先にアップした
「だからきものはプチプラで十分だって」
なんでも安ければいいってもんじゃないですよね。
いいものを安くゲットしてこその
プチプラだと思います。
しかし、プチプラきものだからこその
メリット、
いろいろメリットあります。
たとえば、
① 汚れを気にしなくてもいい。
食事のときなど、きものに気を遣わなくても
いいので、気が楽。
多少雨が降ろうと、
槍が降ろうと堂々としていられる。
② 雨が降りそうな日のお出かけだって、
雨コートを持たなくてよくなるので身軽。
この雨コートがワタシは苦手。
着物の上に着ると重い、夏は暑い、
降らないと荷物になる~~。
だから、これは処分。
ざあざあ降りの日は、
わざわざ着物着なくていいものね。
可愛いお気に入りの雨コートならいいけど、
なかなかないよ。
② 気が楽なだけではない。
きものを着ていると、
どうしても周りの目が気になり
自意識過剰になる場合も。
多くのきもの通の方々が
「悪目立ちするのではなく、
さっきの人、着物だった?
と思われるような
日常に溶け込むきものを目指したい」
などと、おっしゃってますが、
普通の人にはとても無理。
特に高価なきものなんか着たひには
どうしても自意識過剰になり、
(そうならない人は、かなりの達人よ)
人の目が気になる、疲れる~~。
でもプチプラなら、
あまり人の目を気にしなくて済むのよ。
洋服のように、でも少しおしゃれしているのよ、
くらいの意識でいられる。
だから疲れない。
動作も表情も普通でいられる。
プチプラきものは、このくらい自然。
③ おばさん化をストップ。
ある程度の年齢になると、ファッションに迷う。
若い頃のように、うつつを抜かすわけにもいかず、
だからといって、何もしないのも滅入る。
ユニ0ロといったプチプライスのファッションも
ある程度の年代になると抵抗がある。
そんなときにはぜひ、同じプチプラ
きものをチョイスしてね。
もういきなり楽しくなるから。
④「おばさんきもの」からの解放を。
いきなり「老ける」コツはね、
高価なファッションを身に着けることです。
これは昔からの定説。
たとえば、若い人がシャネルなどのブランド品を
身に着けると、
いきなりぐっと年齢が上に見られるのよ。
それをチョイスする人は
「年齢が上に見られたい」
「若く見られるより、ステイタス上に見られたい」
ということ。
そういうお仕事の人もいるからね。
逆にイキイキして見えるのは、
カジュアルはいまや世界的な動向よ。
若く見られたいせいなのか、
一時期「娘と同じブランドもの」を
なんて言われたけど(今も?)、
これにもいつか無理がくる日が。
プチプラきものは、その点便利。
お値段安く、でもそれなりの大人に見える。
落ち着いて見える。
私自身、このブログで「若作り」なんて
いわれたけど、あれは誉め言葉だったのかと
思うくらい、若く見られる??
これが高級きものだと、
もっと「老ける」でしょう。
きっと~~。
「オーバー60の写真集」
まあ、ゴージャスというか。
ここまで行かなくても、十分
楽しめるのがプチプラのいいところ。
日本人の良さを保ちながら、
おしゃれで、自然で、なおかつ若く見える
きものプチプラを、楽しみましょう。
というわけで、
プチプラ推進(して)いいんかい(委員会)
の紫苑でした。
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