ひさしぶりに大泣きしてすっきりしました。
昨日、帝国劇場に観に行った「8月31日~夏休み最後の日~」で。
日比谷に出かけたある日、姉に誘われるまま購入したチケット。
お芝居なんだけどユーミンが毎日ステージで歌うんだって、という程度の情報しかなかったので、当日になって内容をネットで調べて行きました。
帝国劇場は、だいぶ昔にレ・ミゼラブルを観に行って以来かも。
岩崎宏美や野口五郎が出ていた時です。それって相当前のことですね。
客層は、40代~50代が多いようでした。私と同世代です。ユーミンのファンといえば、やはりこのあたりでしょうか。
席に座って驚いたのは、前の人がサンドイッチを食べていたこと。
場内で飲食とは!
レセプショニストは見てないのかしらと思ったら、帝劇は飲食可なんですねー。
驚きました。映画館のような感覚でしょうか。歌舞伎も場内で食べますね。
ふだん音楽の現場にいるので、どうも気になりました。
いよいよ開演。
冒頭、ユーミンが「ヘアメイク中の演技」で登場。
口上のようなものをしゃべりました。
そこから芝居のはじまり。
ただの芝居じゃない、ミュージカルでもない、そしてコンサートでもない。
とチラシに書いてあるとおりのことがステージで行われました。
芝居があって、そのシチュエーションに合った曲をユーミンが歌って、役者がハケて、ダンサー登場、歌終わってユーミンハケて、役者登場。
この繰り返しです。
舞台は簡素で、さみしいくらい。
ユーミンの衣装もコンサートとは違って、数パターンのみ。
交通事故に遭った元カレの夢の中で再会する主人公、という状況なんですが、そのあたりの展開がもたついた感じ。
この2人にも、意地悪な元彼女にも、どうも共感できませんでした。
言葉遣いなのか、台詞そのものなのか・・・。
ユーミンの歌も、私に馴染みのないもが多く、今ひとつ入り込めずに前半が終わってしまいました。
いや「最後の嘘」は前半だったかな。これはとてもよかったです。これが聴けただけでも良しとしよう、と思えるほど。
休憩25分。長かった。
席数のわりに化粧室が少ないから、なんだろうと思います。
後半になったら、なぜか引き込まれていきました。
冒頭のお笑いネタ(これは芝居とは、ほぼ無関係)に私たち姉妹は大ウケでした。
ステージ上でストーリーはどんどん核心に迫っていき、そこで流れる歌は「Hello,My Friend」それから・・・
主人公たちの誤解がとけてやり直そうと決意したときには、彼は息を引き取ってしまう。
このあたりで、涙をぬぐう人続出(私の周りでは)。
私の一番好きな曲「青いエアメイル」は、アンコールとして歌われました。
さらに涙。
ダブルのカーテンコールで、貫地谷しほりと陽月華とユーミンが登場。
それぞれに話をしてから、3人で「卒業写真」を歌いました。
観客総立ち。
千秋楽を翌日に控えて、ユーミンは特別な感情がこみ上げていたそうです。
松任谷正隆をリスペクトしています、と言って泣いていました。
デビュー40周年だけあって、ユーミンは声があまり出ていない感じでしたが、それでもユーミンの歌はユーミンの声でなければ。
陽月さんはとても歌が上手なんですが、そういうのとは違ってー。
ユーミンはやっぱり特別、唯一無二の人です。
私の隣は50代後半の男性でしたが、私と同じくらい泣いていた。
ここにいるたくさんの人たちが、思い出して涙するような出会いと別れを繰り返し、それぞれの人生を生きてきたんだ、と思うと胸がいっぱいになり、私はまた泣けてしまうのでした。
行ってよかったです。
ユーミンの歌はこの年で改めて聴きくと、さらに深く心に沁みます。
ベストアルバム、買うでしょう。いや、買います。
劇場から東京駅まで、イルミネーションの中を歩きました。きれいでしたー。
昨日、帝国劇場に観に行った「8月31日~夏休み最後の日~」で。
日比谷に出かけたある日、姉に誘われるまま購入したチケット。
お芝居なんだけどユーミンが毎日ステージで歌うんだって、という程度の情報しかなかったので、当日になって内容をネットで調べて行きました。
帝国劇場は、だいぶ昔にレ・ミゼラブルを観に行って以来かも。
岩崎宏美や野口五郎が出ていた時です。それって相当前のことですね。
客層は、40代~50代が多いようでした。私と同世代です。ユーミンのファンといえば、やはりこのあたりでしょうか。
席に座って驚いたのは、前の人がサンドイッチを食べていたこと。
場内で飲食とは!
レセプショニストは見てないのかしらと思ったら、帝劇は飲食可なんですねー。
驚きました。映画館のような感覚でしょうか。歌舞伎も場内で食べますね。
ふだん音楽の現場にいるので、どうも気になりました。
いよいよ開演。
冒頭、ユーミンが「ヘアメイク中の演技」で登場。
口上のようなものをしゃべりました。
そこから芝居のはじまり。
ただの芝居じゃない、ミュージカルでもない、そしてコンサートでもない。
とチラシに書いてあるとおりのことがステージで行われました。
芝居があって、そのシチュエーションに合った曲をユーミンが歌って、役者がハケて、ダンサー登場、歌終わってユーミンハケて、役者登場。
この繰り返しです。
舞台は簡素で、さみしいくらい。
ユーミンの衣装もコンサートとは違って、数パターンのみ。
交通事故に遭った元カレの夢の中で再会する主人公、という状況なんですが、そのあたりの展開がもたついた感じ。
この2人にも、意地悪な元彼女にも、どうも共感できませんでした。
言葉遣いなのか、台詞そのものなのか・・・。
ユーミンの歌も、私に馴染みのないもが多く、今ひとつ入り込めずに前半が終わってしまいました。
いや「最後の嘘」は前半だったかな。これはとてもよかったです。これが聴けただけでも良しとしよう、と思えるほど。
休憩25分。長かった。
席数のわりに化粧室が少ないから、なんだろうと思います。
後半になったら、なぜか引き込まれていきました。
冒頭のお笑いネタ(これは芝居とは、ほぼ無関係)に私たち姉妹は大ウケでした。
ステージ上でストーリーはどんどん核心に迫っていき、そこで流れる歌は「Hello,My Friend」それから・・・
主人公たちの誤解がとけてやり直そうと決意したときには、彼は息を引き取ってしまう。
このあたりで、涙をぬぐう人続出(私の周りでは)。
私の一番好きな曲「青いエアメイル」は、アンコールとして歌われました。
さらに涙。
ダブルのカーテンコールで、貫地谷しほりと陽月華とユーミンが登場。
それぞれに話をしてから、3人で「卒業写真」を歌いました。
観客総立ち。
千秋楽を翌日に控えて、ユーミンは特別な感情がこみ上げていたそうです。
松任谷正隆をリスペクトしています、と言って泣いていました。
デビュー40周年だけあって、ユーミンは声があまり出ていない感じでしたが、それでもユーミンの歌はユーミンの声でなければ。
陽月さんはとても歌が上手なんですが、そういうのとは違ってー。
ユーミンはやっぱり特別、唯一無二の人です。
私の隣は50代後半の男性でしたが、私と同じくらい泣いていた。
ここにいるたくさんの人たちが、思い出して涙するような出会いと別れを繰り返し、それぞれの人生を生きてきたんだ、と思うと胸がいっぱいになり、私はまた泣けてしまうのでした。
行ってよかったです。
ユーミンの歌はこの年で改めて聴きくと、さらに深く心に沁みます。
ベストアルバム、買うでしょう。いや、買います。
劇場から東京駅まで、イルミネーションの中を歩きました。きれいでしたー。