カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

命の水

2016-05-05 12:21:00 | 日記
 最初の地震から22日が経過した。

 最初に電気が来て、ほっとした。

 次に半月振りくらいに電話が通じてやれやれとなった。

 で、水がくれば言うことはないのだが・・・、未だ来ない。

 
 (流し台付近の水の容器各種)
 
 (ボトルの水)
 
 (給水所に貰いに行っているポリタンク)
 
 (頂いた全国各地の名水)

 風呂は隣町の温泉施設にかよっているし、ついでにコインランドリーで洗濯もしているので、水の使用は極端に抑えているのに結構な消費量になるのには驚いた。

 煮炊きも相当必要とするが、トイレの水がかなり必要な事が分かった。

 朝晩の2度、自衛隊が開設している小学校の給水所まで一輪車にポリタンクを乗せてテクテク運び続けて20日以上が経過した。

 町では、ほぼ水道は行き渡りつつあると言っているがそれは元栓までの話。

 取り敢えず家の中で寝泊まりできる私達は恵まれている方なのだが、それでも敷地内の配管の水漏れに対応出来る業者が見つからない状況にある。

 人がいない、材料が無い、業者自体が被災した、などなど理由は山ほど。

 それにしても自衛隊さんが家まで運んでくれたあちこちの自治体の備蓄の水や、友人知人からの頂き物の各地の名水が玄関に並んでいるのは壮観である。

 まさか名水を洗い物に使ったり、ましてやトイレに使うわけもいかず専ら飲用に供している。

 非常の時のためにと残して置いた井戸も地震の翌日から水脈が変わったか全く出なくなった。

 明日はまた雨になる予報が出ている。

 降る雨に濡れながらの貰い水は感慨深いものがある。

 
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コメント (2)
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