ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

薪拾いプロ。

2012-10-22 18:04:34 | Weblog
今日は乾いた薪をたくさん集めて来た。
まぁ・・・よく燃える。外なのに暖かい。足なんて熱い。

じゃがいもを頂いた。赤いじゃがいもと普通の色のじゃがいも。茹でる。茹で上がったじゃがいもの皮を手で剥いてバターを乗せる。
お昼にかった唐揚げは冷めている。冷めているというよりも、冷えている。コッヘル大に水を入れて、コッヘル小に唐揚げを入れて、鍋を重ねて温める。
メンミと水と砂糖とニンニクと胡麻油で甘辛ソースを作る。
富良野で買った1キロの新米を水に浸けてから炊く。

薪がよく燃えると、ストーブの上に鍋を乗せるだけでお湯が沸く。スペースはたくさんある。四つ口のコンロをフルで使って調理をしているようなものだ。
強火と弱火は鍋を置く位置で調整出来る。

カムイミンタラの談話室には、高級な薪ストーブが置いてある。ヨーロッパ製、26万円。鋳型で作った重厚な鉄の薪ストーブ。燃焼効率と密閉率が高いので、部屋の中に煙が出たりしない。煤も付かない。最小限の薪で最大限の暖かさを供給する優れもの、だそうだ。
いつか欲しい。

安いダルマストーブで、料理が出来上がった。今夜も美味しい晩御飯。
今夜は星が見えない。夜半には雨が降り出すみたいだ。
曇り空の夜の下、今夜も美味しい晩御飯。なのである。

非常事態宣言。

2012-10-22 16:03:39 | Weblog
今日もYAMANONAKAカムイミンタラにいます。

買い物から戻って来て、チェーンをチェックしていたら、気付いてしまいました。

スプロケットが欠けている。スプロケが尖り始めている・・・いや、かなり尖ってきていることには気づいてはいたのだけど・・・何本か、完全に欠けている。

これはまずい。由々しき事態だ。このままでは帰れない。まずい。札幌で交換するにしても、ここから札幌までもつのか・・・それが問題だ。峠越えも残っている・・・札幌は遠い。・・・不安が募るぜ。

カムイミンタラのご主人に相談してみた。
スプロケットを手で触って・・・大丈夫でしょう。
ここらへん、欠けてるんですけど・・・
あっ、ホントだ。これはまずいねぇ。
まぁ、札幌までなら行けるでしょう。

お墨付き、とまではいかないが、その一言は勇気をくれる。

普段より大人しく運転すればね、の条件付きでもある。

ご主人はこうも言っていた。

バイクのメンテナンスにだけは、お金をケチってはいけないよ。だって、命を預けるものだからね。

あぁ、色んな人に言われたなぁ。・・・この言葉。

レッカーまでされたこの旅。本当に、骨身に染みる言葉です。

鮭はいなかった。

2012-10-22 14:08:39 | Weblog

音別の町へ、晩御飯の買い出し。
途中、さっきたどり着けなかった橋で停車、欄干から顔を出して鮭を探す。

うーん、やはり、時期が外れのようだ。もう鮭はいない。

霧里川は綺麗だ。音別川も綺麗だ。
まぁ、鮭がいなくてもいいんだよね。
この川のいたるところに、鮭の卵が埋まっていると想うと、なんだかワクワクする。

海から20キロ。過酷な道程を昇り切った鮭に、お疲れ様と伝えたい。・・・そんな気分になってしまうよ。

パンを買い過ぎてしまうのはなんで?

2012-10-22 13:26:35 | Weblog

キャンプ場に戻ってきて、出掛ける準備をしていると、軽ワゴンの移動販売カーがやってきた。
財布を持って、パンを物色。

あれもこれも食べたくなるから困る。パン屋は、節約生活の敵だな。

普段なら値段を見て計算して買うのに、これもあれもこれもあれも、と選んで、五個も買ってしまった。うーん、大散財。

お昼ご飯に三個食べた。明日の朝、二個食べようっと。


パジャマカウボーイ。

2012-10-22 12:30:56 | Weblog
毎週月曜日だけ、カムイミンタラにパンの移動販売が来るらしい。美味しいから食べるといい、とご主人が言う。
お昼が楽しみだ。

霧里川に鮭が上がってきていると聞き、二キロ先の橋まで散歩にいくことにした。寝巻きのまま。

往復一時間、お昼までには帰って来られるはずだった。
散歩はいい。のんびりでいい。見える景色がバイクとは違う。道端を跳ねるバッタまで見える。

二キロ・・・意外に遠い。・・・バイクで来れば良かったのか?
どうも移動販売に間に合いそうにない。
目的の橋を目前にして、引き返すことにした。パンの方が大事。

なぜ間に合わなかったのか?

それはね、牛と遊んでいたからさ。
僕が立ち止まると、数十頭の牛が全速力で走って来て、僕の前に整列するのだ。
とりあえず、こんにちは、と頭を下げてみる。

少し進んでは、また牛が集合。こんにちは。
こんなことをしていたら、時間が足りなくなったというわけ。

楽しいな、牛遊び。

ワイルロラロ?

2012-10-22 01:50:42 | Weblog
先週、このキャンプ場のそばで、450キロの熊が撃ち殺されたそうだ。体長2.5メートル。腕と足を伸ばすと4メートルの巨大なヒグマだったそうな・・・。

今は鹿の繁殖期。さっき、女の人の悲鳴のような声が聞こえた。
聞くと、繁殖期のオスがメスを呼ぶ時の声。この時期にしか聞けない、貴重なものだと教わった。・・・すごい鳴き声だよ。

すぐそばの川、霧里川では岩魚や山女魚が釣れるらしい。
明日行こうかな?と行ったら、鹿猟の時期だから、撃たれるよと言われた。
人間は撃たないでしょ?と聞くと、ハンターは動くものなら何でも撃つと言われた。車の中からでも撃つからね、ホントはダメなんだけどね、だって。
先日、人が撃たれて死んだらしく、犯人はまだ捕まっていないらしく・・・殺人事件じゃん?

なかなかワイルドなカムイミンタラ周辺なのである。

夢は今なんだよ。

2012-10-22 01:27:58 | Weblog
晩御飯(カップ焼きそば)を食べて、教室という名の談話室へと出向いた。

札幌から来た車キャンプのお客、忠類から遊びに来たという、ご主人とは20年来の付き合いだという人、そしてご主人と僕の四人で歓談。

忠類から遊びに来たという人は、本当に遊びに来ただけのようで、12時を過ぎた頃帰って行った。忠類まで一時間半・・・大変だ。

その後、残されたご主人と僕で一時間ほど話した。

ご主人はこう言っていたよ。

「いつか」とか、「出来れば」とか、「これは夢なんですけど」とか、そういうんじゃダメなんだよ。「夢は今なんだから」。


今が夢、夢は今。僕は旅をしながらずっとそう思っている。

いい言葉だと想わない?
今生きている人は、全員噛みしめるべき言葉だと思うんだ。

夢は、過去でも未来でもない。
夢は今・・・なんだよ。