春を呼ぶイベント

　節分・立春を過ぎるとひな飾りや「さげもん」の話題がテレビの話題に出てくる。
　
　今朝などはこの冬一番の寒気団の到来とかで、日中の最高気温も真冬並みの寒さとか。

　それでもひな飾りなどを見せられるともうすぐ春が来るなと希望も湧いてこようというものだ。

　
　これは以前築後の柳川で見た「さげもん」である。
　ひな飾りもさることながら、その天井からぶら下げられた「さげもん」の量と華やかさには圧倒された。
　
　寒い季節から、暖かい春の到来を先取りするように催されるこうしたイベントは先人達の心根が伝わってくる。

　今日の天気はというと、朝から雲もなく太陽は燦々と降り注いでいる。

　カーテンを開け放ち、陽光を取り入れれば日中は室内気温はそれなりに上がるように思うのだが、今日の最高気温の予想は5度などとテレビが言うから、ホントかねと突っ込みを入れてみた。

　予想が外れても、外れましたとは決して言わないからテレビもなかなかたいした者。

　今年は暖冬などと去年の長期の予報ではいっていたが、植物の芽立ちや開花などは例年より少し遅い感じがする。

　せめて綺麗なさげもんでも観せて貰って、本当の春の到来を待つとしよう。

　「藪椿静かに落ちた音を聞く」