ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

美しい日本をつかいませう。

2017-04-20 18:38:35 | アート・文化

 

古本屋で見つけたこんな本。

「美しい日本語と正しい敬語が身に付く本」

(日経おとなのOFF)

前にアップした片付け本と同じシリーズ。

納得のお片付け本二冊」

前のムックがよくできていたので、

つい手に取った。

安かったしね。


竹久夢二の絵がキュートだね。


まず最初にお断りしておきます。

 

まず最初に」は、「重複表現」といって間違い。

手元にある単行本を開いてみた。

一行目に、

「まず最初に」とあった。

校閲はどうした、校閲は~~!!

などとは言いませんよ、私。


自慢じゃないけど、私,はるか大昔、

入社試験を受けたとき、

運よく入社できたものの、

「あなたは誤字が多い。今後のため、

人事部長に当分日記を出すように」と

言われた、ハハハ。

「~~書くことがあふれててそれに文字が

追いつかないんでしょう」と

好意的に解釈されていたらしい

同僚は、

ふつかよいですが、よろしく」と挨拶。

はい、「ふつつかものですが」ということですね。

「慣れん言葉は使わなくてもよろしい」と

エラい人は笑っていました。


時代がいまより緩やかというか、

いい加減だった時代~~、懐かしい。

いまなら路頭に迷っているね、わたし。


裏表紙には、

「祖国とは国語である」とあります。

山本夏彦さま、きれいな言葉。

イイネ、イイネ。


で、本は~~、

先ほどの重複表現とか、

おかしな慣用表現とか、

「食べ放題」→「食い放題」

「こんがらがる」→「こんがらる」

「白黒つける」→「黒白をつける」

「いい年して恥ずかしい漢字の読み違え」では、

「いい年して恥ずかしい」の惹句が効いているね。


「耳障りの良い」言葉→耳障りは悪い意味で

使われるので、それをよいと肯定するのは矛盾。


間違った意味に取られている四文字熟語とか。

最近、テレビでもこの手の番組増えたよね。


きもの好きには、きものにまつわる

言葉をご紹介。


「濡れ衣」の由緒って知ってる?

ある後妻が先妻の娘の美しさに嫉妬して、

彼女の寝室に漁師の濡れた衣を置き、

密通していると告げ口したところから、

なんだって。

へえ~~、知らなかったわあ。


漁師じゃなくて猟師だったら、

どんなことわざができたか、

みんなで考えてみよう~~!!


この本のなかに誤字を見つけた人は

表彰もんだね。


美しさは、確かに言葉から。

きれいな日本語、使いたいよな。

君に言われたくない、いや、ほんと。


というわけで、

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コメント (2)
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