昔の話ですが、テレビのドッキリ番組を見ました。
ターゲットは歌手の森進一。
シチュエーションは、大ホールでのリサイタル。
開演で、歌いながら幕が上がると、客席にはなんとおばあさんが1人だけ。
ただならぬ会場の様子に少し戸惑いながらもきちんと1曲歌い終わった森進一、客席に語りかけます。
「・・・あれ、おばあちゃん1人?」
うなずくおばあさん。
不思議そうにしながらも、
「じゃ、今日はおばあちゃんのために歌います。最後まで聴いてください」
と森進一。
また歌い始めてから、仕掛け人が登場し事情を説明(ネタばらしの時も、森進一はびっくりしたものの、怒らなかった)、その後待機していた観客で満員になったホールでリサイタルは再開された、と記憶しています。
このとき印象に残ったのは、森進一の態度でした。
中断して裏方に確認するでもなく、おばあさん1人のためにきちんとリサイタルを続けようとした。
本当に立派な人だと思いました。
チケット代が有料でも無料でも、客席に著名な評論家がいようと、子ども向けの演奏会だろうと、常に真摯な態度でベストの演奏するのが当然です。
手抜きをするような演奏者だと、聞き手には必ず伝わるものです。
そんなことを思った先週末でした。
10909歩。
ターゲットは歌手の森進一。
シチュエーションは、大ホールでのリサイタル。
開演で、歌いながら幕が上がると、客席にはなんとおばあさんが1人だけ。
ただならぬ会場の様子に少し戸惑いながらもきちんと1曲歌い終わった森進一、客席に語りかけます。
「・・・あれ、おばあちゃん1人?」
うなずくおばあさん。
不思議そうにしながらも、
「じゃ、今日はおばあちゃんのために歌います。最後まで聴いてください」
と森進一。
また歌い始めてから、仕掛け人が登場し事情を説明(ネタばらしの時も、森進一はびっくりしたものの、怒らなかった)、その後待機していた観客で満員になったホールでリサイタルは再開された、と記憶しています。
このとき印象に残ったのは、森進一の態度でした。
中断して裏方に確認するでもなく、おばあさん1人のためにきちんとリサイタルを続けようとした。
本当に立派な人だと思いました。
チケット代が有料でも無料でも、客席に著名な評論家がいようと、子ども向けの演奏会だろうと、常に真摯な態度でベストの演奏するのが当然です。
手抜きをするような演奏者だと、聞き手には必ず伝わるものです。
そんなことを思った先週末でした。
10909歩。