今日は朝から良い天気。
柳誌の編集作業で吟社に向かったが、例によって江津湖の遊歩道をテクテク。
昨日の対岸のウオーキング時の様子と共にUPすることに・・。
(湧水1)
江津湖は水前寺方向を始めとして、各所の湧水が集まる場所であると共に、ここ自体が湧水地帯である。
(湧水2)
こうして岸辺で湧き出ている他、湖自体の底からも湧き出している。
若い頃よくボートに乗ったが、水底を覗くと湧水で砂がモコモコと吹き上がっていたのが見えた。
(湧水の小川)
各所からの湧水は、小川となって江津湖に流れ込む。
(対岸で見た河津桜)
いつもは通らない対岸を歩いたら、河津桜がもう満開を超して葉っぱが目立つものもあった。
(水神様)
清正の時代に、堤防が築かれ湧水地帯のこの辺りから下流には広大な田んぼが造成された。
田んぼ地帯は、水面の高さとほぼ同じくらいで、水神様はこの一帯の守り神となっている。
この湖から流出する水は加勢川となり、益城町・嘉島町方向からの川と合流する。
(上江津湖と下江津湖の境界付近)
ヒョウタン型をした江津湖の丁度狭隘部で、細いので川のように流れている。
貸しボートの時間が迫って、上江津湖のボート乗り場に帰ろうとすると水流で中々戻れない。
超過料金を取られたことも何度かある。
(紅梅)
(競技用ボートの桟橋)
(餌を求めてクロツラヘラサギ)
浮き草の中で餌取りに夢中のクロツラヘラサギ。
昨日はノンビリ寝ていたが今日は活発に営業中。
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編集作業が終わって夕日の中をテクテク車まで歩く。
(夕日と水鳥たち)
歩きながら時々立ち止まってシャッターを押す。
足元にちょっと妙な感じがしたので、足元を見たら猫が居た。
(一緒に歩く猫)
「どうしたんだ?」と聞いたら不思議な顔をされた。
何度か話しかけたら、尻尾を前足の前に回してすっくと座る。
猫の、気をつけの姿勢である。
よしよしとカメラを向けたら、撮影を拒否された。
暫く一緒に歩いた後、やおら身繕いを始めた。
なかなか身だしなみに気を遣う、誇り高い猫と見た。
やれやれ、猫の見送りを受けながら車の位置へ急いだ。
「カルデラの阿蘇は火の元水の元」・・・しろ猫