本日の東京は北風は強く、
わが家の窓はびゅうびゅう鳴っています。
コロナ、
いよいよオリンピックもアブナイかも。
先日、
「ウイルスと人類」という番組を
続けて二本見ました。
NHKスペシャルほか。
今回のコロナウイルスは、
かつてない脅威、
だそうです。

医療体制の整っていないアフリカは
まさに危機。

気が緩んでいる人も多いかもしれないけど、
コロナとの闘いは
長期戦になる~~との予想。

出演した
作家で薬学部出身の瀬名秀明氏は
「想像できないことを、
いかに想像するか。
人間らしさの時代」と仰っていました。
長期戦~~、覚悟が必要です。
さて先に、
とのブログをアップ、
その時にはわからなかったのですが、
その問いを、ときどき思い出し手を入れるは
考えていました。
わかった!と感じたのは、
お花見のお弁当、
おにぎりを見ていたときです(笑)

ただのご飯が殺風景、とは
言いませんが、
手をかけておにぎりにすると、
それだけで食べても美味。

こちらも丁寧に炊いて、いいお茶碗に
盛れば、シンプルになるけどね。
殺風景とは、
情緒がなく、見るものを楽しませない。
面白みがなく、興ざめする、
という意味です。

30年以上前の我が家。
まさに殺風景。
同じ、何もない空間でも、
手を入れ、心を入れると、

シンプルで美しい空間になる。
殺風景にお金をかけると
掛ける分だけ豪華になります。
手を入れるとは、
心を入れること。
手というのは心のことなんですね。
殺風景+手・心=シンプル
殺風景+お金=豪華
殺風景+手+お金=シンプルリッチ。
だから、ただのご飯に誰かの
心を入れるおにぎりは美味しい。
ちなみに、
おにぎりはできるだけ、ご飯を
潰さないように優しく握ると、
ご飯がふっくらしてよりおいしくなるそうです。
華美を退け、詫びさびを愛した利休は
一輪の朝顔の逸話で有名です。
秀吉を茶室に招いたとき、
庭の朝顔を全部摘み、
茶室に一輪の朝顔。

あざとい、ような気もしますが、
まあ、究極のシンプルですね。
わざわざ庭のすべての花を殺ぐ(そぐ)。
大変な手間です。

庭いっぱいに咲く花もきれいだと
思いますけどね。
でも、茶室って、
やはりわずかに色気(花)があるのね。
モノトーンだけでは寂しい。
やはり少しの色はあったほうが、
お互いが引き立てあって、
より美しく感じるのではないでしょうか。
そういえば、おにぎりも
梅干しの赤、
たくあんの黄色、
わずかな色があると余計
美味しいよね。
住まい空間、
纏うモノ~~、
そこに、
手をいれ、
手を加え、
心をこめ、
あるか無きかの色気、
を加える。
これが一番シンプルで美しいのかも。
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