ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

ピンク紬&更紗・樋口一葉記念館に

2016-12-08 18:55:38 | 文芸・作家の世界を訪...

 

樋口一葉という作家が好きなんですね。

「たけくらべ」とか読むと今でも涙出てくる。

師走=おおつもごりにはまだ間があるけど、

一度訪ねてみたかった「樋口一葉記念館」に行ってきました。


寒くて、寒くて~~。

ちょっと失敗~~。

 

 

ちなみに、芥川賞をとった川上未映子さんの「乳と卵」と

いう作品は、「たけくらべ」を下敷きにしたそうです。

「いやじゃいやじゃ、大人になるのはいやなこと」

 

初三ノ輪体験。

いやあ、地味な場所だね。

吉原の近くで「たけくらべ」を執筆できたのは

この地に住んだおかげ。

かつての賑わい、いまいずこ。


 

 

夜の集まりがある前に、時間あるとき、

こういう場所に行くことにしたのですが、

寒いかった。

きもの着る前だったら、まず行かないでしょう。

基本的にインドア人間。

きもの好きになってお出かけ増えました。

飲み会だって、あまり行かなかったの。

 

そんなことより、一葉館。

建物は立派。


一葉が食べるために小間物屋を開いていた場所の近く。

 

24歳で亡くなる前の11か月に

「たけくらべ」「にごりえ」など次々と傑作を書いて

奇跡の11か月と呼ばれているとか。

ゴッホにしても亡くなる前の数か月、やはり奇跡の

数か月と呼ばれている。

死期を感じると、人は一生分の仕事をするのか、

あるいは一生分の仕事を短い間にするから

死期が早まるのか~~。


夜の集まりを考えて、ピンク紬とブルー系の更紗。

帯揚げは明るいグレーに

帯締めもグレー。

帯どめはもちろん一葉。


この人、毎日日記を書いていたんだけど、

そのなかの男性評が辛辣で面白くてね。

好みがはっきりしていたようで、

一応面食い、男っぽい男性がお好み?


彼女が恋した半井桃水。

誰かに似ているね。


この方がいい男かどうかは別にして、

彼女の作品をほめた鴎外の弟なんか

口が軽い、口数の多い男は~~などと

ぼろくそ書かれていて、日記が公開されたとき、

おお揉めにモメタとか~~。


一階の図書コーナーで、

一葉と一緒に?ぱちり。

人がいないのよ。




ちなみに「一葉」という名前は

「一枚の葉っぱのように」運命に翻弄される

心もとない境遇を思って付けたとか。

しかし、人は誰しも波間に浮かび、

翻弄される一枚の葉っぱ~~。

無事に乗り越えられれば、それでよし。


鴎外館」など、

「作家の世界を訪ねる」の新しい

ジャンルを作りました。

今度は誰にしよう~~。


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ありがとうございます。

 

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