きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

バイクというよりチャリンコ

2017-10-23 08:44:02 | 真面目な練習
やはりバイクというよりチャリンコである、ということをつくづく感じた時期がある。

今年の夏はあまり乗ってなかったが、ムスコからクロスバイクを譲り受けたばかりの去年は1ヶ月に1回ぐらい、高縄半島周り(つまり大回り遠回り)で松山の北にある職場に行ったり職場から帰ったりしたことがあった。距離は大体90~110キロで5時間ぐらいの練習である。ちなみに、以下の写真は去年の「夏休み」をとった初日に職場から家まで走ったときのもの。このときはこれ自体はいい練習になったが、その翌日からの3日間は疲れすぎて、折角の有休なのに遠くを走るということがほとんどできなかったのを覚えている。

この時は、午後から休みをいただき、職場を昼過ぎに出て、直後から昼飯喰う感じでドラッグストアとかスーパーで補給をしながら進む。

夏の暑い日ということもあり、走るときより補給している感じはある(実際にはそんなにちょくちょく止まっていないランと同じぐらいか)。補給感覚より、補給そのものをしないと漕げない感はある。

太陽石油。まだまだ序盤。

今治手前のドラッグストアで。

今治を越えて西条市に入る。これもドラッグストアで。41円だったか。安い。

この写真があるということは、本当に暑かったんだということ。

30分もいかないうちに実家近くのコンビニでガリガリ君。

写真からして座りこんどる。

この後、桜三里の休憩所で頭から水被って。

漸く峠越え。信号待ちで脚着かず。もう脚がコントロールできていない(因みに、チャリンコの方、今年の春にタイヤを前後輪交換(黒×赤)してもう少し落ち着いた感じになっている)。

いい練習だった。

自己最低値。凄いもんだ。チャリ。

で、この大回りルートでは1度は雨の中走り、ウエストバックに入れていた6インチスマホが水没してしまったりということもあった(その後乾燥剤に5日間ほど「漬け込み」復活)。100キロ前後になれば、ランよりいい練習になるのではと、それは間違いない。常時20キロはキープして、早いときは24キロぐらいまで上げている。ちなみにサイクルメーターは付けていないので、国道脇のキロポイント表示で計算する。
それでも、ネックなのは路側帯はあまり道路自体がいい状態ではなく、振動もあるし小石もあるし。坂道で推定で40キロぐらいになると車体ががたがた震えて怖かったりもした。
いずれにしてもランもチャリンコも、止まれないのは同じだが、止まれないというプレッシャーはかなり違う。止まったら倒れるし。また、ゆっくりでいいという気にもならん。疲れてゆっくりになるのは仕方がないとして、そうでなければ常時20キロぐらいは超えるぐらいで漕ぐ。

また、それとは別に、今治から松山へ向かう317号の水ケ峠越えをしたこともある。
登り坂はチャリンコの醍醐味というか、ギアをなるべく落とさずにどこまで行けるかみたいな我慢比べの要素もある。
儂のはクロスバイクだから前3段の後ろ8段あるやつだが、最近は余程でない限り前のギアを変えずに漕げるようになってきた。ハンドルのサイドに「角」みたいなバーを付けてから結構漕ぎやすくなった。勿論前の段を変えないと漕ぎあがれないところはいくつもあって、そのうちの一つが、山越えでの通勤ルート途中にある12%の坂。

チャリンコはシンプルに脚を前に出すとか、ランに共通するところは多い。ウェアきっちり着てスピード出してというのではなく、あくまでランの延長でとことこ走る感覚に近いが、それでも身体に堪える要素は多いので、いい練習にはなっている。それでもチャリンコはあくまでランの補完ではある。バイクに転向するとなるとお金がかかる。

それでも、さて、この先どうなるか、である。競技用の車椅子が安いので30万ぐらいであったが、それでも一般道を走るのは至難の業のような気もするし。
退院後の状況がまだまだ不透明な状態なので、今、人ごとのようにこれを打っている。


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