予想進路が、ここまで日本列島の形に沿っている台風も珍しい。
最高に嫌らしいコースをとる台風の来襲である。
昨日から台風対策をせがまれていたが、免許更新の高齢者講習だの町の文化祭の打ち合わせだので忙しかった。
朝目覚めると小雨模様だった。
(今朝の東の空)
風雨の強くならないうちに、台風対策や買物などを済ませておく必要がある。
先ずは買物から済ますことにした。
通常の食品等の購入の他に、停電に備えて火を使わなくてもいい缶詰やパックの非常食も購入。
小雨のタイミングと、店内をうろついている時間がうまい具合にマッチして、まったく傘は必要なかった。
道ばたでは彼岸花も頑張っていて、台風が過ぎたら棚田でも訪ねてみようと思った。
帰宅すると直ぐさま台風対策として、スダレを外し花木の鉢類を移動し、飛びそうな屋外物は全てブロックの重しを乗せた。
ブロックが足りないところは、20リッターや10リッター入りの水管を満タンにして重しにした。
(ヘチマ)
台風が来ているのを知ってか知らずか、ヘチマは何時もの朝と同じように花を咲かせていた。
(ヘチマの実)
ヘチマの実も随分大きく成って、都合4個がぶら下がっている。
このヘチマとゴーヤは自力で台風に対応して貰う。
(ゴーヤと花)
ゴーヤは、時期が終わって枯れた葉っぱも目立ち始めた。
撤収をしようと思ったのだが、蔓が微妙に他の花木に巻き付いているので撤収するより台風対策に利用しようと考えた。
ゴーヤの蔓に、支線の役割を果たして貰おうという一石二鳥の作戦だが、果たして上手くいくかどうか。
(バラとバジルの花)
バラとバジルも混然一体となって花を咲かせている。
これもお互いに支え合って台風に対応してもらう作戦。
もっとも、予報通りの強烈な風ならば、人力で補強したとしても結果は無残なものになるだろう。
可能な限りは対策を講じるが、それ以上のことは運を天に任せるより他はない。
風対策も、予報の風向に対応している。
今後はコースの変化や風向きの変化に対応して微調整するしかない。
18日に計画されていた川柳大会も、22日に延期することになった。
一個の台風は、個人の予定から地域・団体の行事、果ては災害対応まで大きな影響を及ぼす。
被害が最小限に収まることを祈るばかりである。
「蕪村の句ハザードマップ今一度」・・・しろ猫