今日は、かなり前に予約していた新型コロナウイルスワクチンの接種の日。
世の中は、コロナを中心に回っていて、大は国会やオリンピックから、小は私ごときのささやかな予定をも左右する。
具合が悪くなって、キャンセルではちと申し訳ない。
ワクチン接種の日に合わせて、おちおち病気もしていられなかった。
その分健康に注意したお陰で、コロナまん延以来病気をしていない。
町が、年齢毎に申し込み時期を設定しているので、混雑はしないが他所で聞く進捗の話より遅い。
注射はチクリ程度で、定期的な血液検査の針の太さと痛さに比べたら遠く及ばない。
現在まで特段の異常も認めない。
病院は近いので、歩いて歩数を稼いだ。
庭でモタモタしていたら、「キュウリが大きくなりましたね」と道路から声が掛かる。
「取りあえず、蔓だけはヒョロヒョロと・・」等と答えた。
蔓も長いけど、大きな実が道路の方からは見えるとか。
なるほど、2本植えている蔓にそれぞれ大きなキュウリがぶらりと。
よく見ると沢山のかわいい実が、先の方に花の名残をつけながら待機している。
現在1日に1本程度のペースで千切っているが、なかなか成長が早い。
葉っぱの陰のキュウリはついつい見逃してしまう。
見逃すと言えば、先日ツツジとサツキの選定をしていたら、ツツジの根元に万両を見つけた。
隣の猫が、ブロック塀の上を歩いて庭にやってくるのにツツジの枝が邪魔になる。
それに枝が伸びては、隣に迷惑をかけるので頻繁にカットしているのに万両に気づかなかった。
赤いモノがちらっと見えたので気づいたのだ。
赤い実がなかったら見逃していた。
元々捨ててあったものを拾って植えていたものが、20年くらい経った去年に枯れてしまった。
諦めていたら、何と鉢植えの大名竹の中ともう一つは別の小さな鉢のなかで芽をだしていた。
赤い実までつけたものは、今回が初めてで、都合3本の子孫が育っていたわけである。
改めて鳥に感謝。
ミニ菜園の方も、どうにか花と一緒になって育っている。
トマトもよくよく見ると、小さな青い実をつけていた。
去年は幹が2m以上になって驚かされた。
ゴーヤは、今のところ大人しいが、本気になって伸びて茂ると辺りを席巻する恐れも。
空き地で菜園をしていた頃は、採れ過ぎて連日のゴーヤ攻めに夢でうなされたことがある。
ミックスレタスも、猫進入防止策の隙間から芽を出してきた。
種を蒔いて暫くした頃、猫が穴を掘って土を動かしたので、動かしたままの位置で芽を出している。
3列に植えたつもりだが、列はくずれて思い思いの位置で育っている。
今一度、猫防護を動かしてやらないと、このまま成長すると動かせなくなってしまう。
近所の人や、猫に見守られながら大農園は維持されていく。
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ああ、そう言えばワクチン接種は、かかりつけでは一番近い耳鼻咽喉科を希望した。
医者も看護師も愉快なタイプで、波長が合うのが理由。
診察室に入ったら「は~い、口を開けて下さい」といきなり言われてしまった。
マスクをかけてご来院下さい、と特に接種券入れに書いてあったのでマスクしている。
耳鼻咽喉科だから、口を開けるのは通常診療だろうけど「マスクかけたままじゃ拙いですよね」と言ってしまった。
医者もマスクをしている口に診察器具を入れようとして、私がマスクをしているのに気づいて外すまで待っていた。
口も喉も異常なかったということだった。
通常診療の延長線のような第1回目のワクチン接種だったのだ。
天気も下り坂に向かっている。
今日のウオーキングは駄目かも。
「コウモリとツバメ交差して夕餉」・・・・しろ猫