カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

季節を追っかける

2021-06-07 16:29:31 | 日常あれこれ

 ウオーキングの途中に、小さな美容室の前を通る。

 例年、店先にツバメが巣を掛けて雛を育てる。

 今年も既に巣立っていて、巣だけが残っていた。

 ところが、チチチと鳴きながらツバメが飛んできたので見上げたら別のところに巣を作っている。

 よく見ると、雛が居た。

 

 親が飛んで行った後には、おとなしく2羽の雛が・・。

 春先に雛の居た巣は空っぽで、新しく作ったものらしい。

 巣らしい形をしたものが2個と、落ちてしまった巣の跡が2箇所。

 今頃から育てても、秋に渡っていく頃には十分成長出来るのだろうか。

 いえいえ、私達は越冬組ですからご心配なく・・などと。

 それにしても、この美容室はツバメにはなかなか好評のようだ。

 

 田んぼに出て行くと、先日の火が燃えていた現場を通りかかった。

 麦を植えてあった田んぼである。

 麦刈りの後で、火を放たれる荒っぽい見送りに、ヒバリの巣立ちは間に合ったのだろうか。

 水田地帯の真ん中を流れる川の北岸周辺から、今日はなにやら音のする南岸の方まで足を伸ばしてみた。

 

 北岸では、まだ代掻きも始まっていないのに、南岸の集落ではもう早いところは田植えが終わっている田んぼもあった。

 今まさに代掻きの最中の機械の音が、堤防越しに聞こえてきていたのだ。

 驚いたのは、その代掻きをする機械の回りに白いサギの多さである。

 トラクターで耕したり、稲刈りの頃コンバインの後ろをついて行くサギもいるが、せいぜい5~6羽がふつう。

 ところが、田植えの代掻きは想像以上の人気らしい。

 

 そのうちに田植えの時期かと思っていたのに、川向こうではドンドン進んでいた。

 やがて、田毎の月ならぬ田毎の夕日が特別な景観を見せてくれるだろう。

 「梅雨晴れ間田毎の夕日山遙か」・・・・しろ猫

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コメント
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