物欲を制す、その②です。
「断捨離」の「断」は、
家に入ってくるものを「断つ」ことですが、
「制す」とは、「断つ」のではなく
「コントロール」することです。
ふふ、ちょっとエラそう~?
こんな本も持ってはいるのですが、
読んだらすぐに「捨」?
物欲を「断つ」ことは、よほどできたお人でないと
なかなかに難しい。
けれど、「制す」くらいならできるかも。
で、今度は「家のなかにあるもので物欲を制す」です。
捨てようと思ったものに、なぜか気になる半幅の帯。
半幅はほとんどしないし、
これはワンコイン程度でどこかゲットしたもの。
古いし、この際スパッと捨てても惜しくはないのです。
が、帯の独鈷の部分が気になってなかなか捨てきれない。
そこで半襟にできないだろうか、解いてみました。
解いた部分を襟元に当ててたものの、
紺色が強くて、どうもすっきり感がありません。
そこで、この独鈷の部分を三枚継ぎ足してみました。
すると~~、
~~そこにはこぎん風の半襟が出現!
「咲初めの紫陽花コーディ」のときの半襟です。
わっ、嬉しい。
グレーの単衣紬に合わせてみました。
※ ここでいつも刺激をくださるブログ友から質問。
「帯を解くって? 裏はどうなっているの?」
はい、高級な博多帯が頭に浮かんでいるのだと思います。
これは単に博多模様の帯で、
裏は普通の帯と同じように別布が付いています。
表は普通の絹の生地です。
帯の表の独鈷模様は、横幅4.5センチ。
これを三倍して横幅13・5プラス紺色の鰹縞の部分で
15センチ幅の半襟になりました。
長さは、およそ90センチ、
これも3倍して270センチ。
布が100センチくらいあまりましたが、
これも何かにしようかしらん??
向かって右側が普通の博多半幅帯です。
これも半襟にしようかな(笑)
芯のいらない半襟ができるかも~~??
aoitukiさま、ご質問ありがとうございました。
味をしめたので、ほかにもないかと探してみました。
あった、あった、やはりゴミ箱粋寸前の、
レースの衿のついたブラウス。
それの前立ての部分をカット。
レースの部分が浮いて光って
お肌をきれに見せてくれる(ような気がします~~)?
他にも、ミュウミュウ風?のブラウス。
これも半襟に。
娘に自慢したら、早速反応が、
「~~これ、もう着なくなったものだけど、半襟にする?」
ジャージーやら、ボケたブラウスやらが写った写メールをくれました。
ありがとう、でもいりません!
きもののこと、半襟のことまったく理解していないよね。
母親のきもの関係への執着は理解しているかもしれないけど~~。
「でも、いや、あれ、端に写ってるカワイイのは~~」
いえ、やはりいりません~~。
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