7年近く会っていなかった友達が、何か月か前に連絡をくれ、ようやく再開を果たしました。
私のガラケイ、メルアドも変わってなくて、「フェイスブックで探す前に、こちらに連絡してみた」
「~~私、フェイスブックやっていないから~~」
「~~携帯メルアド変わっていなくてよかった」
との会話の末、時間ができたら会いたいね、と言っていたのが、ようやく実現しました。
その間に引っ越し、パソコンメールも変わり、ガラ携メールだけが変わりなしのツール。
よかった!
神楽坂の赤間神社
彼女は私より一回り以上若いのですが言葉のセンスがある人で、話すたびに刺激を受けていました。
共通の友人がいて、その人は乳がんで亡くなり、同じくらいの年だった私は検査を受けたところゼロ期のガンが発覚、手術をしたいきさつがあります。
その後お互い忙しくなって疎遠になったのですが、彼女の子育てが少し落ち着いたので連絡をくれたのです。
彼女もきものは着るのですが、その日は洋服でした。
きもの着始めたころ、新宿に遊びに行ったときに撮ってくれた一枚がこれ。
当時は着るだけで精いっぱい、写真撮るどころではありませんでしたが。
羽織で下手な着付けを隠しながら着ていたものでした。
2006年とあります。
当時50代、若作りしていたつもりはなく単にアンティークが好きだっただけ。
その八年後、いまのきものはこちら。
~年は取りましたが~~。
あの頃から考えれば、こんなふうに頻繁に着られるようになるとは思いもしませんでした。
なにしろ、仕事と子育てで大車輪でしたから。
おまけに乳がんまで見つかって。
これは早くに見つかって幸いでした。
命救ってもらったと思っています。
彼女のほうは幼児だった子どもがいまは中学生になり、仕事の合間にいま、「四コマ漫画」を描いていています。
興味のある方は覗いてみてください。
その日はあまりゆっくりできず、ランチ程度で終わったのですが、次は「もっといろいろ話そうね」と約束したのでした。
そんな日のコーディは、
結城縮の単衣。
赤紫の絞りの襦袢。
若緑色に切りつぎ、つまりパッチワークした帯。
帯揚げ・濃いピンクと水色の白の絽。
帯締め・赤紫のレース。
帯留・紫石のブローチ。
テーマは咲き初めの紫陽花(笑)
ほんのりと紫をちりばめて。
というわけで、久しぶりの神楽坂散歩はおしゃべりに始終したのでした。
「紫陽花やきのふの色に未練なし」(櫻桃子)
「きのうの色に未練なし~」か、潔くていいなあ~~。
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