きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

入院日誌2日目 ~天井の世界

2014-11-12 21:11:03 | 事故で眼窩骨折に遭う
集中治療室。いつもと同じように目覚める。術後のせいか、看護師さんが見に来る回数も多いように感じる。
痛み止めの座薬をしてもらう。
意識ははっきりしているが、メガネがないのと、片方完全に塞がっているのと、絶対安静なので起き上がれない。体も全部拭いてもらうが、歯磨きは寝た状態でさせられる。そんな状態で11時、集中治療室内の個室に移る。

家族がやってくる。明日からみんな忙しい。意識がはっきりしていて大丈夫ということを見せておくことができてホッとする。
そして、病棟の個室に移ることになり尿を採る管を抜く。これ痛い。そして、夕方から食事を摂る事が決まる。主治医が忙しい中、立ち寄ってくれる。

義母が来、しばらくすると職場の上司が。

経過を説明する。
昨日の朝、早朝ジョグでいつもの道を走っていたら、後ろからバイクに追突(らしい)。
気がつけば救急車。
意識ははっきりしていたが、体中が痛いし動かない。そして頭と目が痛い。
救急病院で何枚もレントゲンとCT撮られ、目の奥が折れているので手術できる病院に転院。
転院待ちで、目の上を6針(らしい)。
で、転院先で再度画像撮影すると、頭の方からも出血しているとかで、目より先にこっちの手術準備。痛いことがたくさん。痛い。
で、準備の途中で、再度方針が変わったらしく、結局目の奥の折れた骨の方を処置(知ったのは後だが、プレートで固定しているらしくくらくらする)。
気がつけば、手術終了。そのまま集中治療室。
義母が駆けつけ、ヨメさんと主治医の経過説明へ。
一息ついてから、実家の両親も。オヤジは運転できる体調ではないので近所の人に運転してきてもらったという。オヤジはベットの柵に手を置いて震えている(病気の為)。心配だろうが生きていて、意識もあるところを見せられたから、まあ。
ここまでが経過。

そして、この状況で加害者が来る。
気が重い一連のことを、上司が上手く対応してくださる。
やがて、買い物から帰ってきた家族と水入らずで話す。儂の夕食をみんなで覗きながら、本当に久々に話す。
嬉しい。
天上の世界から戻る。

約2ヶ月前のこと、慣れないスマホで綴ったものです。しばらく続きます。