梅雨の合間に青空がのぞいている。
旧暦なら五月晴れがピッタリというところ。
体調が思わしくなかった隣の猫も、どうやら元気を取り戻した。
ニャニャニャッと、何となく文句を言いたそうな独特の鳴声が復活した。
人間の言葉に翻訳すると、ちょっと気の短いオッサンの口調といったところか。
猫も雨ばかりだと、面白くないらしくこうした晴れ間は気分がよさそう。
さすがに抜けるような青空とは言いがたいが、雨と晴れとが良い具合に交互にお願いしたい。
庭の水やりも、梅雨だと思って安心していると軒先で雨の当たらない場所は鉢が乾いていたりする。
さて・・。
(ツクシマツモト)
「ツクシマツモト」が咲き始めた。
元々は別の鉢に植えていたのに、種が飛んでこの鉢で生活を始めてもう何年になるのだろう。
すっかり気に入ったらしく、毎年水やり以外はまったく放置したままなのに時期が来たら花を咲かせる。
飛び込みやすい鉢らしく、「イセハナビ」も飛び込んできて時期が来たら花を咲かせる。
寄せ植え状態で、さすがに赤花夕化粧とかイセハナビは時々引き抜いて立ち入り制限している。
マツモト草の「筑紫バージョン」なのだろうと思うが、頭に地域の名がついたら固有種なのかも。
(キバナコスモス)
これも種を落として勝手に芽を出すので、植えるというより間引きして適正な間隔を保持させる。
ボチボチ花を咲かせ始めて、霜が降りる頃まで入れ替わり立ち替わり咲き続ける。
調子に乗せると2m以上にもなるので油断はならない。
特定外来種に指定されている、オオキンケイギクと似ているが葉っぱや、花の形・色が微妙に違う。
オオキンケイギクは駆除対象になっているので要注意。
(百日草)
百日以上頑張るつもりらしい。
百日紅は、まだ咲かないから、同じ百日でもスタート位置が違うし、多少フライングなのかも。
どうでもいい話だが、「千日紅」ってどういうことだろう、千日も赤いとは冗談だろう。
(モントブレチア)
一時はこの辺り一面を覆い尽くすくらいに芽を出したが、ことごとく処分した。
でも、梅雨の時期には庭を明るく照らしてくれて有り難い花ではある。
適正な管理が必要ということだろう。
(ギボウシ)
日当たりの良い場所に植えていたのだが、場所が悪かったのか枯れそうになったので慌てて日陰に植え替えた。
ところが、今度は陰も気に入らないと言い始め、少しは太陽の光の当たる場所に微妙に移動したらご機嫌になった。
どんどん増えて、沢山の花芽を出すようになった。
花芽のないときは丁度株の中央付近に、隣の猫が座って休憩をするので障害物を設置した。
花芽が伸びて、咲き始めると今度は障害物が邪魔になりはじめて撤去した。
動物と植物の両方に満足して貰うのは、けっこう大変ではある。
ただ、去年同様いまのところ蚊があまり出て来ないので庭に出ても助かっている。
それに、ダニもまだお目に掛かっていない。
ダニと蚊の相関関係はどうなっているのだろう。
去年も両方とも少なかったが。
ダニや蚊はお目にかからなくても、寂しくないものの代表格。
蚊もダニも居ないのは、これもコロナのせいだったりして・・・。
「蚊とダニの少ない夏で拍子抜け」・・・・しろ猫
いやいや、梅雨明けをお楽しみにと笑っていたりして・・・。