だっただろうか。
トンネルの手前、あまりの勾配にループを回避してショートカットする。
ここから道路に出た。ばてばて。
山である。下ると思えばまた上る。
豪快にアップダウンを繰り返す。
印象に残るのは下りより上りである。最後に来てこの上りは正直きつかった。
農免道路(?)を降りて、国道方面に。
道が狭くなりこの後分岐にも当たる。
それでも何とか出られそう。きれいに晴れてきたな。
きれいじゃないか。
本当にきれいだと思った。
昨年夏に来て、熱中症っぽくなって走れなくなったところ。ここを通過して旧道らしき道へ。
今回は余裕がある。街並み雰囲気を感じながら進む。前回と同じ酒屋さんが開いていた。前回と同じばあちゃんが対応してくれる。ちょうど5百円。1万円しかないんやけどというと奥から千円札の束を持ってきてくれた。
駅に着く。今日はここまで。丁度42.5キロ。最近ここから先にあまり行かんけど、以前、I市を出て走っていた時はもう少し先も行ったことがある。でも酒屋さん見つけたので、もう、ね。
しおかぜが離合待ちで停車。
しおかぜが行く。一本目が空く。
青空、ってか。
峠の連続がきつかったが、終わってみればきれいな景色に感謝、である。