先にアップした「シニア未来予想図」
目標?は「しゃんとした」おばあさんに決定。
「しゃんとした」で思い出したのは、
「バックシャン」。
この言葉、私が若い頃には結構使われていた。
後ろから見ると「シャン」だけど~~、
前に回ると、という風にあまりいい意味に
使われていなかったような気がする。
「後姿に哀愁がある」は男性への誉め言葉だったよね?
借り写真です。
しかし、幾歳月も経ち、
後姿だけでも「シャン」にとの願いが。
ちなみに「バックシャン」の「シャン」は
「しゃんとする」の「しゃん」とは違って、
ドイツ語で「美しい」という意味だそうな。
へえ、どの国でも「美しい」は共通している。
きものを着るようになって、
一番意識するようになったのは後姿。
後ろ姿が笑っている?
私が若いころのファッション雑誌には
「後姿が大切」とよく書いてあった。
「どんなにお化粧しても、後姿には
まったく気が回らないのはおしゃれ失格。
背筋を伸ばして歩きましょう」なんてね。
街を歩いていても、後ろ姿に「ハッ」と
させられる人が、男性女性に限らず、
必ずいたもんだ。
悪い例です。同系色だもんで、
後ろ姿が寂しい~~。
帯の乱れから年齢を感じる~~。
今、駅のホームなんかで前にいる人の
後姿を眺めていると、皆、首が40度から60度、
人によっては90度くらい傾いている~~。
はい、スマホですね。
どんなにおしゃれしても、歩きスマホでは、
首が~~、背中が曲がっている~~。
背中に緊張感を感じられない~~。
今、その場所に自分がいない。
気持ちはどこかほかの場所に飛んでいて、
しっかり立っていない。
「バックシャン」が少なくなった、
のはそのせいかも~~??
(姿勢お直しばあさんか、
君は~~。す、すみません)
後姿だけが若い?
でも、ワタクシ、この後ろ姿を整えるために、
帯をきれいに結ぶ練習など、
いろいろしているのですよ。
後姿に恥じらいが?
着付け下手な頃。
後姿、見られたくなかった頃~~。
もっと下手なのあるけど、出さない。
こんな着物着てたんだね(汗)
「なんだ、ばあさんか」と思われてもOK.
前が衰える分、
せめて「バックシャン」でありたい。
このときの「シャン」はもちろん、
「しゃんとする」の「しゃん」。
前はこんな感じでOK?
着物好きの皆さん、さあ、いよいよ
帯付の季節ですよ。
後ろ姿の準備整ってますか??
プロのような着付けという意味ではなく、
その人らしい、意気を感じる背中、というか。
難しいね。こちらも道は遠い~~。
というわけで
いつも応援ポチ
ありがとうございます。