1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

月命日

2018年12月01日 | 高齢の親のこと
マンドリンの話はありません。

改めまして、昨日のことを。
昨日は母の月命日でした。
実家に集まって(集まって、と言っても3人ですが)夕食を共にしました。
姉が準備をしてくれて、なんとなくクリスマス会のようなお誕生日会のような楽しい気分でした。

3人にあまりにも突然やってきた悲しいあの日。
肩を寄せ合って励まし合いながらなんとか1ヶ月やり過ごしました。

一番大変なのは誰よりも父です。
姉と私はお互いそれぞれの家庭がある。
でも父は60年連れ添った配偶者を亡くしてしまった。
親を亡くすのと配偶者を亡くすのは、やはり大きな違いがあると思います。
姉と私がどんなにがんばっても母の代りにはなれないし、父の心の隙間は埋められません。

できるのは、ただ寄り添うことだけ。
夜、父を1人にしない。

父はだいじょうぶ、と言っていますが、なんだか心配で。
ずっと先のことはわかりませんが、とにかく姉と交代で泊まることにしています。

私はレッスン時間に合わせて自宅に戻っていますが、戻るとやることはまず部屋の片づけ。
時間に余裕がないので、慌ただしく作業をすることになって、この時間が辛い。
実家にいるほうが気が楽になってきました。
昨日のように、姉と一緒に泊まる日はなお楽しいし。

父は私たちが何をしても「ありがとう」と気持ちよく声をかけてくれます。
薬を飲むための水を持って行ったり、そんな本当にささやかなことでも毎回「ありがとう」と。
寝る前にも、「今日はありがとう。ゆっくり寝てね。おやすみ」と言ってくれます。
そんなことがうれしい。

父が毎日快適に暮らせるように、できる限りのことをしたい。
そんなことを改めて思った、初めての月命日でした。

次の月命日は大晦日だ!
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