午後から、市民会館での句会に参加した。
今日は、ある課題の選も担当させられていて、少し早めに家を出た。
熊本城周辺を歩いてみたかったのも理由の一つ。
(会場の市民会館と熊本城)
天気はまあまあで、曇りがちだが気温は28度の予想。
暑ければ脱げばいいや、という服装で。
付近を歩く人影もまばらで、日曜とは思えない静かさ。
時間にほんの少し余裕があったので、熊本城方向に足を伸ばす。
(城彩苑)
塀の内側は、食べ物屋や土産品店が並ぶが、塀の外には人っ子一人いない。
これはこれで、なかなか良い。
銀杏の木が並ぶ小道を歩いていたら、木の実が落ちているのに気づいた。
(梅の実より遙かに大きい、濃い紫色の木の実)
辺りに木の実がコロコロと転がっていた。
なんの実だ?と咄嗟に考えた。
周りを見回してみても、銀杏と桜の木しか見当たらない。
1本だけ大きな椋の木があったが、全然実の大きさが違う。
今の時期に、銀杏の実があるわけもないし、そもそも実の色が違う。
スマホでも写しておこうとして、忘れてきていることに初めて気がついた。
ケイタイの不携帯はいつものことだが、車で町に出かけた折には、不携帯は拙い。
何かあっても、最近は電話ボックスが見当たらない。
句会はどうにか乗り切ったものの、なんだか今日は腑に落ちない一日だった。
地下駐車場に止めた車の場所でも、迷いそうになった。
いつもの入り口から入ろうとしたら、工事中で別の入り口に案内された。
いつもの地下1階ではなくて、駐車後に車を降りたら地下2階だった。
出口も、ぐるぐる回った挙げ句に進入禁止になっていた場所から出ることになっていた。
思えば、今日はついていなかった。
大きくて妙な形をした魚の骨が、先日歯科医院で被せた歯の間に詰まって抜けなくなったのが事の始まり。
次にスマホの忘れ物、引き続き左の親指の逆むけ状態がチクチクで、イライラ。
最後は、駐車場のグルグルでとどめを刺された。
帰りは、足下の明るい内に十分気をつけたのは言うまでもない。
「ゴミ箱で没句の喘ぐ声がする」・・・・しろ猫