先に池袋の古書展で買った古本。
「セピア色の庶民史」
(朝日新聞社編・1990年刊行)
に、いま何かと話題の銀座の小学校。
泰明小学校のことが載っていました。
こちらは校舎。
泰明小学校。戦争が終わったばかりの昭和21年春の卒業式。
写真は、本に掲載のものではなく借り写真です。
この小学校は1878年明治11年に創立。
卒業生に北村透谷と島崎藤村がいるので有名。
知っているかな~?この二人。
50年近く前、上京したとき
藤村の「桜の実の熟するとき」
を読んでいたら、
周りに人に驚かれた~~、
50年前ですら古かった。
そんなことを思い出す。
銀座という土地柄、裕福な人が多いとかで~~。
アルマーニの制服。
通う子の親、大変だねと思うのは
私が庶民だから。
この小さな写真集、面白い写真がいっぱい。
でももう見慣れているかな?
大正13年流行の「耳隠し」
お茶の水大学卒業の同窓会、だそう。
洗練された美しさ。
当時流行した七三分け。
七三分けって男性だけかと思っていたけど、
女性も、なんだね。
同じころの秋田の女性。
オシャレ度、違う。
こんな水着写真はよくあるとして~~。
この帽子!
体操着として髪の乱れを
防ぐためだったそう^^。
大正末の帝国ホテルの結婚式。
すごいね。
それまでホテルでの結婚式はなく、
米国帰りの犬丸社長が普及させたんだって。
へえ~^。
その後ゴンドラに乗った結婚式とか、
まあ、いろいろあったなあと
こちらも思い出す。
戦時色の濃くなった昭和15年頃には、
七五三にもこんな格好で。
ナイチンゲールと提督。
思えば遠くに来たもんだ。
今は昔、
竹久夢二じゃないけど、
「はやく昔になればいい」
というわけで、
本日はこれにて。
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