閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

アンニュイ

2010-12-26 12:39:17 | 閃き
クリスマスが土曜日だった事もあって、久し振りに娘達が家に帰って来た

晩御飯は大勢でワイワイ食べると、美味しく、楽しくなる

お酒もすすみ、良い気持ちになるし、昔話に盛り上がって、妻も嬉しそうだ


夜が明け、それぞれ目覚めた順にリビングに集まってきて、皆で手分けして遅い朝食を食べ終わると、お昼近くになっていた

外はとても寒いが、窓から陽の光りが差し込んで、とても温かい

満腹になり、温かな部屋にゴロンと横になると、気持ち良くて途端に眠くなる

本を読む者、昼寝する者、リビングがアンニュイな空間となる

たまには年末の喧騒とは別世界の様な一時があってもいい
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クリスマスの約束

2010-12-25 07:41:32 | 閃き
クリスマスといっても、恋人がいたり、子供がいればそれなりのイベントになるだろうが、子供達も大きくなって家を離れ、夫婦二人きりの生活になって、特別な事はしなくなっていた

それでも家族で、ちょっとしたパーティーでもやろうと集まる事になっても、曜日の関係で24日か25日に集まれるとは限らない

別にクリスチャンでも無いので、イベントとして楽しめばよいので、日にちにこだわる事もないのだが

やはりこの日でなければ、という気持ちがどこかにあった

そう思っていたある年のクリスマスイブの深夜

何気なくテレビのスイッチを入れると、小田和正が一人でビアノの弾き語りをして、他人の歌を歌っていた

「クリスマスの約束」という番組だった

オフコースの時代から小田和正はよく聴いていて、好きなアーティストだったので、夢中で見入ってしまった


以来、10年間(?)、毎年欠かさずクリスマスイブの深夜に観ている

クリスマスイブの夜に友達から呑みに誘われる事は絶対と言っていい程無いので

見続ける事が出来たと思う

どんな事でも10年も続けると、当たり前になって、なくてはならないものになる

「クリスマスの約束」は恒例行事の一つになった

若い人達からは「クリ約」と呼ばれて、沢山のアーティストが参加するようになったが

小田和正が手紙を書いて一緒に歌おうと誘っても、誰も来なくて一人で歌ってた、初回の頃も好きだった


クリ約を観ると、何故だか暖かな気持ちになる

曲のアレンジも素晴らしいが、何と言ってもアーティスト達の歌唱力がしっかりしていて、聴いていても気持ちが良い


番組は、なるべく長く続けて欲しいと思っている

クリスマスの約束を結んだようだ
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叔父さんの旅

2010-12-24 05:15:57 | 閃き
昨日からの取引先の社長と同行した、叔父さん二人旅

今日も一日お客様を廻って、打ち合わせやPRを行い無事に仕事を終えて帰路に就いた

取引先の社長とは、延べ30時間余り一緒だったが、お客様へ訪問した時間とホテルで眠る時間を除いた移動時間の約15時間は、休む間もなく話していた

車での移動なので、眠くならない様にする為という事もあるが、それにしても本当に色々な事について話しをした


人間は言葉というコミュニケーションツールを持っている

以心伝心、テレパシーの能力は持っていない

話さないと分からない事がある

15時間という時間をほぼ集中して仕事の事からプライベートまでに至る話題について会話したので、互いの人柄や考え方等について相当な部分で分かり合えそうだ

一旦帰って又、明日もお客様の所へ同行する事になっているが、きっと親しい友に会える様な気がしている
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激安店

2010-12-23 08:21:14 | 閃き
取引先の社長と連れ立って遠方まで行く事になり、車で前乗りした

夜8時を回って到着したので、取り敢えず食事へ行く事にした

その街は初めてなので、ホテルのフロントで聞いて良さそうな店を探した

親父の二人連れがウロウロ、キョロキョロとそぞろ歩くのは絵にもならないので、早く決めたいのだが

祭日前の忘年会の最後の日なのか、大変な人出だった

何処も満員で、仕方なく列ぶことにした

ようやく席に着いた時は9時を回っていた

取り敢えずビールを注文しメニューを見て驚いた

イカの塩辛、枝豆は80円、マグロの中落ち280円、特大アジのフライ250円、豆腐のサラダ140円

飲み物を含め全てが400円未満だ

安さもあって超満員、店内は牛丼屋みたいなカウンターで隣の席との距離も窮屈な位狭い

目の前に並ばない程の料理を注文し、ビール、ホッピー、ハイボールと飲み干して約2時間が過ぎて満腹になった

気になる料金は6000円もしない


高級な店に行く事などは無いが、それでも私にとってこの価格は海外ではあるが、国内では初体験で驚きであった


景気も中々回復しない状況の中で、これ位の料金で楽しめるなら、お父さん達のみならず若い人達にとっても有り難い事だ

探したらもっと安い所もあると思うが、数は多く無いだろう


初めての街はこんな発見があるから面白い
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新システム

2010-12-22 15:19:04 | 閃き
私がお世話になっている病院のシステムが変わった

入口を入ってすぐの受付機に診察券を差し込むと、隣のプリンターから受付番号と今日の診療のスケジュールが印刷されて出てくる

その紙のスケジュールに従って採血やレントゲン等を済ませて、最後は受診する科で担当医の診療を受け、料金を支払い、薬を受け取るというものだ

スムーズな進行をするために考案されたのであろうが、人件費の削減も目論んでいるんだろう

処置や検査をする場所に迷わない為に案内用の様々な色のラインが院内の床に巡っていて、まるで外国の空港の様だ

採血室迄は緑のラインをたどれば行けるし、レントゲン室迄は青のライン、内科へは赤のライン、外科は黄色、等など

今日一日は受付番号が私の名前となり、待合室前の大きなモニターに私の番号が表示されたら、診察室や処置室に入って行く

勿論、病院は色々な方が来るので、サポートが必要な方や、理解されていない方のフォローはされている


受付から支払いまで、以前と比べて大変スムーズで早くなったと思うが

どうしても人との関わりが少なくなり、殺伐とした感じがするのは気のせいだろうか

勿論、診療や処置の受付や対処は、担当の方が親切にして頂いているのだが

私はどこと無く大量に峡所で飼育され管理されている家畜の舎を連想してしまった


病や怪我は体が弱った状態なので、なるべく人が携わる安心感みたいなものが、重要ではないかと思う


私もいつか、この病院のシステムに慣れて行くのだろうが、どことなく飼い馴らされている様に感じるのも否めない
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