1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

話せばわかる、こともある

2018年08月03日 | Weblog
先週から1週間、ちょっと気が重くなるような問題を抱えていました。

私は自宅レッスンのほかに、いくつかのカルチャー、音楽院で講師をしています。
そこでの生徒をめぐるトラブル。
先方から、私が生徒を自分の教室に引き抜いている、というような疑いをかけられました。
自分からそのようなことを生徒に持ちかけたことはありません。

でも、現実は
・生徒の都合で教室指定のレッスン日に通えなくなる
・レッスン時間を延長したい
などの生徒側の要望で、外部教室を辞めた生徒が自宅に習いに来る、ということはあるんです。

それを引き抜き行為、と言われるとこちらとしてはどうしたらいいものか。
片岡先生にも相談した結果、そのような見解の違い(というか、音楽教室側と講師とのトラブル)はよくあるそうです。
大事なのは、音楽教室を辞める生徒からはっきりと「音楽教室とは日程が合わなくなったのでやめるが、マンドリンは続けたいので先生の自宅に通う」と言ってもらうことだそうで。
生徒の意思を音楽教室に伝えれば誤解を生まなくて済みますね。
でも、退会してしばらく経ってから元生徒が私に連絡をしてくる場合などは、そうもいきません。
音楽教室側は、そういう時でも報告をするようにと言うんですが、果たしてその「縛り」は何年続くんでしょう・・・。

音楽教室はお金をかけて宣伝をして、その結果入会した生徒が流出するのは「損失」と思うということはわかります。
だからといって、どうにかレッスンを続けたいと思う生徒を自宅教室で受け入れるな、と言われるとそれはどうなのか。

今後また揉めるのもいやなので、ある程度の期間を置いて契約を解除してもらおうかと思いました。
そのように心を決めて話し合いの席に着いたんですが、結果的には続行することになりました。

音楽教室側は
・私の長年の指導実績は認めて信頼している
・他に講師が見つからない(消極的な理由・・・)
ということで、仕事は続けてほしい、でも何につけても報告をしてほしい、それが結論でした。

驚いたことには、よくよく話を聞いたら、「先生から自宅教室への移籍を勧められた」と音楽教室に言った生徒がいたそうなんです。
音楽教室側はその話を真に受けていた。
身体が悪くて歩行が困難(運転もしない)な年配の生徒を、駅から緩い坂を10分歩く自宅教室に誘うわけがない。
それでなくても「家でマンドリンなんか弾くヒマはない」と毎回言い張って、口を開けば文句ばかり言っているような人を・・・。
当人は数年前に音楽教室を退会してしまったので、今さらその件でするのも気が引けます。でも納得がいかないなぁ。

1週間、ネットでいろいろ調べたら、講師と教室のトラブルって多いんですねー。
特にやたらと目についたのが、大手ピアノメーカーの音楽教室です。


コメント (2)
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