今日はひさしぶりにお休みです。
最近自宅の個人レッスンが分散していて、少人数ながらほぼ毎日のように生徒が来るようになりました。
というわけで、昼まで自宅レッスンして午後はレセプショニストの仕事、とか、中野で四重奏の練習して急いで帰ってきて自宅レッスン、その後青葉台でカルチャーとか・・・。
私としては、「自宅レッスンの日」「出掛けて仕事する日」という風に別々になっていたほうがいいんですが、なかなか自分の思うようにはいきません。
土曜日は堀雅貴さんの帰国コンサートに行きました。
昨年の10月、Avi Avitalのリサイタルに共演者として出演されていて、ぜひもっとソロを聴きたいと思っていました。
会場は、最大80席の紀尾井サロンホール。
昼夜2回公演で完売だったそうです。
それだけ期待度、注目度が高いということですね。
平成23年度文化庁新進芸術家海外研修員に選ばれ、留学の成果を発表する、というコンサートでした。
海外研修員・・・素敵です。
プログラムの「ご挨拶」文から、とても真面目で謙虚なお人柄が感じられました。Aviのリサイタル後にお話しした印象そのものでした。
プログラムは
Bach/無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調
Gervasio/ソナタ・デ・カメラ
Gaudioso/マンドリン協奏曲 ト長調
堀雅貴/序奏とロンド
堀雅貴/祈り
Calace/マンドリン協奏曲 第2番
ステージにはピアノと椅子だけ。全曲暗譜でした。
全て完全に手中に収まっていて、余裕の演奏。
自分だけの世界にこもらず、会場の人全てを彼の音楽の世界に招待してくれた感じでした。
身体を自由に動かして表情豊かに演奏し、時折、弾きながら客席に視線を送ったり。
奏者と聴衆の間の垣根が無く、一緒に音楽を楽しめたように思えます。
自作曲の「序奏とロンド」では、客席が息をのむような瞬間があり、一転して「祈り」では、ゆったりと心穏やかにメロディーに引き込まれました。
「祈り」はこれからどんどんいろいろな人が演奏する曲になると思います。
カラーチェの協奏曲は、コンクール自由曲の定番。とても新鮮な切り口でした。
今までさんざん聴いた(自分も弾いた)どれとも違う。1楽章と3楽章の順番が逆でしたし。興味深く聴きました。
前半と後半でマンドリンを変え(ピックも絃も)、その変化も楽しめました。
Gervasioの曲、弾いてみたい。
衣装は白っぽいピンクのシャツだったのもよかったと思います。
ピアノの黒がバックなので、黒いシャツより顔映りがいい。
アンコールはピアニストの幡田さんの曲。ピアニストご本人が他の曲よりだんぜん楽しそうでしたし、堀さんはバロックも現代曲もこういう曲(どういう曲か言葉で説明できずすみません)何でも弾きこなせるところがすごい。
お二人で、POP PROJECTというコンサートをするそうです。エレクトリックマンドリンで。
こちらもぜひ伺いたいです。
私が行った昼公演は、年齢層高めでしたが、夜公演は若い人が多かったそうでよかった。
彼に憧れてマンドリンを弾く人が増えるといいですね。
日曜日は、上森祥平さんのJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会。

今年で3年連続聴いているように思います。
プログラムは
第1部
ヒューム/ガンボの魂
バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
シェン/中国で聴いた七つの歌より
バッハ/無伴奏チェロ 組曲第3番 ハ長調 BWV1009
ブリテン/無伴奏チェロ組曲第1番作品72 よりセレナータ
J.S. バッハ/無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
第2部
コロンブ/シャコンヌ
バッハ/無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
クラム/無伴奏チェロソナタより第2楽章
バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007
ソッリマ/アローン
バッハ/ 無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012
毎回、バッハの各曲の前に、小品が演奏されます。
全部暗譜で、1日でこれだけ弾く体力・集中力もすごい。
これで3500円というのは驚きの価格ではないでしょうか。
土日のコンサートで改めて感じたのは、お客様の前で演奏するには、このように完璧に自分のものになってなくてはならないということです。
いや、本当に演奏家というのは素晴らしい。
自分とは別世界の住人です。
いいなぁ。
休みの前日には、あれもしようこれもしよう、といろいろ計画しています。
午前中はウキウキしている間になんだか終わってしまい、気がつけば夕方で気が焦る。
夏休みの終わりに宿題がまったく片付きそうもなく途方に暮れている気分です。
最近自宅の個人レッスンが分散していて、少人数ながらほぼ毎日のように生徒が来るようになりました。
というわけで、昼まで自宅レッスンして午後はレセプショニストの仕事、とか、中野で四重奏の練習して急いで帰ってきて自宅レッスン、その後青葉台でカルチャーとか・・・。
私としては、「自宅レッスンの日」「出掛けて仕事する日」という風に別々になっていたほうがいいんですが、なかなか自分の思うようにはいきません。
土曜日は堀雅貴さんの帰国コンサートに行きました。
昨年の10月、Avi Avitalのリサイタルに共演者として出演されていて、ぜひもっとソロを聴きたいと思っていました。
会場は、最大80席の紀尾井サロンホール。
昼夜2回公演で完売だったそうです。
それだけ期待度、注目度が高いということですね。
平成23年度文化庁新進芸術家海外研修員に選ばれ、留学の成果を発表する、というコンサートでした。
海外研修員・・・素敵です。
プログラムの「ご挨拶」文から、とても真面目で謙虚なお人柄が感じられました。Aviのリサイタル後にお話しした印象そのものでした。
プログラムは
Bach/無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調
Gervasio/ソナタ・デ・カメラ
Gaudioso/マンドリン協奏曲 ト長調
堀雅貴/序奏とロンド
堀雅貴/祈り
Calace/マンドリン協奏曲 第2番
ステージにはピアノと椅子だけ。全曲暗譜でした。
全て完全に手中に収まっていて、余裕の演奏。
自分だけの世界にこもらず、会場の人全てを彼の音楽の世界に招待してくれた感じでした。
身体を自由に動かして表情豊かに演奏し、時折、弾きながら客席に視線を送ったり。
奏者と聴衆の間の垣根が無く、一緒に音楽を楽しめたように思えます。
自作曲の「序奏とロンド」では、客席が息をのむような瞬間があり、一転して「祈り」では、ゆったりと心穏やかにメロディーに引き込まれました。
「祈り」はこれからどんどんいろいろな人が演奏する曲になると思います。
カラーチェの協奏曲は、コンクール自由曲の定番。とても新鮮な切り口でした。
今までさんざん聴いた(自分も弾いた)どれとも違う。1楽章と3楽章の順番が逆でしたし。興味深く聴きました。
前半と後半でマンドリンを変え(ピックも絃も)、その変化も楽しめました。
Gervasioの曲、弾いてみたい。
衣装は白っぽいピンクのシャツだったのもよかったと思います。
ピアノの黒がバックなので、黒いシャツより顔映りがいい。
アンコールはピアニストの幡田さんの曲。ピアニストご本人が他の曲よりだんぜん楽しそうでしたし、堀さんはバロックも現代曲もこういう曲(どういう曲か言葉で説明できずすみません)何でも弾きこなせるところがすごい。
お二人で、POP PROJECTというコンサートをするそうです。エレクトリックマンドリンで。
こちらもぜひ伺いたいです。
私が行った昼公演は、年齢層高めでしたが、夜公演は若い人が多かったそうでよかった。
彼に憧れてマンドリンを弾く人が増えるといいですね。
日曜日は、上森祥平さんのJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会。

今年で3年連続聴いているように思います。
プログラムは
第1部
ヒューム/ガンボの魂
バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
シェン/中国で聴いた七つの歌より
バッハ/無伴奏チェロ 組曲第3番 ハ長調 BWV1009
ブリテン/無伴奏チェロ組曲第1番作品72 よりセレナータ
J.S. バッハ/無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
第2部
コロンブ/シャコンヌ
バッハ/無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
クラム/無伴奏チェロソナタより第2楽章
バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007
ソッリマ/アローン
バッハ/ 無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012
毎回、バッハの各曲の前に、小品が演奏されます。
全部暗譜で、1日でこれだけ弾く体力・集中力もすごい。
これで3500円というのは驚きの価格ではないでしょうか。
土日のコンサートで改めて感じたのは、お客様の前で演奏するには、このように完璧に自分のものになってなくてはならないということです。
いや、本当に演奏家というのは素晴らしい。
自分とは別世界の住人です。
いいなぁ。
休みの前日には、あれもしようこれもしよう、といろいろ計画しています。
午前中はウキウキしている間になんだか終わってしまい、気がつけば夕方で気が焦る。
夏休みの終わりに宿題がまったく片付きそうもなく途方に暮れている気分です。