庭の隅の草むしりをしていたら、雑草の中に白いものが目についた。
見ればなんと、俯いて草の陰でサツキが咲いていた。
(白いサツキ)
もう20年以上も前に、鉢植えにしていたものを庭の隅に地植えにしたサツキ。
地植えで管理を放棄したようなものだが、すっかり忘れた頃に花を咲かせて驚かす。
白と一分にピンクがかったものが混じることもある。
幹は相変わらず20年もなるのに小さいまま。
(赤いサツキ)
赤いサツキも、今年は咲くことを放棄したと思っていたら数輪が葉陰で咲いている。
今年は、ツツジもサツキも我が家では駄目な年だった。
改めて、庭の花を見てみる。
(赤なら負けないハイビスカス)
(最盛期を迎えたモントブレチア)
(梅雨時に爽やか黄色のグラジオラス)
(名前は??さて)
仏壇の花として切り花を買ってきて、根元に近い側で切り落としたものを鉢に挿しておいたら根付いて花が。
取りあえず仏壇の花の余った枝は、鉢に無作為に挿し芽をするので、全く菊の時期でもないのに花が咲く。
あらゆる種類の花が寄せ植え状態になる。
部屋の中では、まだ胡蝶蘭が頑張っている。
調子に乗って頑張らせ過ぎはよろしくないと思うので、早く咲いた方から花だけ処分する予定。
薄紫の方は、いま暫く頑張って貰う。
草花がこれだけ頑張っているのに、人間の方はからきし意気地が無い。
連日の30度越に、もうバテている始末。
「窓開ける出て行く蜘蛛を見送って」・・・・しろ猫