きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

富山マラソン回想

2022-03-23 17:15:21 | 大会回顧録
これ綴っている途中で入力中の記事が「とんで」しまう。
まあ、そういうもんかもしれないが。うーん。
改めて。

もう一つあったというより一番メインの本番編。

富山マラソンの初めの部分(9キロ)が車椅子部門のコースとなる。縁がある高岡の地。

2年前にここで行われた研究会に出張扱いで参加させていただき、これまでの30年間のまとめみたいな感じのものを発表させていただいたいわば終焉の地(実際この後配置換えをしていただきSTとしての業務は全くしていないから事実)。
この終焉の地がレーサーの出発点になるとは。
という感慨もそれほどなく、前日の下見で突きつけられた「完走無理」かもという現実に向き合いつつ、起床。

前日の物凄い喪失感はまだ残っている。何はともあれ会場に行かなければと。

会場近くの駐車場で朝御飯。

穏やかに時が過ぎる。ボランティアの方々のサポートで無事にエントリー完了。
富山のランナーの方々(Uさん、Tさん、Hさん)に歓待される。もう本当に有り難い。静岡から参戦のUさんにもお声かけいただく。本当に感謝です。

空気まで入れていただく。これまで前後ともに5.5BARまでしか入れたことがなかったが、お話を伺い、前7BAR、後9BARまで一気に上げる。
大会参戦特有のいつもにない何かが分泌され興奮状態で変な力が出たのは確か。でも、スタートまでのアプローチルートで側溝にタイヤを落としたから緊張していたのかもしれん。スタート前、一人一人名前を呼ばれるし。すごっ。
その変な力のお陰か、不安だった2つの踏切(過去に日常用の前輪を入れてしまったことがあって半ばトラウマになっている)と3つの跨線橋をクリアしてゴール。
跨線橋は勾配が尋常でない。下りは37キロ出た。漕ぐことばできず車体に身を任せる。
ゴール後、担当(と思われる)学生の方と駐車場まで。サポートに感謝。

富山のTさんの関係の方からいただく。本当に有り難い嬉しい。富山スピリッツを忘れないようにしなければと思う。

日常用で初参戦だった丹波篠山は今日以上に関門がきつかったのは確か。
それでも今日は、これを越えなければ次がない感が、丹波篠山のとき以上にあったので。

物凄い不安の中で漕いだ初レーサーでの参戦だったが、結果としていい思い出しかない。

Hさん、ありがとうございました。どこかで御一緒できると思います。