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先日うちの母ちゃんがね、「めちゃ落ちくん、要る?」と言いながら、「激落ちくん」らしき物体をかざしたわけ。
それは、めちゃ落ちくんじゃなくて、激落ちくんだよ!間違えてるよ!と想いながら、「要る、要る」と答えて、置いていってもらったわけ。
さっき、母ちゃんが台所に置いて行った激落ちくんをチラッと見たらさ、「めちゃ落ちくん!」て書いてあって、メチャメチャびっくりしたんだよ。
激落ちくんの類似品だったんだよ!
うちの母は正しかった。って話。
豊頃のノノサンの家の話。
家具付きの一軒家。必要な物は全て揃っている。それはそれは素晴らしい家で・・・実際、ため息が出た。
庭がある。畑がある。見える景色は、一面のトウモロコシ畑。庭に立って空を見上げると、タンチョウが視界を横切って行く。
こんな所に住めたら、毎日「ひゃっほー!!!」と叫んでしまうよ。
ノノサンに、焼きそばやらトウモロコシやらコーヒーで歓待され、ご機嫌になるのである。
何よりも、こんな暮らし方もあるということを知れたこと。教えてもらえたこと、それが素晴らしいではないか。
ノノサンは、近くの農家やら何やらで、暇つぶしのアルバイトなんかもやったりしながら、北海道ライフを満喫している。と。
体験期間が終わったら福井に戻って、また来年、北海道のどこかの街に来るかもね。って、そういうスタイル。
つまりそれは、また来年、北海道のどこかの街で会えるってこと。
旅の楽しみ、人生の楽しみが増えたってこと。
いろんなスタイルの旅があって、いろんなスタイルを持つ旅人がいる。
六十代にして、キラッキラと輝きを放つノノサンは、僕が憧れる人の一人となったのである。
つづく。