限界集落に限りなく近く、小中学校併設の学校も廃校になった静かな山あいの集落へ行った。
33ヶ所巡り札所の一つがそこにあったからだ。
離合不可能な車一台がやっとの急な坂道は駐車スペースもなく、やっと辿り着いた廃校の正門付近に車を停めて、あとは地図をたよりに何度も間違いながら歩いた。
谷を挟んで両側の斜面には幾つかの棚田が刈り入れの時期を迎えていた。
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昔は棚田であったであろうと思われる石垣の段々畑も、耕作されることもなく元の藪に帰っている所も多い。
遠目にはのんびりした山里の秋がひろがっていた。
廃校の小さな体育館は、地域唯一の公共の施設として残されていたが、地域の利用者は元気なのだろうか。
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入口の脇には、植えたものか自然に生えたものかは分からないが、「やまグミ」が沢山の実をつけていた。
一粒口に入れてみたが、赤く熟れているように見えて時期が早すぎたのだろうとても渋かった。
もうしばらくして、薄霜が気になり始める頃にはきっと甘くなるのだろう。
「それぞれの長さで落ちる砂時計」
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33ヶ所巡り札所の一つがそこにあったからだ。
離合不可能な車一台がやっとの急な坂道は駐車スペースもなく、やっと辿り着いた廃校の正門付近に車を停めて、あとは地図をたよりに何度も間違いながら歩いた。
谷を挟んで両側の斜面には幾つかの棚田が刈り入れの時期を迎えていた。
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昔は棚田であったであろうと思われる石垣の段々畑も、耕作されることもなく元の藪に帰っている所も多い。
遠目にはのんびりした山里の秋がひろがっていた。
廃校の小さな体育館は、地域唯一の公共の施設として残されていたが、地域の利用者は元気なのだろうか。
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入口の脇には、植えたものか自然に生えたものかは分からないが、「やまグミ」が沢山の実をつけていた。
一粒口に入れてみたが、赤く熟れているように見えて時期が早すぎたのだろうとても渋かった。
もうしばらくして、薄霜が気になり始める頃にはきっと甘くなるのだろう。
「それぞれの長さで落ちる砂時計」
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