アンティークのきものの本は、実用というより、眺めて楽しむものでしした。
いまも、それは変わりはないのですが、先日の樹木希林さんの「別冊太陽」といっしょに、可愛いアンティークの本がありました。
気になって、開いてみました
これも「別冊太陽」(2003年発行)なんです。
希林さんのきものとは、また気分変わります。
「みんなちがって みんないい」(金子みすず)ですね
監修は、弓岡勝美先生。
アンティークのきものショップ「壱の蔵」をプロデュースしている方ですね。
改めて見てみると、大人(何歳から何歳までだ??)でも着れるのではないかと思うアンティークが結構あって、別の意味で参考になりました。
たとえば、緑系のきものなど帯をシックなものにするだけで、アンティークの雰囲気がでます。
「アンティークな雰囲気」とは、人によって抱くイメージはちがいますが、私にとっては「柔らかく、しっとりした懐かしさを感じさせる」といったところです。
かつては、中央のピンク系にしか目がいかなかったのですが、今回は左の若草色に黒の長羽織のほうに目が行きます。
これなら、無理なく?着れそうかな~~、とか。
実際に着るかどうかは不明ですが。
紫のきものに若草色の帯を合わせたり、と色合わせも楽しく、
参考になります。
「おさんぽ着」(世界画報社・2006年刊)
「別冊家庭画報」とあります。「きものサロン」の若い人版なんですね。
このなかにも弓岡先生の講座「いまどきモダンのつくり方」がありました。
「洋風なデザインと和のものでも、トーンさえ合えば、いっしょに使えたりするものです」
別の特集では、大島と結城を
新鮮にアレンジしていて、
大島開眼?したばかりの
身としては、タイムリー企画
きものの趣味は年齢やきもの歴によって変わっていきましたから、前に買った本の再読は意外に役に立ちます。
前にはスルーしていたページが、しっかり目に飛び込んできます。
名作は読むたびに発見があるといいます。
きものの本も、見るたびに新しい発見がある、そんな本が自分にとっての名作ですね。
もう一回棚の本見直してみると、お得な気分になれるかもしれませんよ
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