彼方こちらのブログで、彼岸花の記事にお目にかかることが多くなった。
当地でも彼岸花の名所は幾つかあるが、ささやかながら我が町にもある。
町を流れる小さな川の、堤防道路の両側に季節になると咲き誇る。
彼岸には少し早いがウオーキングの足を伸ばしてみた。
(堤防道路)
綺麗に草が刈られていて、所々には草を焼いた跡も見える。
しかし彼岸花は、花どころかまだ芽も出ていなかった。
芽が出る前に草刈りをして、綺麗な花を見ることが出来るよう集落の人が整備をしたらしい。
(草刈りをして整備した道路脇)
この堤防の斜面の両側に、びっしりと彼岸花が咲き誇る様はとても美しい。
まだ早かったかと、取り合えずウオーキングの目標とした橋の袂で引き返した。
その帰り道に、ひょいと赤い花のようなものが田んぼの脇に見えたので覗きに降りた。
(用水路脇の彼岸花)
何本かの彼岸花が、すでに咲いていた。
草刈りをしていない藪の様な中にも咲いた彼岸花が見えた。
ただ、時期的にはやはり少し早いようで、大部分はまだ蕾だった。
彼岸にはあと10日はあるし、ここの花が満開を過ぎる頃、整備済みの土手にも芽を出し花を咲かせることだろう。
県北の山鹿にある番匠地区の棚田や、菊池の旭志地区の彼岸花ロードも例年訪れている。
昨今の温暖化の影響はどうなのか、彼岸花に聞いてみたいと思っている。
「お静かに微かに花の開く音」・・・しろ猫